徒然雑記



2001年分
――2002年 1月分 2月・3月分 4月分 5月分 6月7月分 8月〜10月分 11月〜12月分
――2003年 1月分 2月分



4月28日

 ちょっと今、なんで? という衝撃と怒りで頭の中真っ白です。
 あかん、ほんまにちょっと……

 阪神タイガースにはトラッキーというマスコットキャラがおります。これがまた、エンターテナーとして素晴らしい逸材で、常に楽しいパフォーマンスで甲子園球場を湧かせてくれていました。間違いなく12球団でもトップクラスの味のあるキャラクターでした。もう、物凄く好きでした。
 それを、新聞記事によると阪神球団がこのトラッキースタッフの方を、派手にやりすぎだと解雇してしまったというのです。
 ……阪神って、お客に来て欲しくないんでしょうか。お客に来て欲しいとヒーローインタビューで選手に言わせてるくせに、言わせてる営業が営業努力を放棄してる。ただ、ボケーっと突っ立ってるトラッキーに何の魅力がある。何の意味がある。ほんとに、ほんとに何を考えているのか。選手や監督コーチの人事はチームを強くするためです、ファンとは考えが違うとしても、ある意味文句を言っても仕方ない。でも、これは純粋に客に対するサービスの低下を意味します。客を舐めてるとしか云い様が無い。
 客を呼ぶという根本的な部分を経営陣が理解してないとしか考えられない。なんかホントに情けなくて涙出てきました。畜生。この球団、ホントにダメです。怒りよりもう哀しいやら情けないやら。

 阪神の公式ページを覗いてみたら、掲示板は抗議で一杯。

 自分、阪神ファンです。この変なチームが本当に好きです。でも、それだけに、このチームを経営するこの会社には嫌悪と憎悪しか抱けません。昔から何も変わらない。ファンのことも選手のこともなにも考えてない。チームは変わりつつあるかもしれません。でも、阪神が阪神である限り変わらない部分がある。今回のこと、もし本当に新聞記事の通りなら、本気で失望しました。がっかりです。情けない、情けない。
 ……マジ、泣きそうっす。


 追記:どうやら球団から公式コメントが出たようです。
 ちょっと熱くなりすぎてたと反省。ただ、球団の営業に対する認識不足はやはり呆れを拭うことはできないです。
 もうちょっとファンからの視点というものを身につけて貰えないだろうか。まあ、ムリだろうけど。


 和歌山で、収賄で逮捕拘留中の旅田氏がトップ当選を果たしました。
 日本人の民度ってのはまさにこの程度です。民主主義なんて片腹痛い。何も考えていないくせに、何もかも分かってるかのように文句ばかり言う国民ってのが露骨に浮き出てしまいました。
 小泉首相は言いました。世論が間違う事もある。首相が口にすべき言葉じゃないけど、明治から現在までの歴史を見て、これほど真っ当な正論はそうはないでしょうね。


 …………え? ヒカルの碁終ったの?
 ちょっと…これは……え? なんで?




4月27日

 時間見たら午後7時過ぎてたので、慌てて選挙行ってきました。
 思いっきり死に票なんですが(涙)
 うーん、こいつが市長かよ。

 学校の取り壊し問題で町長がリコールされた滋賀県の豊郷町。あのおかっぱ頭の前町長が再選したそうで。しかも50票差。結局、反対派が分裂したツケが出てしまったわけですね。しかし、反対派のあの二人も二人だっただけに……
 リコールしておきながら再選させるというのは、一見矛盾してるみたいですけど、つまるところ学校問題は大野が悪いけど、他は他のやつよりマシ、って感じに取れるんでしょうね。とはいえ、そんな無言の意図を大野町長が汲むわけがなく、また自分の思う通りにやりはじめるんでしょう。前より好き放題やり始める気がするなあ。


 野球、大味過ぎ。
 今度は巨人が8回に十点取って逆転。あれはね、山下監督が悪い。若さが出たね。あそこは腰をデンと据えて、任せたって斎藤に託さないといけない場面だった。シーズンを通して戦う事を考えるなら、ここは【エース】斎藤に全部任せて完封してくれと願う場面だった。球数はキツかった。木塚が帰ってきた。でもね、今後を見据えるなら、ここで心中する覚悟を決めなければならないところだった。代えたらただの一勝になる。ここで代えなかったら、そして零封で勝ったなら、もう一度浮上が見込めるキーともなる試合だった。それを、代えてしかもこの大敗。もう、横浜再浮上は期待できなくなったといってもいい。それほどの大敗戦。
 代えるその前に自分でマウンドに行ったのが敗因。時に、ベンチは微塵も動いてはならない時がある。それを見抜けなかった山下が、この戦の戦犯であり、低迷最大の責任者になってしまった。
 大ちゃん、痛恨の一戦である。


 阪神は昨日と裏腹に、チャンスに悉く凡打。負けるべくして負けた試合。
 しかし、下柳が先発はやっぱりどうかと思うなあ。
 広島の石原捕手、こいつは買いかも。


 …………あー、幻が見える。
 佐藤大輔氏の新作がトクマから出るとかなんとか。

『平壌クーデター作戦 静かなる朝のために』

 …………あれ? 皇国の首都って平壌だったっけ?(皇国の守護者続編じゃありません。そもそも皇国は中公っす)

 5月20日発売。延期しなければ。


 『流血女王伝 女神の花嫁(上)』 著:須賀しのぶ

 女王伝新作キターーー!! と思ったら、外伝だそうです(ぉぅ
 しかもラクリゼ姉様、幼少の砌篇。サルベーンって昔からああいうやつだったのね。




4月26日

 ・ゲーム

…………
 リーゼントをクリッククリック♪
 いやもうなんていうか、エニックスとスクエアが合併したのはこれを作るためだったんですか!!(違


 なんかデモンペインが激烈に燃える傑作らしい。そんな声声声の嵐。
 GWはこれに嵌まろうか……いや、その前に店頭に残ってるかが問題なのだが。


 ダ・カーポ、本当にまーたりと進めてます。一週間に一度ほど思い出したようにちょっとだけ。
 いや、はっきり云って自分には合わないです。そろそろお蔵入り。


 ディスガイアはひたすらにアイテム界突入中。まだ最下層には行けるレベルじゃないんですけど。


 ・野球

 弟が、「セリーグの防御率最下位のチームどこか知ってる?」と聞いてきたので、「巨人やろ」と答えました。
 弟曰く「いや、中日やねん」

 え゛!?

 いや、久々に「〜知ってる?」というフレーズで、マジに驚きました。
 セ界最強の投手陣と謳われた中日が、実は防御率最下位だったとは。実際に、最強投手陣という評判どおりの活躍をしてると思い込んでたんで。で、誰が悪いかというと朝倉なんですが(w
 しかし、確かに先発が崩れると大量失点というパターンは多かったですけど、まさかここまでとは。
 てなわけで、そんな中日の最悪パターンが最悪な形で噴出してしまったのが今日の試合でした。

・ヤクルト21−3中日

 ……なんちゅう試合をやっているのか。
 完全に山田さん捨て試合でしたね。中日、中盤が良過ぎるんで、負け試合に出すピッチャーが逆にいなかったりする。お陰で朝倉や小山を引っ張りすぎるのか。

 でも、今年はその大量得点差が安心に繋がらないのがセリーグの特徴。
 阪神悪夢の9回2死からの対巨人7点差同点劇。
 巨人悪夢の9回河原爆死。ヤクルト逆転勝ち。
 そして、今夜、広島悪夢の8回裏6点差逆転負け。

・阪神13−10広島

 ヤクルトが一回に10点とれば、こっちは阪神9点です。
 こういう時って、投手は魅入られたように打ち込まれてしまうんですよね。広島の玉木、悪くはなかったんですよ。でも、結果は見てのとおり。
 ともかく新人ローソンの伊代野、初勝利おめでとう。実は松坂世代らしい。
 それと、こんな試合で言うのはなんだが、前田の今日のホームランは筆舌し難い、素晴らしい一打でした。これほど文句のつけようの無いホームランはあまり記憶に無い。最近はバカみたいな下らないヘナヘナな当たりか、アホみたいに飛んでいくピンポン玉みたいな当たりのホームランばかりだったので、魂の保養をさせていただきました。
 ホームラン・オブ・ホームランとして殿堂入りすべきほどの高見に到達したとすら云えるかもしれない、最高のホームランだった。
 孤高の天才、前田、此処に一つの極致を見たり。


・横浜4−0巨人

 ドミンゴって初めて見たけど、あんないいピッチングするのか。
 相変わらずドキドキの古木の守備に色々な意味で心が奪われました。
 そういえば、チームホームラン数第一位って横浜なんですね。それが勝ちに繋がらないのが問題なわけですが。


・近鉄7−1日ハム

 今年一番ブレイクした投手の片割れが、この近鉄の岩隈です。
 いや、もうスゴイのなんのって。去年までのナヨ竹の君ってところがまるでなくて、いやもうすごい。
 すごいしか云えない投手になっちゃってます。すごいすごい。


・ロッテ2−1西武

 そしてブレイクのもう片方がロッテの清水。
 今日は久々に土曜がお休みで、昼間にやってたこの試合を見てたんですが、ロッテ躍進の立役者は伊達じゃないです。
 こんなピッチングされたらそうそう打てない。このスライダーは絶品。
 去年までパリーグの凋落が話題となりましたけど、今年はとんでもないです。ダイエー新人衆とともにスゴイのが揃ってます。

・ダイエー7−3オリックス

 で、こっちはリー監督の初采配。でも、さすがに簡単には勝てませんでしたね。
 守りがなあ。
 今年、葛城がレベル上げたのが谷しか居なかったオリックスの期待なんだけど、これだけだと……
 しかし、斉藤和巳は堅実にいいピッチングをします。




4月25日

 婆ちゃんの付き添いというか運転手で病院の眼科行ったんですが、待ち時間長過ぎです。
 薬貰うのと簡単な診察に、なんで三時間も掛かるんだか(診察時間は15分)


 魔界戦記ディスガイア。当初赤魔法使いだったキャラを魔法戦士を経てコソドロ系の最上位クラス−宇宙海賊にクラスチェンジしたんですが……
 ドロボー面白れぇ!
 もう、盗み放題です。


 ドロボーといえば、アメリカのFOXテレビがやらかしやがりましたね。
 美術品の略奪をマスコミがやるか?
 とはいえ、これってまだマシなケースらしい。米軍のモラルの低さってのは大したものらしいっすからね。あの国で軍に一兵卒として入る人たち、国籍を得るためとか国家に帰属するために入隊する人らは別としても、不況だろうとバブルだろうとレベルの低さは変わらないらしい。不況になるほど人気の自衛隊とは違うそうで。
 しかし、一緒にイラクにいったイギリス軍が米軍のモラルの低さに呆れ果てたってぐらいだから、どれほどの事をやらかしてるのか。只隠しに隠してるネタは多々あると思われます。


 北朝鮮、核保有を宣言しましたね。今更つーと今更ですけど、やはり本人の口から出されたのは大きいか。
 こういう分断国家って、核使用の歯止めが普通の国家よりよっぽど軽いわけで、使うとなったらあっさり使うでしょう。
 とはいえ、今のアメリカがそれを考慮するのか。やるとなったらやるかなあ。
 でも、韓国や日本がまともに経済力を持たないあそこを抱える勇気があるかは疑問だけど。東ドイツと併合した西ドイツの苦境の非じゃなさそう。


 え? デモンペインって今日発売だったの!?(まったく知らんかったヤツ)


 なんか耕一さんが完全に引き立て役扱いっすね、参った(汗)
 自分としては、むしろ彼の挫折と成長の方が主眼だったんだけど。まあ、描き足りなかったんですが。未熟です。
 ちうか、あのSS内では登場キャラ全体から見ても耕一さん弱い方だったんすけどね。当初の段階じゃ葵にも歯が立たないレベルだったんだし。ファンタジーだと普通に色んな化け物とかたくさんいるんで、エルクゥってだけで無敵ってのも変だし詰まらんなあと思ったもので。対比として柳川なんかがエルクゥとしての自分に甘んじてないキャラになってたんですが。
 まあ、民間人である旅籠の若大将が、必死扱いて格闘技学ぶ必然性もなかったんですけど(苦笑

 あー、でもこの誰が誰より強いって正直どうでも良かったんですよね。数値で検出できるもんでも、比べられるもんでもないし。話の展開上必要な時以外は書いてる方としてはホントどうでも良かったんで。良く感想で聞かれたので結構困惑した覚えもある。
 K-1のミルコとホーストのどっちが強い、なんて話題、決着付かないでしょう? 例え、対戦して結果が出ても。やる度に結果も変わる可能性もあるし、コンディションやシチュエーション次第で結果なんてコロコロ変わる。
 でも、ミルコやホーストと大学なんかの空手大会のチャンピオンとどっちが強いって言ったら、そりゃミルコやホーストの方だろう。勝てるかと問われれば勝てないと断言できる。
 それぐらいレベル差が話の設定としてあるんなら明言できるけど、そういうの以外だと正直困った。時と場合と相性によるとか、書く段階での展開次第とかよく繰り返してたっけ。てかね、あんなもん、普通に考えたら空飛べて遠距離攻撃できるヤツが問答無用で勝つに決まってるんだから、一々比べるのって不毛でしょ。結局、全部話の展開次第なわけっすよ。そんで話の展開に誰が誰より強いってのはあんまり必要なかったし、書いてる方としては興味もなかった。設定魔としては他に考えて楽しい事が一杯ありましたし。
 それと、北ちゃんは最強どころかスキル的に比べるとそんなに強くない方って幾ら言っても見向きもされなかったのには参ったですね。本文中にも書いたのに(苦笑
 あんまり最強最強、こっちが主人公主人公云われるので、なんか香北サイド書くのが嫌になったのも、反発で丁度立場的に比較対照のところにいた祐一を必死に強くしたのも懐かしい思い出ですだ。お陰でストーリー的にもガディムサイドの内容が増したんすけどね。
 元々、葉鍵のキャラをメインとか脇とかの貴賎なく大暴れさせてみたいってのと、香里をヒロインにして話を書きたい! ってのが執筆の動機だったから、北ちゃんには一時期深刻に執筆テンション上がらなかったっすねえ(苦笑)
 多分、読んでくださった方は信じてくれないと思いますけど、北ちゃんが主人公じゃないって言い張ってたのは本気でした。
 自分としては、こっちサイドの話、香里香里香里のつもりだったので。証拠いうわけじゃありませんけど、良く見てください。北ちゃん、目立ちまくってる割に、何もやり切ってないでしょう? クケケケ(w

 まあ、戯れ言的回想です。
 しかし完結してからもうすぐ10ヶ月。第一話公開してもらってから二年半ほど経つんですね。早いなあ。


 『ちょー薔薇色の人生』 著:野梨原花南

 ちょーシリーズもついに完結。
 もう、最後のページを読んだ時は感無量でした。多分、この話はこのフレーズをもって締めるのが、最良にして最高の、そして必然でもある終り方だったんでしょう。何も云うべきことはありません。ただ、このシリーズに逢えた事に感謝を篭めて。




4月23日

 不思議というべきか、それとも効能というべきか。
 かのんコンペでもそうだったんだけど、比較する対象があるからか、こんぺに参加すると、投稿するまでなかなか良く書けたと思っていた自作のアラや未熟な部分、不満な部分や曖昧な部分が露骨に目に付くようになる。分かったからといって直せるかといえばまた別の問題なんだけど、あかん部分が分かるというのはやっぱりこんぺのイイところなんかなあ。
 他者とのレベル差以前に、自身の作品の弱さにあかんなあと思う今日この頃です。

 という具合に敗北者の弁を書いてみようかと計画中(w


 ・オリックス 石毛監督解任。

 いや、驚いた。この段階で辞めさせるのは、オリックス、あかんやろう。まだ早すぎる。とはいえ、この人、監督としての適正には能力云々じゃなく性格云々としてあまりない感じがしてたんですけど。言動などから。コーチ向きだよなあ。
 まあ、これより驚いたのは、代わりの監督がレオン・リーということです。
 レオン・リーって近鉄のローズより日本語達者らしいっすね。奥さん日本人やとか。なんや、なし崩しに外国人監督が二人になってしまったよ。


 中日4−2阪神
 今日は、中日の必勝パターンが炸裂。
 あの中継ぎ陣は反則レベルです。6回70球前後で平然と先発の山本昌を変えるもんなあ。
 つまり、中日は6回以降にさえ勝ってたら、まず逃げ切れます。
 先発が割と安定してる阪神と、中盤以降がほぼ完璧の中日。どっちがいいかと比較するのは難しいけど、中日のあの陣容は羨ましく、また素晴らしいです。
 藪がなんかドツボに嵌まってる。昨日で谷中がアウトになったけど、藪もヤバいよ。
 今日、福留が二発。彼が復活すると中日打線はさらに凶悪になります。でも、アレックスとクルーズが落ち気味で、立浪も故障を抱えてる現状を見ると、楽観は出来んのよねえ。


 巨人、9回に逆転負け。この間阪神にやったことを、規模は小さいながらもヤクルトにやり返されました。しかも、守護神で。オマケに阪神には勝ち越せなかったけど、ヤクルトには逆転を許してしまった、と。
 河原、今年はもうダメですね、あれじゃあ。


 『焼きたてジャぱん』の昨今のエロさはいったいなんなんでしょう(汗)




4月22日

 
式神の城2のキャラ、ニーギ・ゴージャスブルーって……
 ガンパレードマーチの新井木勇美なんですね。知らんかった。驚いた。めっちゃイイ女になってやがるじゃねえか。



4月21日

 『DADDYFACE』の新刊が7月発売!?
 もし本当なら、本当なら…………ふぇぇぇん(号泣

 ちなみにサブタイは『メデューサ』となっております。


 上泉信綱に関しては、私のバイブルは池波正太郎の『剣の天地』です。


4月18日

 確か前年は、美坂姉の誕生日にすらなにもしなかったのに、野郎の誕生日なんざ知らん! と言った覚えのある北川君の誕生日です。ところで、中学生以上で誕生日祝ってもらえるんでしょうか?
 うちでは取りあえず、晩飯後にケーキぐらいは食わせて貰ってました。ケーキ食えるのって自分の誕生日か、弟の誕生日か、クリスマスだけなので、別にプレゼントなんか貰えなかったけど、それなりに楽しみでしたねえ。
 んで、ケーキ食うたびに胸焼けして、自分が洋菓子の甘いの苦手だったことを思い出す、と(w

 なんの話をしてるんだか。とにかく、今年はグンヤさまの方で北ちゃん祭りを開催していらしたので、お祭り閉幕日でもある本日(この日記、書いてるのは20日なんだが)、参加させていただきました。
 いやー、楽しかった(笑)

 おねこんぺの締め切り日が明日というわけで、かなりてんてこ舞いの修羅場に陥ってたんですが、なんとか両方始末をつけること叶いました。
 で、おねこんぺの方も投稿してきました。
 短編の方はもう結果発表だったんですね。書く方に忙しくて読む暇がなかったので、これから読む所存です。まあ、中篇の方もじきにオープンなわけで、そっちを先に読むことになるでしょうけど。で、どれくらいの本数が出るんでしょうね。不安、心配。下位だったら嫌だなあ……というか、前回より下だとやっぱりガックリ来るでしょう。
 自分の実力は弁えてるつもりだけど、それでも悔しいものは悔しいですからねえ。だったら、前二回もウケ狙いの書けって話ですけど……一つネタ思いつくと、他のが思いつかないからなあ、自分(苦笑)
 そういえば、実は今回のこんぺ作品が私の初ONESSとなります。この世界、ONEにめぐり合ってしまった所為で踏み込むはめになったというのに、我ながら意外でした。まあ、順位としてはどうなるかはわかりませんが、上の方にいったらイイなあと思う所存です。自分的には前二回のより上手く書けたと思ってるんですが、単に書けた直後のハイテンションの所為でそう思えてるだけで後で見たら目を覆ってしまうかもしれませんし、また自分の感性が他人とズレてないという保証もないですし。期待したら、痛い目あいそうなので、控えめに正座して待つことにします、はい。


 :21日追記

 死して屍拾うもの無し。

 ええ、前回より下に転げ落ちそうです。
 他作品のあまりの眩しさに眼を覆い、自作の荒に眼を覆い。
 そしてミスには首括り。なんで推敲なんどもやって気付かないかなあ。


 ・クラスター爆弾騒動。

 …………えー、本気で頭に脳味噌入ってないんですか、マスコミさま。
 予算書に明記してなかったって、なんで予算書に細かく明記する必要があるんですか。それを、極秘に、とか、秘密裏に、とか。あんたら、毎年細かく予算書を分析してるのか?
 マスコミ自体が情報公開の意味を理解してないってのは、ゾッとしない。ってか、バカ?
 ちゃんと広報や基地公開、雑誌などに情報を出してるじゃないか。って、自衛隊の装備年鑑にもちゃんと明記されてるぞ。知ろうと思えば知れるほど情報を公開してるのに、それを秘密って……自分たちが知らなかったら全部秘密なのか? 自分たちの無知・無見識、努力不足を棚に上げて……ちょっと今回ばかりは呆れてものがいえない。
 だいたい、予算書に書いてながら、所有の情報を一切表に出さない方を秘匿というんじゃないの?
 いや、そもそも、クラスター爆弾程度でなんでこんな大騒ぎになるのかさっぱり分からん??
 ばか?

 それと社民党、こういうことがあるたびに、頭の悪さを律儀に暴露しないでください。
 いや、本当に毎回毎回律儀なんだから。

 ここ数年、Nステまともに見れなくなりました。あの恣意的な作り方がもう頭おかしくなりそうで。
 情報操作の基本のような番組ですね、はい。


 ・はじめの一歩

 残念ながら、このアニメ、こちら関西では放送されてなかったんですよね。
 で、毎月地味にレンタルして見てました(w
 ところが、今週に入って毎日深夜に総集編やってやがるし。おい。
 いや、でも千堂戦のラストはまだ見てなかったので、総集編ありがたかったです。
 しかし……このアニメの迫力の凄さは、もうなんと言っていいか。背筋ゾクゾクです。
 デンプシーロールの迫力たるや、もうもう(涙)

 なにやら、今後も金曜ロードショーでこういうパターンで放映されていくらしいですけど……
 一歩以外の試合を放映するのは難しいだろうなあ。映画枠だしナア(ガッカリ




4月13日

 ――競馬

 本日の阪神競馬場は実に素晴らしい桜吹雪でございました。
 春爛漫!!

 懐具合は爛漫と行かないのが人生で御座いますが。

 それにしても、今年の桜花は久々にいい陽気だった。そして、風が吹く度に舞い散る桜の花弁は本当に綺麗でした。あれを桜吹雪と名付けた人は素晴らしいと思います。本当に吹雪。売上、入場者数も去年を上回ったらしい。春爛漫です。
 とりあえず、初G1奪取の幸騎手に拍手。


 ――野球

 いつの間にか、パリーグが混戦模様になってきてます。
 西武が予想以上にガタガタ。特に自慢の投手陣が。はっきりって、今のところまだ近鉄の方が先発頑張ってるんじゃないでしょうか。大塚ほっぽりだして赤堀ダウン、松本失踪という状況下で岡本しか残っていないという中盤以降という現状にも関わらず、なんとかなってるし。
 ロッテと日ハムが頑張ってます。最初期に躓いたのに盛り返してきたのは立派。

 一方のセリーグですが、これもちょっと分からなくなってきました。
 三強三弱と分かれてしまいそうになっていましたが、ここに来て三弱が粘りを見せてます。ってか、巨人がありゃ、だめです。
 一昨日、あれだけの試合をしておきながら、続く二試合で完敗。むしろ、勢いから見て逆効果。阪神が逆にあの同点を帳消しにして波に乗りなおしてしまいました。
 太腿肉離れの清水、左手親指靭帯損傷の工藤、そして今日の元木と仁志。あー、誰ですか? 去年の阪神の怪我人続出の惨状を前にして、阪神の選手層は薄いからダメだった。巨人の選手層を見習えといってた評論家は。……あ、どいつもこいつもか(w
 はっきりいって、現在の巨人のラインナップを見るに、去年の一番ヤバい時の阪神の方がまだマシです。見るも無残。
 いやね、はっきりいって三人も四人も一気にレギュラーが抜けたらどうしても見劣りしてしまうのはどの球団だって同じなんですよ。でも、それにしても巨人、残ってる選手ロクなのいないじゃん。
 また、投手陣が壊滅状態。唯一いいピッチングをしていた工藤も昨日打ち込まれたわけで、オマケに怪我で離脱。上原が今のままじゃ勝てない。あとは桑田と高橋と木佐貫。信頼できるのは桑田だけという状態。真田は先発に回した方がいいと思います。あと、中継ぎが岡島くらいというのがツライ。他は総崩れ。新人の久保君が頑張ってるけど、彼に中心に大回転させるにはキツいものがあるでしょう。絶対途中でヘバります。そして、阿部。正直、今年のリードは感心しない。打つ方はいいかもしれないけど、捕手は守れてこそ。去年は投手陣全体が好調だったけど、今年は真逆。そういう時こそ上手くやらなきゃいけないのに、一緒にダメになってどうするのさ。ちょっとがっかり。誰だ? 既に古田レベルに届きつつあるって言ったやつは。
 とにかく、巨人は本当にお先真っ暗。誰だ、松井が抜けた穴を感じさせないって行ったヤツは。
 長嶋や王がいきなり抜けたとして、そいつらは同じ台詞を吐けただろうか? 松井ってのはそれほどの選手だったのに。知っているのは相手チームのファンだけなのか? あいつは本当に凄かった。凄かったんだ。ペタなんて問題じゃない。

 で、恐らくは優勝候補筆頭の中日。ところが、あれあれ? 実は野口、朝倉、小笠原とあれあれ? な先発陣が出てきてる。川上、バルデス、山本昌とまだ揃ってるんだけど、昌さんは年の分年間通して考えると割引いて考えないといけないから、ちょっと大丈夫か?
 野口次第。川上とバルデスが高いところで安定してるので、大崩はしないでしょうが。何しろ、中継ぎ以降が本当にしっかりしてるから。大塚、岩瀬、ギャラードのラインは強靭。他にも平井やらがいい調子でスタンバってるしね。
 打線も迷走中の福留を除くと実に怖いラインを維持してる。
 不安要素は出てきたけど、まだまだ優勝候補No.1

 それから、いわゆる3弱と呼ばれたヤクルト・広島・横浜なんだけど、これがまた打つ方の調子が上昇中。横浜なんか古木・鈴木・ウッズに新人の村田で本塁打打ちまくってるし。
 広島も打線が上向いてきてる。ここは黒田と高橋健が本当にいいし、中継ぎでも玉木、抑えで永川と形が出来かけてきてるので、もしかしたらグッと上向いてくるかもしれない。
 ヤクルトもラミレスを始めとして打ち始めてる。それと錠剤みたいな名前の新外国人投手も大きく見えるピッチングをしてたので、石川と両輪で頑張れるかも。でも、坂元弥太郎があかんのが気がかりだ。やっぱり、故障者大発生はキツい。


 阪神? 不安要素は谷中、金沢。ポートはクビ。他はええんちゃう?
 とにかく、金本様様。ここまで安心して見ていられる人を、あたしは今まで見たことがない!
 阪神のバッターってどいつもこいつも打てる気しなくて、頼りなかったからなあ。でも、ここ数年はチャンスがピンチに思えなくなってきた。
 あと、片岡。今の彼は技術・精神ともに凄くいい感じ。スタメン任せても大丈夫なぐらいなのが逆に勿体無い。去年のことは言わないよ。去年があってこその今年なんだから。にしても、彼が出た時の歓声はテレビで見てるこっちも嬉しいなあ。
 打てない打てないと文句を言いながらも、やっぱりみんな嫌いじゃなかったんだ。傍目で嫌と言うほど、必死さが伝わってきてたからねえ、去年は。だから、今年の復調は本当に嬉しい。
 単に勝ってるから心に余裕があるだけ、とも言ってしまえるかもしれないけど。


 ――ゲーム

 有田修三のラジオ解説を聞きながらディスガイア。
 僧侶をアーチャーにして、星魔法使いを緑魔法使いにして、赤魔法使いを魔法戦士にして、と色々弄くっております。
 レベルはラハール君250を突破。


 ――読書

 『鋼鉄の少女たち2』 漫画:しけたみがの 原作:手塚一佳

 異世界における戦争。その中で少女だけで編成された戦車隊を描いたこの漫画。
 もう二巻目で、既に戦況は末期状態?
 例えば、少女だけの戦車隊といえば伊吹秀明氏が執筆されたかの『猫耳戦車隊』があるわけですが、こっちは耳の先が尖がってます。じゃなくて、内容は比較に適さない。猫耳戦車隊が萌えだったとして、此方は徹底的にハードです。えぐいです。戦争です。
 WWUの東部戦線を連想される容赦呵責のない最悪の連続。英雄たるの罪科。必見です。
 このしけたさんって、佐藤大輔氏の『皇国の守護者』の末ページでイラスト書いてた人です。加えてその『皇国』とToHeartとのパロで有名だった人。
 群星伝でなんで神岸あかりがああいう人で、ああいう部隊を率いることになったのかというと、このパロの所為です(笑)


 『Dクラッカーズ6 追憶−refrain−』 著:あざの耕平

 既にDOLL氏が感想書いてるけど、私も同乗。
 素晴らしいッ!!
 だいたい書きたい事はDOLL氏が書いてるので、そっち見てください。
 とにかく、私は今回の梓ちん、前巻までが醜い部分を曝け出すわ、ボロボロになるわで苦労した分を、一気に取り戻した気がします。エエ女や。
 そして、水面下で進行する取り返しのつかない事態の描写。文章といい構成といい雰囲気作りといい、本当に上手い。
 最初からこの事態に帰結するためにすべてを積み上げていったんだろうか。すべての事態の推移が計算し尽くされているように思える。
 にしても、やっぱりこの展開、あのゲームを思い浮かべますよね。
 でも、このスパンと喝を入れられるような爽快さは、あのゲームより勝ってると思う。BGMもCGもないのに。
 いや、単にあのゲームには梓みたいなタイプの女の子がいなかったってだけかもしれないけど、あの電話のシーンは良かったからなあ。


 『ダブルブリッド[』 著:中村恵理加
 主人公の優さんじゃないけれど、私もあの人の名前、どうしても思い出せません。そりゃ、前巻から一年以上経ってるもんなあ。
 遂に読んだぞ、ダブルブリッド!!
 元々この中村恵理加という人は、異質な存在を描くのが桁外れに上手い。人間以外の存在を描くフィクションは数多あるが、本当の意味で人間以外の存在を人間じゃない異質な存在として描けてるのは、この人だけなんじゃないだろうか。今までけっこう色んな本を読んで、映画を見て、漫画を読んだけど、この人だけと言い切れてしまえるものがある。
 この人の描くアヤカシたちの考えてることがどうしても理解できない。理解することが怖い。意味不明なのではない。わけがわからないのではない。無茶苦茶言っているわけではない。ただ、異質なのだ。気持ち悪い。
 そして、この人ほどスプラッタな描写を血生臭くえぐく気持ち悪く痛そうに描ける人もそうそういないだろう。そんじょそこらのホラー作家やダークな作品書きなど箸にも掛からない。今回はマシな方だったんだろうか?

 最後に、多分、もう、この作品における主人公の片倉優樹は、狂っているのだろう。
 例えば、ダークと呼ばれるジャンルを書こうという人は、是非この七巻を読んで欲しいと思う。
 狂うとは、こういう事を言うのだ。
 イカれた言動を取ることが狂気なのか。正気でないことが狂気なのか。
 違うとは言わない。狂気の定義など、定まらないものだから。でも、そうだとしても、その一つの答えがここに描かれていると思う。

 この狂気は、凪の海のようだ。


 『シルフィ・ナイト』 著:神野淳
 電撃文庫の新人賞奨励賞作品だそうで。もう一方の奨励作品『シャープ・エッジ』はあまりに無味乾燥な内容が完全に私の趣味から外れていました。で、こっちはというと……おお(w
 なんつーか、まんまWWUの欧州戦線、しかもバトル・オブ・ドーヴァーな舞台設定ですが、一応異世界みたいです。
 魔法があり、また退場しつつある世界の飛行機ものでわりと正統派な恋愛もの。オーソドックスですが、良作だと思います。
 にしても、まんまメッサーシュミットだったりタイフーンだったりスピットファイアだったりする戦闘機の数々(笑)
 そして、特筆すべきが、主人公とヒロインが乗る『モーニングスター』複座戦闘機。これの元ネタって、絶対あれなんですよ。
 【ボールトン・ポール・デファイアント】複座戦闘機!!
 ググッってくだされば、こいつがどんな戦闘機かは自ずとしれるでしょうが、一言で言ってしまうと、世界最強の迷機!! ジョンブル魂の権化!!
 迷機と言えば? と訊ねると、まずこれの名前が返って来るといえば、どれくらい最強かは分かるでしょう(笑)
 いやあ、この筆者、趣味がいいわ(w
 でも、決してギャグとかじゃないのがこれまた特筆すべき点。非常に品のイイ作品に仕上がってます。
 なんでデファイアントを使ってこんな作品を仕上げられるんだ? 感想書いてたら不思議になってきたぞ(w
 非常に限定的に狭い意味で怪作です(笑)

 誰か、かの究極迷兵器パンジャンドラムを使った雰囲気のイイ小説知りませんか? デファイアントであるんだから…………やっぱり、ない?


 ――選挙

 帰宅途中に小学校に寄って県議会議員選挙に投票してきました。
 前回が引退した知事の後継選挙だったので、久々。これまで全部行ってるので、今回も行く。
 ちゃんと票を投じてないと文句も言えないもんね。

 田嶋陽子は落ちたのか?




4月11日

 すまん。もう、オレあかん。今日のこのかつてないダメージは、あまりにも大き過ぎてうがぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 こんぺやお祭り間に合わなかったらポートのせいじゃぁ!
 うぎゃヵぁぁぁぁぁぁぁ!!

 傷心の八岐は旅に出ます。さようなら。探さないでください。
 えぐえぐ。
 本気で書けなくなりました。落ち込み、落胆……うう、あう、うぇぇぇぇん。ひぐひぐ。ぐあhがえひあg;えhんが;おへ(もうダメ

 巨人8−8阪神




4月10日

 川上を七回に代えた中日に、自信と強さを感じた今日の試合。
 やはりすごいなあ、中日は。
 0−3で中日勝利。


 今日、購入した『灼眼のシャナU』……乱丁でした。あひゃ。
 40ページほど逆様。なんだか面白いので、交換せずに手元に置いておきます。引っ繰り返せば読めるので(笑)

 しかし、今月を含めて電撃文庫のラインナップは凄まじい。
 遂に続編の出た『ダブルブリッド』、相変わらず狂気じみた刊行速度を誇るうえお久光氏の『悪魔のミカタ』。
 来月も『陰陽の京』『キーリ』『時空のクロスロード』『悪魔のミカタ』とイイのが揃ってる。
 とりあえず、『Dクラッカーズ』の最新刊を入手して満足。これ、最近では一番のお気に入りなので。




4月9日

 阪神は5−0で中日に完勝。ラジオで聞いてたのでなんとも明言しがたいけど、調子の良かった山本昌を打ち崩せたのは運もあったろうけど上出来。
 打線は本当に好調ですね。また、藤田が計算できる投手になったのは本当に大きい。今の中日打線を抑えれたのは収穫。藤川もいい調子。
 ただ、ポートがやや不安なのは否めないか。結論はまだ出し難いけど、星野さんも渋面だったみたいだし。


 ロッテの黒木が投げ込みを開始したらしい。がんばれ! 頑張れ!


 ディスガイア、やりこみを中断してチョビチョビと第二週をプレイしてたんですが、ようやくグッドエンドを見れました。
 ああ、中ボスってやっぱりそうだったのか。
 このエンドのフロンちゃんがなかなかイカしてる(w
 うん、いい感じのエンディングでした。

 さて、再びやりこみに戻るか。別魔界とかまだだしねぃ。

 Dさんもこれ、購入したとか。あーあ、買っちまったね。しーらないっと。
 第二次スパロボα、なんだかロンドベルと敵になれるルートがあるとかないとか。ホントなら「買おうかな」を「絶対買う」に修正する。あいつら、いっぺんシメたらなあかんと思ってたからな。
 正直、αはゲームとしては面白かったけど、ストーリーはストレス溜まりまくったし。


 なんだか結局ろくな抵抗も無くバグダッドに到達した米軍。ここで市街戦が起きるのかと思えば……テルアビブの方がよっぽど危険ではないかと思うのは私だけでしょうか? あっさりと陥落してしまいました。
 フセイン、もしかしたらかなり早い段階で死んでいたのかもしれませんね。幾らなんでもこの展開は早すぎます。

 アルジャジーラへの爆撃は、あれ狙ったんだろうなあ。
 偶然といいきることが出来ないほどアメリカのやり口は知れ渡ってるし。



4月8日

 9回に濱中の本塁打で三点差を同点に……しながら延長で負けるというのは、あまりに阪神らしくて思わず安心してしまった私は、阪神ファンとしてもう末期なのかもしれません(w



4月7日

 92年の歴史に幕。

 宝塚ファミリーランドという遊園地を知っているだろうか?
 関西ではそこそこ有名で、最盛期からは半数以下に減ってしまったという入場者数でもまだ全国7位程度に位置する遊園地だ。全国で初めてジェットコースターを導入した遊園地でもあり、日本で初めてホワイトタイガーの繁殖に成功した動物園でもあった(確かゾウかライオンか忘れたが、とある定番の動物の繁殖に成功した動物園でもあったはず。うろ覚えですみません)。そして、あの宝塚歌劇と同じ敷地にある遊園地でもある。 そこが今日、閉園した。
 経営母体である私鉄の阪急電鉄。神戸ポートピアランドや西宮球場などもこの時期閉鎖しているように、どうやら経営方針に変更があったらしく、軒並みこの手の赤字な関連施設が閉鎖されている。その一貫として、この92年の歴史を誇る宝塚ファミリーランドも閉園の憂き目と相成ったのだ。
 幼い頃から遊びに連れてって貰うといえば此処だった。言わば、思い出の場所だ。
 実は、ちょっと足を伸ばしてみた。中には入らなかったのだが、外から眺めた。泣きそうになった。
 昔と比べると、街はその顔を急速に変えつつある。そして、此処も消える。ディズニーランドのような派手さは無いものの、地元の人に愛される素朴で楽しく、綺麗なところだった。いいところだった。そう、思う。

 さよなら、あんがとね。


 ところで、そのファミリーランドに隣接する手塚治虫記念館で、今日アトムの誕生日イベントが開かれていた。
 皮肉というべきなのか、それとも時代の変わり目を意味するのか。
 閉ざされる歴史のすぐ隣で、未来の象徴ともいうべきロボットの生誕が祝われる。
 何だか少し、切なくなった。




4月5日

 ごめんなさい。おねこんぺ、ようやく執筆に取り掛かったところです。
 締め切りまで二週間弱。間に合うかは微妙。

 締め切りといえばお祭りの締め切りも同じ日なんですよね。
 佐祐理さんの続きで二つくらいネタ考えてたんですが、間に合いそうにありません。
 一応、誕生日ネタで思いっきりストレート、正統派の作品を書くつもりなので、それだけは何とかしたいと思ってます。


 今日の阪神戦は4時からだったんですね。帰宅した時にはまだ放送してたので、残りを視聴。
 濱中、右にあの打球を打てるのなら、4番として、大砲として問題無いでしょう。
 そして片岡。代打ホームラン。畜生、漢だぜ! 埋没するつもりはないという決意の発露のような本塁打。何だかんだ言ってこの人には胸を熱くさせられます。
 不安は野口。今日のリードじゃなあ。


 しかし、思っていた以上にセリーグは上位と下位が分かれてしまいました。中日、阪神、巨人がぶっちぎりで残りのチームを蹴散らしてる。来週から阪神と中日がぶつかるわけですが、ガプリ四つを組むか、それともどこかが抜き出るのか。初っ端から面白くなってきました。

 そして、パリーグは予想外に近鉄が独走。岩隈が思ってた以上に成長してるんですよ。これが驚いた。
 西武が失速しているので、既に対抗がダイエーしか居ない状態。日ハムがダークホースですが、ちょっと差があるんじゃないでしょうか。


 『アメリカ分断(上・下)』 著:大石英司。

 このシリーズ、想像以上に続いてます。天然痘を基盤としてエボラなどを融合させたキメラウイルスのテロに襲われたアメリカを描くこの作品もとうとう三作目。ラスベガスに拠点を確保した事で民兵による妨害を受けつつも、なんとかアメリカ西部はアジアからの支援物資を展開でき始め、安定してきたわけですが、東部は欧州がウイルスの浸透を阻止できなかったためにその対応に追われて支援が滞り、地獄のような様相を呈しており、ウイルスの活動が停滞する冬を待っていた市民の西部への脱出が増え始めた。ってのがあらすじでしょうか。まるで南極大陸横断マラソンでもしているかのような厳しい脱出行。凄まじい寒波と道中に出没する窃盗団。NGOの援助もなかなかままならない。まあ、ウイルスとの戦いだった初期とはまた違った凄まじさです。
 そして、そういった過酷な状況の中で示される誇り高き善意の数々にはやはり胸が熱くなります。こういうの、弱いなあ。
 ランカスターとモスキートが英国を飛び立つシーンと、タイフーンとの接触シーン、ほんと、こういうの弱いです。

 題名の通り、西部と東部は直面する問題から否応無く分裂を余儀なくされていきます。これまで『合衆国壊滅』などの題名だったのが、この第三弾で合衆国からアメリカへと変わっている事からも内容が窺えるでしょう。しかし、政治状況というのは本当に複雑怪奇。なんだってお互い争うつもりもないNATOとアジアが矢面に立つはめになっていくのか。次回はアメリカ内戦になりそうな感触。
 それにしても、司馬さんがどんどんヤバい人になっていってるのは気のせいでしょうか(w
 もう殺したくて殺したくてしかたがないって感じで、リーサルウェポン、ワンマンアーミー、ぶっちぎりです。あんた、なんちゅう装備で何を振り回してるんだ。
 まあ、前回はサブマシンガンでコマンチ墜としたような女性ですから、今回はどうなる事やらと思ってたら意外や意外。
 チャン校長、なかなかイカしたキャラです。司馬さん、コケにされっぱなし(笑)




4月4日

 阪神3−2ヤクルト
 阪神一番の予想外の出来事は藤本の出来でしょうなあ。まさかあそこまで打つようになるとは。
 オープン戦までは打撃開花の話題は赤星に集中してたわけですが、今は藤本一色な感じ。
 というわけで、今日も七番矢野、八番藤本で全得点を稼ぎ出し、勝利。そりゃ、7、8番があれだけ打ったら勝てるわな。
 岡田がオープン戦中に藤本で行ってくれと言ったらしいが、慧眼。
 伊良部、相変わらず急速は140前半が一杯だけど、今日は良かった。コントロールがいいと非常に安心して見ていられる。球にキレもあったしね。今日のような感じで投げれている限り、そこそこの数は勝てるでしょう。
 ヤクルトの石川も非常に良かったんだけど、今日は運がなかったなあ。矢野と藤本が上手過ぎた。
 あとは金本。ほんと、こいつの存在感は大したものです。

 脇腹を痛めて離脱していた片岡がようやく復帰、代打で出場しました。
 あの歓声、胸が熱くなりました。頑張れ、頑張れ。




4月3日

 藤井まで離脱されたらヤクルトもうどうしようもないじゃないか(w

 阪神は7対2で勝利。先発の井川、最初はどうなるかとハラハラしてたけど、この子途中で開き直れるのが大きい。後半は安心してみていられた。
 打線、開幕してからまだ完封されてないんですね。二点が最低か。とにかく金本が頼りになってもう どうしようもない。なんて頼りになる男なんだ!!
 彼と檜山が挟んでるお陰で、濱中を余裕を持って見てやれる。大きくなれ、濱中。


 ディスガイア、吶喊中。レベルはそろそろ全員180台に到達(自分、全員均等に上げていく主義なので、突出するヤツがいないのです)。アイテム界もかなりレベルの高いところに潜れるようになってきた。そろそろ誰か転生するべかなあ。
 アヌビスとかヤリタイと思うゲームは他にもあるんだけど、ディスガイアでやるべき事が多すぎてこればっかり。やればやるほど嵌まってくるのが困ります。


 名古屋の通り魔事件。赤い割烹着を着て赤い自転車に乗って追いかけてくるって、なんだか、事件というより口裂け女みたいな怪談めいていると思うのは私だけでしょうか?
 犠牲者が実際出ているにも関わらず、そんな風に思うのは不謹慎かな、やっぱり。



4月2日

 
TYPE−MOON商業化
 ふーん……と書くとそれがどうしたと思ってるように取られてしまうかもしれないけど、ふーん。
 いや、もう同人ちう感覚してなかったからね。なるべくしてなったのではとしか思えない。
 新作は商業ベースで出すらしいですね。値段が高くなるのは痛いですけど、不満ではないです。ゲームやってこれ安過ぎと思ったのは月姫だけですからね。まあ、適正でしょう。新作、楽しみにしてます。


 映画『宣戦布告』視聴。
 てっきり法解釈をメインにしているのかと思い込んでいたんですが、ちゃんとサスペンスしてますね。諜報戦に想像していたより描写が裂かれていたのに意表を突かれました。
 ともあれ、やはり視点は戦闘シーンに。交戦規定など、法律云々だけでなく規定と称するものは実際事態に対処し始めてからその不備に気付く事が多々あります。でも、これは酷い。それ以前の問題。現場を無視した命令ほど被害を拡大させるものはありません。実際にこういう事態になったとしたら、恐らく超法規的な措置がなし崩しに取られるんでしょうねえ。
 有事法制に感情的に反対している人達。特に軍国主義がどうのとか言う人。逆に現行法を無視せざるを得ない状況で超法規的措置が取られてしまった方が悪しき前例が残ってしまうのではないでしょうか。せめて最低限の準備は必要なのです。
 これ、映画ですから、法律解釈のやり取りは大幅に省かれてたみたいですけど、実際は喧喧諤諤になるんでしょうね。
 ハード面(装備や兵力)ばかりに目が行って、ソフト面に対しては無知・無関心・無頓着・無見識な日本の典型的な悪い形の一つがこれなんでしょうね。

 ちょっと余りにも安易に東アジア情勢が悪化し過ぎだとは思いました。冷戦時のチキンレースじゃあるまいし。




3月31日

 昼万監督は伊達ストッパーで行くつもりなんでしょうか?
 あいつ、キメ球持ってたっけ?

 ストラトス4、終ってたんですね。で、録画してあったのをみる。
 今季最高の傑作とすら思ったこのアニメ。でも、なんか後ろ端折ってないか? 13話では収まりきらんかったんじゃないだろうか。自作大気圏脱出ロケット・ストラトス0がいつのまにかストラトス4になってるし、種はどこから飛来したのかとか、あの怪しい眼鏡煙草のおっさんは何者? とかとか色々謎残ったまんまだし。消化不良。でも面白かったのは間違いなし。勿体無いというのがホントのところですね。




3月30日

 やっぱりこれから書くべきなんだろうかのK−1.
 なんちゅうたらいいか解からん試合やったね、サップVSミルコ・クロコップ
 ミルコの方が強いだろうとは思ってたけど、倒すんじゃなくて破壊しちゃったからなあ。元々サップって打たれ弱いと自分は思ってたんだけど、これ、眼底骨折(の疑い?)って打たれ弱いとか強いとかじゃないからなあ。まあ、ミルコが強いかったのは間違い無しと。上手くて冷静で攻撃力があり耐久力もある。今のミルコはパーフェクト。興奮もしたし、充分満足の試合でした。

 ――プロヤキュー
 ・西武×日ハム。
 まー、伊原監督って冴え渡ると本当に鮮やかとしか言いようのない野球をやるよなあ。カブを二軍に落として安心したのか?(w

 ・横浜×阪神
 バイトで試合は見れなかったんだけど、藤本が頑張ってるのが好材料だと思います。あと、赤星。九回は彼の独壇場でした。濱中はボチボチやりましょう。まだ焦る段階じゃないです。とりあえずウイリアムスはOK
 関本と桜井が二軍で本塁打打ったみたいです。関やんはともかくとして桜井、今年もガンガン打つつもりなのか。チーム状態如何では予想以上に早く一軍でミレルかも。

 ・巨人×中日
 木佐貫先発とはねえ。まー、ボコボコにされたわけですが、あの降板した後の呆然としながらも本当に悔しそうなあの顔。イイ顔でした。あんな顔が出来る男なら、これから伸びるんじゃないかと思います。……まあ、打たれて悔しがれないようなら投手として終ってるんですけど。
 アレックスは本当にいいです。オチョアオチョア。ミラー取れんくて良かったと本当に言えるかもしれません。ってか現段階で言い切ってもいいかも。打撃は研究されだすとまだどうかというスイングですけど、ああいうセンターがいるチームは強いです。
 高橋ヨシノブ、二回のあれぐらい正面向いて取れないようじゃ、まだまだです。

 ・ヤクルト×広島
 ベッツがどれだけ打つかですね。古田は何時まで頑張れるんだろ。
 岩村が前半絶望となった以上既に終ったかとすら思いましたけど、ヤクルトってのは本当に粘ります(まだ3戦しかしてないんですけど)。鈴木健がこれも何時まで頑張れるか、ですね。
 そういえば広島、抑えは永川で行くんでしょうか? 正直現状では彼がぶっちぎりで新人王候補だと思うんですけど。

 ・近鉄×オリックス
 石毛監督はロッテに何か含むところがあるのでしょうか。開幕連敗記録はやはりあのロッテ特有の悲壮感と切なさと健気さこそ似合うのであって、オリックスは似合いません。早めにかっちゃってください。頑張って。ムリでも。
 ローズ言う男は本当に安心してみてられる選手ですね。それが一番。とりあえず、前川が初登板で勝てたのは大きい。

 ・ダイエー×ロッテ
 杉内完封。ちょっとたまげた。若鷹エース候補4人衆ではどうしても頭一つ低く見られがちだった彼ですからね。これが完封なんかやった日には……


 『ブルースター・シンフォニー(上)』 著:岩佐まもる
 正直、前作の『ブルースター・ロマンス』は個人的にはつまらなかった(上手いのは上手かったので好みかとも思う)
 同じブルースターなんだけど、世界は違うんでしょうかね? あとがき読んでもよく分からなかった。
 まず結論から言うとダイレクトに私のハートを打ち抜いてくれました!!
 元々この作者のデビュー作である「馬じゃなくて竜で『じゃじゃ馬グルーミンUP』、ちょっと陰謀風味」に嵌まりまくった自分なので、ベクトルが合致するとどうしようもなくメロメロになってしまう。で、メロメロ。
 シンフォニーの名の通り、今回はオーケストラ楽団が舞台。でも、妙な堅苦しさは全然無し。そっちの知識がまるでない私ですが、音楽方面の説明も心地良く読めました。割と勉強になったし。
 あー、やっぱり岩佐は好きだ好きだ。




3月29日

 すごいすごいと聞いてはいたけど、あまりの凄さに絶句するしかなかった今日のクレヨンしんちゃん。
 なんなんだ、あの徹頭徹尾リアルな戦国時代の戦闘描写は。もう凄くて凄くて。別の意味でも泣きそうになった。
 山城の描写から、陣ぶれ。陣形や戦闘シークエンス。もう絶頂しっぱなし。細かいけど、突撃していく部隊を良く見ると、ちゃんと史実として知られるタイプの兵科連合、それも配置の形やら大まかな兵科の比率などちゃんと資料に基づいて描いてるのに到ってはもう何て言ったらいいやら。たまげたたまげた。
 これほどしっかりした戦国時代をアニメとはいえ映像として見れるなんて、生きてて良かったとまで思える。
 時代考証はしっかりしていると聞いてたけど、しっかりしてるとかじゃなくて、それを描くのこそがこの映画の一つの主眼になってたんじゃないだろうか。それぐらい、最初から最後まで素晴らしかった。
 それだけでもすごいのに、ストーリーの丁寧な作り。又兵衛の好漢ぶり。あかん、何を云おうと陳腐になってしまう。
 本当に良かった。本当に素晴らしかった。あまりの傑作っぷりに本当に言葉を失うしかなかった夜だった。
 多少なりとも戦国時代を描こうと言うテレビ人、映画人よ。見習うがよい。本物がここにある。
 特にNHK。一度でもいい。大河ドラマと銘打って前田さんちの家庭の事情とか徳川さんちの家庭の事情とかやってる暇があったら、一度でもこれほどのものを撮ってみせろ!!
 ……個人的にはロード・オブ・ザ・リング 二つの塔の戦闘シーンに比すと思った。言い過ぎ? でも、それくらいなんですよぅ。


 オリキャラってのは、実に危険な代物です。多分、かなりの比率のKanon系SSの読者が忌避感・嫌悪感を抱いている存在なので、オリキャラを出すってだけでリスクが高い。
 で、そのオリキャラを喜々としてこれでもかこれでもかと大量に出して喜んでる自分って、割とタイトロープ的嗜好の持ち主なのかもしれない(マゾっ気ではないと思う。多分)
 というわけでHD幕間ノ6外記で新たに6名もの新キャラを出してしまいまひた(+6名再登場)。つっても、いずれこういう人らが登場しますよ、という顔見せだけなんですけどね。とりあえず今のうちにある程度キャラの印象を文章にして置かないと何か変質しそうだったので。新キャラがどういう素性の人なのか。分かる人には分かりますよね?(苦笑)
 にしても、パパズ&ママズを含めると一体何人出したっけ? まああれですな。木を隠すなら森の中…………いえ、別に何か云いたいわけではないです(w しかも用法間違ってるような(汗
 あと、キャラはこれで全部じゃないです。メイン級でもまだ数人増える予定。オリキャラじゃなくて。
 幕間ノ六、もう一話書いて、次は第七幕、ようやく平穏な日常に一石投じられるところまで来ました。次回はちょっと色々波乱含みです……含めたらいいなあ(弱気


 ちょっと素朴な疑問。Kanonとか二次創作で原作の世界観と違う、ファンタジーやらとか書くのって、オリジナルで書くのが難しいから、って人が大概なんですかね?




3月28日

 書く書くと言いつつプロ野球の戦力分析結局書けなかった。反省。
 仕方ないので、とりあえず順位予想だけしておく。

 と、思ったけど、ムリ。今回まるで予想不能。セパともにどのチームをどの順位に持ってきてもしっくりこない。
 敢えてこれと言うならば、セリーグ優勝中日ドラゴンズ。パリーグ最下位オリックス。これぐらいか。
 正直セリーグはどのチームにも優勝出来るだけの要素があるし、パリーグもオリックス以外は同様。
 単に優柔不断とも言う。決められん。

 開幕戦だけパッと見で印象を書くと、

・横浜の元気良さ(マシンガン打線復活あり?)
・阪神に対する過大評価のし過ぎ(悪いとは言わない)
・松井秀喜の偉大さ(巨人打線に怖さを感じず)
・上原今年はクエスチョン(中日投手陣最強)
・黒田の相変わらずの完投能力(鉄腕錆びつかず)
・山田監督は名将に値するヒト(ってか評価低くないか?)
・日ハム恐るべし(なんか不気味)
・オリックスおいおい(…………)
・松坂どうした(二十勝して当然といってた江本、責任とれ)
・ロッテ、やっぱり黒木がいないとダメなのか?(小林雅英ラブ)

 とまあこんな感じ。
 ……ところどころ意味がわからん。



 日本初の偵察衛星打ち上げ成功。

 http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/mech/235696

 んで、これが日経BPに乗ってた記事。
 …………なんつーかニッポンらしい(涙)



 今日、色々本を買ったら、4500円近くもした。
 ……散財してるよなあ、と思う瞬間である。

 あ、『マリア様がみてる 真夏の一ページ』は当然買いました。


 電撃ゲーム文庫で4月に『魔界戦記ディスガイア』が出るらしい。
 買うしかないだろう!?

 って、五月に延びてるし(w




3月26日

 ショック。古尾谷雅人氏自殺。え? 古谷一行が? と一瞬勘違いしたのは内緒。
 好きな俳優さんだったので、マジにショックだ。なんで死んじゃうの?
 先日なくなられた天本英世氏は、年齢もあり納得も出来るのだが、自殺は……はぁ。


 イラク戦争、予想通りの展開になってる。誤爆や味方撃ち、おまけに兵士が自陣に手榴弾を放り込む。色々マスコミでは取りざたされてるけど、戦争となれば珍しくない、というより当たり前のように起こる状況だ。
 そして、当然のように生まれる米英側の戦死者。地上戦となれば、戦死者が出る事は折込済みだろう。数十人という数は戦争という大破壊から考えると決して多いとは言えない。パウエル長官の予定通りという台詞に間違いはあるまい。
 だけど、ブッシュたち、本当にこうも明確な戦死者という存在が出てくる事を理解していたのだろうか。それが少し疑問だ。もしかしたら、アフガンの時のように殆んど無傷で終れると心のどこかで思っていなかっただろうか。
 現場と大統領の周囲との認識がどれだけ合致していたか疑問。
 今の時代、先進国と呼ばれる国々では戦争による死者をかつてのように許容できなくなってきている。一昔前では、たったの十数人。だが、今ではその数十人が非常に重い。
 アメリカは、今後も増えるであろうこの戦死者という重みに最後まで耐え切る事が出来るのだろうか。戦争に賛成した合衆国の人間たちは、自分たちの責任を理解しているのだろうか。民主主義とは、国民全体がすべての責任を負うものだと理解しているのだろうか。賛成者はもとより、反対している人たちもその責任は平等に圧し掛かる。合衆国大統領とは、合衆国民により選出された存在なのだから、その行動には国民全体が責任を負わなければならない。それを、多分分かって無いんだろうなあ。
 無論、アメリカ人だけでなく、他の国のヒト、特に日本人はそこんところ理解してないと思う。斯くいう自分だって、頭では分かってても、実感してないし。
 自由は重い。


 まだまだ続くよディスガイア。
 ってなわけで、星の墓地のクロスポイントでお金を稼いだり、アイテム界に潜ったりとボチボチやってます。
 レベル上げに主眼を置きたいのはやまやまなんだけど、もうちょっと装備品を揃えてからって所か。
 それでも58時間で、魔王ラハールLv99、天使見習いフロンLv70、魔王の手下エトナLv86、地球勇者ゴードンLv80、地球勇者助手ジェニファーLv87、地球勇者プリニー・カーチスLv72、浪人くぬぎLv96、賢者さゆりLv80、赤魔法使いリュクセンティナLv82、星魔法使いリーエLv86、ってところ。これって遅い方かしら?



 『火魅子伝10』 著:舞阪洸
 ゲームにアニメにマンガにと色々メディア展開してきたこの火魅子伝(っつってもアニメもゲームもやってないが)。一番面白かったのはこの小説だったと思う。史実とは色々違う古代日本の九洲にて繰り広げられる、ちょっと異世界風味の戦記もの(途中から完全に戦記ものになってしまった。最初は違うかったのに(w
 これがなかなか良く出来てるし、主人公の九峪をはじめイイキャラ満載で、面白かった。この10巻で九洲を掌握したところで一旦終了らしい。どうやらイラストの大暮維人氏が週間連載はじめたもので、挿絵の人変えなきゃいけないとか。
 正直かなりガックリきた。だって、あんな乳描けるのはこの人ぐらいでしょうに。他にはいねー!!(マテ
 さて、どうやら大量に女性陣がいるなかで、ヒロインは絞られた模様。ちょっと驚き、そして納得の人選でしょうか。確かにオレっちも清瑞好きだし〜。


 『フルメタル・パニック!! 踊るベリー・メリー・クリスマス』 著:賀東招二
 ドラゴン・マガジンの方に連載してた長編だそうで、そっちは全然読んでなかったから初見。久々だぁ。
 ストーリー的にはインターミッションかもしれないけれど、割と重要な件が決着ついてますね。もうちょっと縺れるのかと思ってたので、驚き。しかし、今回の千鳥かなめは嫌な女になってるなあ。自覚して自己嫌悪に陥ってるので、次は心配してないけど。
 ああ、ところで今回は何はともあれマデューカス中佐でしょう。大変面白く、また魅力的なキャラがたくさん出てくるこのシリーズ。だけど、問答無用でカッコ良いと思わせる男性キャラがいなかったのも事実(女性キャラは別。前作のかなめは実にカッコ良い女だった)。まさか、マデューカス中佐にこの燻った気持ちが撃沈されるとは思わなかった。もう、あっしのハートど真ん中を撃ち抜かれましたよ!! な・ん・て・カッコ・イイ・ん・だぁぁ!!
 もう、メロメロの八岐でした。やはり潜水艦戦は面白い。


 『月姫 アンソロジー・ノベル1』
 ファミ通で出版されてたので購入。640円だ。
 内容? ……うーむ。
 さっちんものが一番良かったかな。


 『魔術士オーフェンはぐれ旅 我が聖域に開け扉(上)』
 これも久々。ついに次の巻で完結だそうで。長かったけれど、終わりと言われるとちといきなりだなあと思わなくもない。もうちょっと続くものだと思ってたから。
 でも、メインの登場人物たちはある程度成長、もしくは自分なりの結論を見つけているようなので、終るのも仕方ないのかな。
 終わりの形は想像も出来ないけど、いい感じで終わる事を望むだけだ。なにより、好きなシリーズだったしね。あと、続きはお早めに。ハーティアが置いてけぼりにならなかったのは嬉しかった。


 『カオスレギオン 聖戦魔軍篇』 著:冲方丁
 この著者、上手いよ。
 以前徳間から出した『微睡みのセフィロト』で、その実力は見せてたんだけど、今回も思い知らされた。
 無口で無愛想なキャラって誰が書いても似たような感じであり、また一様に退屈なキャラになりがちなのだけど、この人はその無口で無愛想なキャラを実に見事なバランスをもって魅力的なキャラに描ききってる。ここらへんの微妙な描き様、かなり難しいんでないだろうかと思うのだが、上手い。実に上手い。割とおすすめ――内容に一切触れないってのもなんだなあ(苦笑

 『カルドエプト創伝 ストーム・ブリング・ワールド 1.星の降る都市』 著:冲方丁
 で、同じ著者がMF文庫Jから出した本。カルドセプトというテーブルゲームが元ネタ。カルドセプト、これ面白いゲームなので、やってみる価値あります。
 そして、この小説も買い。


 邦画の『宣戦布告』、どっかの局で放映しないかね?


 『新本格猛虎会の冒険』は身命を賭して買わねばと思いつつ、今日は終了。
 明後日からプロ野球開幕なので、明日にはちょっと書きたいなあ、ってか書かねえと。




3月19日

 本日、日テレ系のドラマ『最後の弁護人』が最終回でした。
 有働さん、あんたカッコ良過ぎだよぅぅぅ(マジ泣き
 世界中のすべての人間に憎まれようと、妻にだけは軽蔑されたくないんだ。
 そんじょそこらの恋愛ドラマだろうがゲームだろうが、一蹴してしまう名言でした。
 決して珍しくない在り来たりに類する台詞かもしれないけれど、ああいうシチュエーションで使われてしまっては全面降伏せざるを得ません。畜生、最近ほんとに涙脆いや。
 妻への愛だけでなく、全話通じての有働弁護士の行動理念、そのすべてがこの台詞によって明快となりました。
 ストーリーのみならず、全体の構成も本当に見事なドラマだったです。………はぁ(感嘆


 今週のサンデーの『金色のガッシュ』、ここにいたってまだ燃え尽きないパワーに感服。
 今週はホントに燃えた。

 そういや、同じくサンデーの獣医マンガ。
 けっこう面白くて楽しんでいるんですが、なんだか看護士のお姉さんといい感じになってきちゃいましたねえ……第一話に登場して以後、パッタリと登場しなくなったスッチーになった幼馴染はどうしたんでやんしょ?
 今回飛行機が舞台だったからさり気に登場を期待していたのだが。いずれ再登場はあるのだろうか。して欲しいなあ(幼馴染属性)


 ディスガイアなおも執行中。
 とりあえずラストステージ到達したので、クリアしてみる。
 ……プリニーED。ふにふに。

 なんだかやる事がありすぎて、どこから手をつけたらいいか分からない状態。とりあえず、お金稼いでお店で売ってる最強武器を買ってみてるのだが、最強武器を買う目安の1000万を稼ぐのにおおよそ二十分という時間が掛かる。これって短い方なんだよなー。でも、同じことばかりしてると飽きるので、色々違う事を順繰りにやっていく方がいいんだろうな。とりあえずレベル上げとアイテム強化で。
 しかし、ラハールに斧持たせてたから、ちとレベル上げに苦戦中。ふう。




3月18日

 仮面ライだー555、主人公側は相変わらずなんだが、オルフェノク側が異様に面白くなってきた。
 人とオルフェノクの間で揺れ動く三人。むしろ、此方側の方が仮面ライダー的じゃないだろうか。望まぬ改造を受けて改造人間になってしまった仮面ライダーという存在の悲哀。それが自分の意志ではなくオルフェノクになってしまった木場勇治たちにその悲哀が重なってみえる。ただ、仮面ライダーたちに明確な敵がいたのに対して、オルフェノクたちには自分たちの境遇に対して向くべき方向が未だ見えない。人である事に縋るのか、はたまた人と敵対する道を選ぶのか。人以外の存在になりながら人としての心を失えなかった者達の物語……って、主役どっちだよ、この番組(w
 未だに背負うものもなく、戦う理由を持てない(夢を守るために戦うと言われても……)主人公側の存在意義がわからない八岐であった。
 いや、存在意義はあるんだろうけど、それってむしろオルフェノクがあってその対比としての立場じゃないだろうか。となると、やはりメインはオルフェノク側? うーむ。


 ブッシュの48時間勧告によりとうとうイラク戦争が避けられなくなった。
 さて、後世の歴史教科書には、この事が国連機構の終焉へのターニングポイントと記される事となるのか否か。


 今日の伊良部はダメダメだったなあ。140キロがMAXだったから、よっぽど調子が悪かったのだろう。
 対して中日の打線はすごいすごい。クルーズ、阪神いたときもオープン戦は撃ちまくってたんで、シーズン始まってからが問題なんだが、今度は大丈夫じゃないかな。アレックス・オチョアとクルーズが何とかなれば、一番福留、二番井端のコンビはかなりの迫力になるだろう。
 今年は中日も注目である。

 しかし、アリアスが6番にいる阪神もあれでごっつい打線やなあ。


 ディスガイアはレベル上げとお金稼ぎに奔走中。
 ラハールLv85 浪人Lv80 星魔法使いLv78 赤魔法使いLv76 ジェニファーLv76 エトナLv75 賢者Lv71 フロンLv68 ゴードンLv56。
 とりあえず、全員に店で買える最強の武器防具を装備させようかなと考えてる今日この頃。非売品最強武具入手はまた後ほど。
 しかし、800万は高ぇなあ(w




3月16日

 『亡国のイージス』(上下巻) 読了。
 くそっ、休憩時間中に読みきっちゃうんじゃなかった。ホントに涙脆い昨今のわたくし。
 ここに傑作がある。そういう事だ。
 ここにあるのは右に傾いた国防論でも、左に傾いた平和論でもない。ただひたむきなほどに人間は捨てたもんじゃ無いんだ、と訴えてくるような思い。
 現実はよく理解している。汚く醜く愚かしく、無知と無能が相まって、目を背けたくなるような人間の醜悪さ。それらの存在を否定している訳では無い。誰よりも認めている。
 それでも、それでも。最後まで読みきった時、自分は作者の日本人に対する、人間に対する前向きな期待と希望が篭もっていると感じた気がした。錯覚? 勝手な思い込み? そうかもしれない。でも、そんな感覚を覚えた事が嬉しくて、ああ、こういう風に信じるという事を書く人もいるんだというのが嬉しくて。

 真摯であることを嗤う風潮がある。真剣である事を嘲る雰囲気がある。必死である事を馬鹿にする世界がある。

 やめろよなあ、そういうのは。
 ホント、そう思う。そう思った。




3月13日

 どうも、オムライスのオムレツが上手く割れなくて哀しみに沈む八岐です、こんばんは。

 今日は色々と大変でした、ええ大変でしたとも。朝起きたら、母がギックリ腰で寝たきりと化していたもので、今日一日家事と介護に追われていました……あれ? 気のせいか、介護はともかく家事の方はいつもやってるのと変わらなかったような?(w
 とりあえず、トイレに一人でいけるようになってくれたのは助かりました、いやはや。しかし、自業自得なんだよなあ。頼むで、ほんまに(嘆息


 とまあ、そんな訳で、今日はディスガイアはお預け(といいつつちょっとやってるやつ)
 12話をクリアして、ラハールLv54、エトナLv50、フロンLv39、ゴードンLv38、ジェニファーLv46、浪人Lv52、賢者Lv36、星魔法使いLv48、赤魔法使いLv46.ってところです。にしても、話の飛びッぷりの凄まじさたるや(笑)
 一応、次が最終話になるんですが……マルチエンディングらしいので、多分引き続き二周目に突入する事になるでしょう。二周目どころじゃなくなるかもしれませんが。これ、マジで一年遊べそう(w


 プロ野球、色々と戦力分析をしていると、今年はセパともに稀に見る大接戦になるのではないかと期待してしまう。
 松井の抜けた穴は大きく、西武の凋落は著しく(とは一概にいえないのだが)、その他の球団の補強、故障不調戦力の復活は予想以上に良好なのだ。
 無論、シーズンが始まれば、見えなかった荒が出てくるのだろうが、今のところセパともに順位予想が一位から六位までまったく決まりというチームがない。来週くらいにもうちょい詳しく書き出してみたいっすね。


 ところで新庄、あいつどうなんだろう?
 彼の華は肩よりもむしろ守備範囲なのをどれぐらいの人が知っているのだろうか。あの打者がボールを打った直後の第一歩目の速さたるや、他の追随を許さなかった。高橋ヨシノブの守備は有名だけど、あいつはいつもギリギリ。守備ってのはダイビングキャッチをしている間はダメなのだ。その球を当たり前のようにキャッチしてこそ名手なのである。
 去年の巨人の仁志はまさにこれであった。何故そこにいる!? 外野だろうと内野だろうと、そう思わせてくれる選手こそ最高の野手だと自分は思ってる。その点、新庄は見ているだけで楽しかったなあ。
 彼、レギュラー取れるんだろうか? オープン戦当初はマイナー?とすら思われてたんだけド。他の候補、どうなんだろう? イチローは相変わらずだし、松井も何だかドンと落ち着いちゃってる。こうなると、新庄や田口といった当落線上の連中が実に気になる今日この頃。田口も頑張ってるなあ。




3月11日

 一週間以上あけてしまいました。反省。
 魔界戦記ディスガイア廃人と化していたもので……って、廃人というほどには出来てないんですけど。一日二時間も出来れば御の字だし。色々と私生活の方が立てこんできちゃったからなあ。
 ああ、ともあれディスガイア危険です。伊達にやりこみ系と自ら銘打ってません。久々にとことんやりこんでしまいたくなるタイプのゲームで、もうガシガシやってます……って時間ないんで、やりたいよう(涙


 ストラトスフォー、でら燃え!!!! 畜生、ビックリマーク4つ付けちまうぞごらぁ!
 個人的には今期の…いや、去年を含めた全アニメ作品の中で最高と言い切る。
 いや、『.hack//SIGN』や『攻殻機動隊』やら去年には他にも色々あったんだが、それでも今日の燃えようには思わずそう云いたくなるものが確かにあった。全13話なのか、これ。残り2、3話で一番盛り上がってきたところなんだろうけど。
 しかし、主人公たち女性四人組は何かと戦う訳でもなく、地球に降って来る隕石群を撃墜するだけ(しかも花形である宇宙空間で迎撃するコメットブラスターではなく、彼らが撃ち漏らした残り物を地球から処理するメテオスイーパーという裏方)というある意味、どうしようもなく地味な内容になってしまいかねないテーマなのに、ここまで面白くしてしまう製作スタッフは大したもの。ガン種なんか目じゃないっすよ。脇を固める面々も味があるし。往々にして女性陣が主人公の作品って、男のキャラがイマイチというのが多いんだけど、これの主人公たちの同級の男二人組がまた実にイイ。夢であるコメットブラスターを目指す同士のライバルであり、反発しあう天敵同士でありながら、いざと言う時には親身になって心配してくれて、また本当の意味で支えてくれる友人でもある。特に恋愛が絡むわけでもなしに、ここまで女の子と男の子でイイ感じの友情関係を描ききってるのって、なかなか記憶に無い。
 ああ、今日はホントに良かった。見てて背筋がゾクゾクするまで燃えたのは久しぶりだった。


 確定申告行って来ました。いやはや、ちゃんと成長してるね、相談所。
 以前は何のためにいるんだ? というような、質問しても困った顔でわかりませーん、とほざく新人らしい姉ちゃんが所在無く突っ立ってて、どうすりゃいいんだと困り果てた事もあったのだが、今年は動きまくるアルバイト諸氏が大量にいらはって、スイスイと申告終了。ありがとござんした。


 SS、こんぺ作品進まず……じゃなくて、まだ筆を入れるまで至ってないし。どうも、ギリギリにならないとやる気でないんだよなあ……はぁ、この性格ホントになんとかせにゃ。
 本HPの主力であるHDもなんとなく停滞中。忙しいと逆にのほほんとしたのが書けなくなる傾向アリのようだ。変わりに、休止していた闇カナをボチボチ進めてます。んで、またも悪癖発症。
 ゆーいち氏は以前ご自身を『主人公至上主義』と評していたけど、自分の場合は『八方美人主義』とでもいった方がいいかもしれない。どうしても、主人公格より周りの方に重心が傾きがちみたいです。出てくる人みんなに色をつけてしまうので、どうしても主人公の目立ち方が薄くなってきてしまう(その点をHDでは割り切ってしまって、主人公無しなSSにしてしまったのですが)。ってなわけで、この闇カナも北ちゃん主人公のガンアクションという表向きの看板とは裏腹に、何故か一番派手に活躍しそうなのが名雪嬢になりそうな予感がしてきました。北ちゃん主人公、香里ヒロイン、名雪メインのガンアクションと銘打つ羽目になるかも(汗
 ……ま、いいか(w


 『キーリ 死者たちは荒野に眠る』 著:壁井ユカコ
 先月発売された電撃文庫の大賞受賞作品です。これだけどうしても店頭に見つからなくって、最近ようやく購入して読了しました。なんだろうなあ、これ。どう言ったらいいんでしょう? 時雨沢恵一氏の『キノの旅』をグレードアップさせたようなもの?
 大賞は納得。正直、富士見の大賞『12月のベロニカ』より遥かに好き。あちらは凄く硬い印象があるんだけど、此方は隅々まで文章が柔らかくて、ひどく心地いい。向こうが完全に区画整理された網目状の角張った道路だとしたら、こっちは整理されているんだけどそれを感じさせないなだらかなカーブが主体の行き詰まりの無い道路とでも言おうか。車を運転してどちらが気持ちいいか言うまでもないでしょう。


 『導きの星V 災いの空』 著:小川一水
 間違いなく小川氏の代表作になりつつある文明シビライゼーション小説。これも巻を重ねる毎に面白くなっていく。
 銀河系一円にまで進出した人類。彼らは自ら以外の宇宙に進出する異星文明を進化させるために、COと呼ばれる異星人の進化を支援する監察官を、知的生命体になりうる可能性を秘めた生物が存在する宇宙各地の惑星に派遣していた。んで、この話の主人公は若くしてこのCOとなった青年。彼は三人のB級パーソノイド(人権を認められた機械知性体)と共に冷凍睡眠で長い時間を飛び越えながら、リスに似た異星人に介入し、その文明の進化を支援していく。
 第一巻ではまず火を使う事から始まった彼らスワリス、ヒリュウジたちが、二巻では冶金技術や航海技術を習得し、この三巻では遂に空を飛び、原子力まで手にするに至るのですけど……。文明の発展を密かに支援していくというテーマだけでも面白いのに、ナニやら裏では主人公の預かり知らぬところで色々あるみたいだし(そのお陰で主人公君は苦労しっぱなし)、おまけに――――まで。
 少々、産業革命後レベルの文明描写がそれまでとは違ってイメージし難かったのが難だろうか(蒸気船から原子爆弾まで一気にだったからなあ)


 『桜色BUMP シンメトリーの獣』 著:在原竹広
 これも電撃の新人作品らしい。なんだろうなあ、内容的にはどこかで見たようなのなんだけど、作品の雰囲気やら文章のリズムやらがごっつい気持ちいい。他人はどうか知らないけど、自分は好きだ。


 『アリソンU 真昼の夜の夢』 著:時雨沢恵一
 確かに『キノの旅』も面白いんだけど、これ見ると、時雨沢氏にはもっと長編を書いてもらいたいなあ。
 軽妙な人物、文章、そしてストーリー。グッドジョブ♪
 あと、横書きはやめてけれ。マジに読み難い。電車の中でどうしようかと思った(w


 『ダブルダウン勘繰郎』 著:西尾維新
 戯言シリーズの西尾維新が、あの清涼院流水のあの頭の痛くなる探偵倶楽部の世界に一筆つけた問題作。
 これ読んで分かったというか確信したんだが、この西尾氏と清涼院、どこが共通してるかって言うと、あれだ。嫌みったらしいほどの確信犯というところだろう。全部分かっていながら、そこを敢えて確信的に引っ繰り返し、捩じり回し、蹴手繰り倒す。
 ただ、清涼院の書くものがどうしようもないくらいの吐き気を催すもの(これ、嫌悪感から来る吐き気、でもあるのだが、それよりも乗り物酔いから来る吐き気に近い。本を読んでて本当に物理的に頭痛を感じたのはこの清涼院くらい。あの奇書として有名な、夢野久作のドグラマグラだって別に頭痛なんて感じなかったのに。本当に気持ち悪くなった。多分、二度とこの人の本は読めない。トラウマ)なのに比べて、西尾氏のは純粋に楽しいんだな、これが。
 140ページ前後と薄いのだが、その薄さの中に西尾維新を詰め込みまくったという印象。これ、ダメな人は絶対ダメなんだろうなあ(苦笑)


 『ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ』 著:上遠野浩平。
 …………これでもかって尖がってた人たちほど、時間が立つに連れて磨耗してくる。あの秋山瑞人だって、自分はEGコンバットの頃のビンビン尖がっていたのが一番好きだった。正直、イリアはそこまで楽しめてない。鋭利さよりも痛みの方が前面に出てきている気がする(それでも並みの作家を軽く上回るのだが)。この上遠野氏もその卦があるんだろう。『海賊島事件』ではそれほど感じなかったから、ブギー自体がもうそろそろ賞味期限切れなのか。もしかしたら、霧間凪が出てこないのが気に入らないだけという怖れもあるのだけれど(w
 端的に言うと詰まらんかった。切なさを心に宿す人がいない。それだけ。




3月3日

 『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』を視聴してきました。
 先日、ICOというゲームを私は大作ではないが名作だと表現しましたが、この映画はこう表現できるでしょう。
 名作ではない。だが、紛れもない傑作だ…………さて、ところで名作と傑作の違いってなんでしょうねえ??
 いやともかく、もう映画館で見れって映画の極致。言葉は要らない。見ればわかる。百聞は一見にしかずという言葉そのまま。
 3時間という長い時間が全然気にならなかったっす。徹夜明けだから寝てしまうかもと危惧していたんですが、全然眠くならなかった(ハリポタの第一弾は途中眠くなった)


 トルコ議会が米軍駐留を否決。これ、ちょっと驚くとともに納得。
 先日のNATOがトルコを防衛云々の議論、トルコ自体の見解が見当たらなかったんで、てっきり既に合衆国寄りなのかと思えば……
 まあ、補償金と戦争の損害の収支を考えると、やっぱり嫌だったんだろうなあ。以前、約束保護にされたって恨みがあるそうだし。

 指輪物語と現在の世界情勢の暗雲を繋げる決定的な証拠が!?

証拠
 見た時は笑ってしまったが、同時に本当だったらどうしようという危惧が……
 本当だったらどうしようなんて思わせてくれるこの人、ある意味凄い。


 ところで先々週だったか。ガン種で戦闘機が翼にビームソードつけて敵陸上戦艦をバッサリと叩き切ってましたが……
 あれって、昔にトンデモな架空戦記で見た覚えが。戦闘機の片翼の先端に当代の名刀鍛冶が鍛えた妖刀「村正」(だったか?)を装着して、B−29をバッサバッサと斬り墜とすという、なんだかどうしようもないんだけど妙に面白かった戦記。うーん、なんて題名だったっけ?

 それにしても、ガン種の方、用兵思想がよう解からんです。なんに対してブレードを使うつもりなんだろう? まだ上記のト空戦記の方が解かりやすい(w

 今、エースコンバット04やってるんだけど、翼にブレードつけても絶対使えないな。ゲームでさえ(w
 爆撃機相手なら相対速度があるからいけそうだけど、地上目標相手は怖過ぎる、絶対追突する。戦闘機相手は問題外。当たりゃしねえ。



3月2日

 ちょっとショック。そんで怒りが込み上げる。
 あのさ、所帯自体はそんな大きい会社じゃないのに、なんであんな優秀な人を飼い殺しに出来るかな。そんな余裕ないだろ?
 あー、腹立つ腹立つ。規模の小さい会社というのは良くも悪くも社長ワンマンなんだよなあ。しかも、干される理由が本人にはなくて、単に社長とソリが合わなくて会社を追い出された人が採用して使ってたってだけで、人柄良し、気配りよし、能力良しの三拍子揃ってる人だけに、本当に可哀想だ。ってか、入る会社間違えましたよ。あなたなら、もっといいところでいい仕事やれてたでしょうに。希望は支店長他、社長以外の重役方が(もしくは社長自身も)その人の力を認めてるって事ですか。しかし、腹立つ。なんであの人が胃潰瘍になるまでストレス溜めにゃならんかねえ。皆から好かれている人だけに、久々に本当に頭にきました。
 …………いや、本当に頭にきたのは、勝手に給料さげやがった事です。こらーっ!!


 ……以前最後の弁護士との引き合いで貶したキムラタクヤのドラマ……なんか、四話目くらいから面白くなってきて結局見てるし。ごめん。
 しかし、最初は糞詰まらんかったのに、どうしたんだ?


 超先生こんぺ、もうはじまってるんですね。話が思いつかなかったので未参加ですが。
 うーん、内容は素晴らしく感動的でシリアスなのに、ここぞという時にさりげなくRRが紛れ込んでいるような奇作ははたしてあるのでしょうか(w




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