徒然雑記



2001年分 1月分 2月・3月分 4月分 5月分 6月7月分 8月〜10月分
11月〜12月分


1月30日

 ブラックラグーンようやくゲット!
 くぅーっ、長かった(涙
 ところで、これより長く探しているガンスリンガーガール……何処に(涙


 そんでもって、『吸血殲鬼ヴェドゴニア』の文庫もゲット。
 …………(挿絵を見て感涙中
 萌えとかそんなんじゃないんだ。ただ只管に惹きこまれる。

 ゲームの方買う事にしました。読むのはそれからで。
 でないと、やっぱり勿体無いよ。

 何となく鬼哭街までは出そうな予感がするが、さすがにHello,Worldは出ないだろうな。あれだし。
 ……でも、この山田秀樹師の純子さんや遙香や先生。そして和樹を観てみたい。本当に。




1月29日

 先々週にドラマ『最後の弁護士』が主演の阿部寛にのみ寄ったドラマだという趣旨の発言を行なった事を撤回すると共に謝罪します。すまんかった。
 いや、これ脚本とか演出面とか脇を固める連中も意外といいですよ(赤倉君は相変わらず何のためにいるかわからないけど)
 最初はなんだかんだ言いつつ無実の被告を無罪にするパターンのドラマかと思ってたんですが、まだ三回目にも関わらず色々と趣向を凝らしている。脚本、ベタな部分は確かにあるんだけど、ミステリは敢えて捨ててドラマに徹している事で、面白さを惹き出してるし。また、有働弁護士の奥さんに纏わる事件とその傷を毎回少しずつ情報を匂わせていく手法も見る人の興味を掴んで逃さない微妙なバランスを保持してる。
 また、木村拓也のパイロットもののドラマが全くパイロットである必要が窺えないのと比べて、弁護士という職業を如何なく利用して演出している。端々で見られる小さな演技や拘った演出も面白い。
 ああ、これは阿部寛に寄りかかったドラマじゃなく、阿部寛を実に上手く使いきっているドラマだったんですわ。
 ごめん。侮ってました。当たりです、このドラマ。大当たり!!

 ……このドラマ。特に一つ凄く気になるのがあの『裁判所』。毎回映るんですけど……大阪や東京などの地域名のみならず『地方』や『高等』、『簡易』や『最高』という位を表す表示すらなく、それはもう威風堂々と

 ――――≪ 裁判所 ≫ 

 とだけ描かれたプレートが偉そうに掲げられている。なんか毎回見るたんびに圧倒されてしまうんですが(苦笑)
 もう、他の裁判所はみんなパチもん。此処こそが本物にして最強たる唯一無二の裁判所だから、裁判所という表記だけでよろしいのです、と言わんばかりの簡素にして倣岸不遜なるプレート。
 誰が考えたのか知りませんけど、あははは、なんかもうごめんなさい。最高です(w


 ああ、畜生。サンデーの『金色のガッシュ』とパン屋が相も変わらず面白いじゃないかよう(涙
 しかし、黒やんのリアクション、あっしのストライクゾーンから一度として外れない。すげえよ(涙
 って、いいのか、あれ。ネタ的に(w




1月26日

 前日感想書いた『ラキスにおまかせ すべては勅命のために』
 あとがきやら解説やら読んでみたら、未完成やらなんやらという言葉が飛び交ってた。第一印象がそういう作品なのか、これは(w
 ……それにしても佳作取った時、これより未完成だったのか? よく取れたな、本当に。
 ちゃんと削った分を直して完成度が一番高い形として出したと言っているが……やっぱり足りない。
 商品としてはこれでいいのかもしれないけど、作品としては思い切って分割しちゃっても良かったのではないかとすら思う。
 いきなり第一巻が続くで終ったら怒る人が続出するかもしれないけど、でもそれでいい作品が出来るのなら、私とすればそちらの方が良かった。


 『ブラックジャックによろしく』、ちょっと立ち読みするのがキツくなってきた。
 立ち読みで読み流すには毎週毎回毎コマが衝撃強すぎる。


 あ、忘れてた。仮面ライだー見ました。内容? …………………ダサ。
 すまん。なんか全然よくわからんかったし、面白いと思わなかった。一番印象に残っているのが、殺される人の演技。あれは秀逸だった。


 さて、そろそろ『吸血殲鬼ヴェドゴニア』の虚淵小説が出版されるわけだが――――――
 実はゲームの方、やっていなかったりする。
 ……ど、どうしよう。ゲームを買うか? それとも小説だけで済ませてしまうか?
 ゲームやってから小説読んだ方が絶対楽しめそうなんだが……うぐぐぐ。

 とりあえず小説を買うのは決定している。なんせ、イラストは山田秀樹師だからな。
 はっきりいってこの人が描くモーラはなんとしても手に入れたい。今のところ唯一イラスト買いしても後悔しない絵師なもので、この人は。
 幸いにして、この人がイラスト書いている作品は皆当たりなので助かっているが。


 ……偶に群星伝のアフターストーリーを考えたりしている。
 そして欝になる。
 まっ、書くつもりはないので無意味な独り言。
 てか、これは読んだ人は嫌がるだろうなあ。私も書きたいと思わないし(w




1月25日

 TYPE−MOONキャラクター人気投票。その他項目に……
 ぽ、ポキータがぁッ!!
 危ねぇ、思わず一票投じてしまうところだった(w

 ポキータの存在知ったの最近なんですけど、もしかして前回の投票からいました?(汗


 『最後の弁護士』やっぱり面白い。赤倉君、レギュラーで残った割に全く何もしていなかったが(w
 突き放してるのか、ご都合に良かったねで終ってるのかを微妙に紛らわしているところも好感。
 今更が本当に今更だったのか、やり直せるのかやり直せないのか。断言してなくて、やっぱりダメかもしれないという匂いを残している所がなんかイイ。
 やっぱり阿部寛は怪演だな。ホントはいい人というクサい部分をこの人が演じる事で上手く消している。


 『12月のベロニカ』読了。何でも八年ぶりの富士見の大賞を取った作品だそうです。
 何か納得。良くも悪くも大賞って感じだわ。文章・構成とも上手いし、作品の中に引き込まれる力もある。読了後、確かに感慨を得られた。
 イイ作品だったと言える。良作だ。読めてよかったと思える作品だ。ただ、何か味気なさを感じてしまうのは欲張りなんだろうか。
 モノクロの作品だな、これは。私は色が無い事を残念に感じた。ただ、色が無い事こそに称賛を送る人も多いのだろう。
 よく出来ているだけに、何故か次回が不安なのである。杞憂だろうか。次もまた、イイ作品である事を願う。

 対して次回が楽しみなのが『ラキスにおまかせ すべては勅命のために』
 此方は『ベロニカ』に比べていろいろと目に付いてしまう部分がたくさんあって、でもそれだからこそ新人さんの作品だという匂いがプンプンしてくる。
 すごく勿体無いんですわ。料理の食材は逸品を揃える事に成功している。ただ、料理法がちょっとズレてるという感触。美味しい。美味しいんだけど、なんかちょっと歯車がずれてる。最高の味を引き出していないという歯痒さ。隠し味が入っていない。少々詰め込み過ぎてもうちょっとじっくり煮込むべきじゃなかったかというじれったさ。
 設定や文体、キャラにストーリー。どれもがとても美味しそうなのに、その組み合わせ方がズレてる感覚。だけど、これがピッタリと合わさった時には本当に面白い作品が出来てくるんでなかろうか。
 未完であるが故に、逆に期待が膨らむ作品でした。
 なんか続きものっぽいので、次回作が本当に楽しみなのですわ。

 って、両方内容には全然言及してませんね(苦笑)
 でも少なくとも『12月のベロニカ』に関しては情報をいれずにまっさらな頭で読む事を推奨します。
 まあ、言うほどのソレでもないんですけど。


『チキチキのわ〜る烈風伝!! 3.フォクシーステップ』
 嬉野秋彦の一番の作品は『ホルスマスター』だと思うのですが(以前かなり作風の違う作品書いてたけど、あれは微妙だしなあ)、一番好きなのは『チキチキ』だったりします。
 掲示板にも書き殴ったんですけど、私はアンチが入るくらい眼鏡ッこは好きません。シエル先輩にも眼鏡を外していただいて貰ったくらいです!(だからどうした)
 まあ、眼鏡掛けてる奴が嫌いってわけでもなく、眼鏡を萌え要素として押し出してるタイプのキャラにあまり惹かれないという方面ですが。
 ただ、普段は眼鏡をかけていないキャラ(男女問わず)が、眼鏡をかけるというシチュ、もしくは眼鏡をかけたイラストには非常に萌えるという複雑な趣向を持っております、私。
 すなわち、緑麗たん(ハァハァ


『ザ・サードZ 異界の森の夢追い人プロメテウス(下)』
 星野亮の根底には、所謂剣と魔法のファンタジーではない、古く懐かしいタイプのファンタジー書きの血が流れているのではないかと思う今日この頃。
 昔読んだこの方の短編からそう思う。そして、最近の作品からもそう連想する。
 それが良い方に出ているのか悪い方に出ているのか。自分は好きなんだけど。


 笑い死んだよ。
 
Return to Gunparadeの11話。
 ……くっ




1月21日

 痕こんぺ、開幕しましたね。
 こんぺは毎回思うんですが、みんな上手いなあと一歩も二歩も後退りしてしまいます。
 Kanonこんぺでは皆さんなんか採点が辛く…いや、自分が甘いのか? ともかく、意外だなと思う結果も多かったのですが。さて、痕ではどうなんでしょう。
 まだ三本しか読んでませんが、やっぱり敵わんです。
 参加してても、こりゃダメですわ(w


 貴乃花引退。
 意外と長くやってたんですね。驚きました。休んでる期間が多かったからそう思うのか。
 個人的にはあまり好きではありませんでした。というより近年の相撲取り全体が不甲斐なくてあまり好きではなく、その象徴として貴乃花を見ていたからかもしれません。
 私の場合、相撲取りといえば千代の富士であり、憧れの力士、格好イイ力士、最高の力士、最強の力士は誰よりも千代の富士であり、またその強さを際立たせる強靭なるライバルたちでした。
 ……長嶋が高橋をウルフなどという愛称を広めようとした時は本気で腹が立ったもんな。私にとってはウルフとは千代の富士以外の何者でもなかったから(だいたい高橋のどこがウルフだよ)
 ともかく、私にとってのつまらなくなった相撲界の象徴たる人である貴乃花ですが、これは単に個人的な趣向であってやはり凄い人あった事を認めるに吝かではありません。
 進退を決める時期について云々いわれてますけど、私はどれほど不恰好でも、前のめりに最期まで進もうとしたこの人の闘争心と責任感に敬意を抱かずにはいられません。
 だからって、国民栄誉賞はどうかと思うぞ、小泉!!

 お疲れ様でした。




1月19日

 ああ、これはもしかしたら前回と合わせて一時間一気に放送してくれたら良かったかも。と思った仮面ライダー龍騎最終回。
 なんか賛否両論でてるみたいですけど、私はこれでいいです。最善とは申しませんが、これも一つの形かと。
 個人的には蓮の永眠するシーンで終って、後はオマケの気分ですけどね。
 とはいえ、オマケの部分でも色々と意味深なシーンもあり、また素直に真司君には笑えたのでいいのではないかと。

 ってか、最終回はゴローちゃんだよぉ(号泣)
 ごめん。ゴローちゃん、何から何までカッコ良過ぎるよ。あうあうあうあうあう。
 それとおばちゃん。何故か、ラストのシーンが悟ったような寂しそうな。この人、もしかしたらこの人だけは全部忘れていないのかもと思わせる部分がある。
 なんか、この二人ばかりに目が行ってしまう最終回だった……って、二人とも主役どころか仮面ライダーちゃうやん(w

 ちなみに、ラストのあの展開は時間が巻き戻ったとかそういうのではなく、一度破壊されて再構築されたものではないかと推察する。
 途中で世界を映した鏡が爆発しながら砕け散るシーンがあったし、神崎兄妹(大小)が絵を書いてるシーンこそが優衣が望んだみんなが笑顔でいられる世界の構築だったのでは、と。
 なんか、二人の会話からしてライダーの戦いは何度も繰り返されてるみたいだったし。

 まあ、正直自分は解釈なんてものはどうでもいい人間で、その時どう思ったかが一番大事だと思ってるので、良かった、それでいい。


 昨日のガンダム種、すごかったなあ(w
 いやね、私、感服しましたよ。フレイ、なんか応援したい気分ですよ。口先三寸だけでなく、あそこまで身体張る覚悟を決めてるのなら、もう頑張ってキラ君を地獄に陥れてくれ、って投げやりにじゃなく本気でそう思う。だって一途だもん(マテ
 もう、逆に途中で妥協したりキラに心を許したりしてしまった方が幻滅してしまうでしょう。はっきりいって、キラの方がもうどうしようもなくダメ人間だから、改心してしまう展開の方が腹が立つ。
 いや、それどころかフレイの復讐が達成されない展開も嫌だなあ(w
 すみません。キラ、最後に手ひどい裏切りに傷心しつつ戦死。それを看取ったフレイはサイと拠りを戻し、アスランもラスク嬢と無事添い遂げてみんな無事。戦争もなんとか終結、と逆ハッピーエンドにならないかと期待してます、私(w

 あと、何故ガンダムなんかにゾイドが負けるのかと、憤りを感(中略

 コーディネーターって凄いって言うけど、なんかキラだけしか凄さを見せてないのでイマイチ納得できない。
 だってバカばっかりでないかい。威力偵察の癖に欲張り過ぎ。途中で潰そうと思うくらいなら、それだけの戦力を最初に投入しないと。
 あれじゃあ、単なる各個撃破。アークエンジェルの方にも地上戦のノウハウを与えてしまった訳だし、敵が来るという警戒も与えてしまった。実際に襲われるのとそうでないのとでは警戒具合が全然違う。現に今回は準備が全然出来てなかったんだから。だいたい戦力評価って、あれだけ宇宙で戦闘繰り返してきてたんだから、もういいだろうに。奇襲というアドヴァンテージを無駄に捨て、戦力を無駄に磨り潰しつつ自身の手の内を曝け出した挙句に、「今回の目的は達成した」と立ち去っていく砂漠の虎。
 …………コーディネーターは馬鹿揃いか?

 砲撃を視認した後に転身して砲弾を撃墜したキラ君、あんたやり過ぎ。自分の横を通り過ぎた銃弾を後ろの奴に当たる前に撃ち落すようなもんじゃないか。ドラゴンボールだって銃弾を受け止めるくらいはやってたけど、撃ち落すまではやってないぞ。
 大砲の弾がどれだけの速度で飛んでると思ってるのか。まあ、ミサイルだって平気で撃ち落す連中が揃ってるんだから、大した事じゃないかもしれないけど。
 てか、砲弾を視認できるという時点で洒落にならんけど。




1月17日

 年々遠ざかっていく過去。毎年受ける衝撃。ああ、もうそんなに経ってしまったのかと。
 8年、大した年月です。
 水道もガスも使えない生活なんてものは、多分今後平和である限り経験する事はないんでしょうね。
 棚がカラッポのコンビニやスーパー。トイレを流すための水を川から汲み上げに行く。水道管が破れてひび割れた地面から溢れ出している比較的綺麗な水を遠出して確保。食料求めて東奔西走。
 まあ、色々やりました。飛ぶように過ぎていく毎日でした。ある意味、濃密でもあったのかもしれません。一日一日にあれほど一生懸命になれたのは、これが初めてで、これが最後だったのかもしれません。
 阪神大震災から8年が過ぎました。やがて9年が過ぎ、10年が過ぎ、過去は遠ざかっていきます。不思議ですね。
 やがて来るであろう新たな地震。次はこんな事にならないように願います。


 昨日書いたSS、改めて読み返してみると、みんな微妙に、でも恐ろしく性格違うよなあ(汗)  特に名雪。オリキャラじゃないキャラに、煙草というアイテムを付与したのは多分これがはじめてなんですが……普通、名雪か?(w
 ほややんでものほほんでもなくて、スレてる名雪……いいかも(マテ





1月16日

 TYPEMOONの人気投票、当方は式さまに僭越ながら投票させていただきます。

 どうやら、EUの経済的な見通しは本当に悪いらしい。既にドイツやフランスの株価は60パーセントを越える下落(ちなみに日本は70以上。だが、独仏は一年で凄まじい下落率)を示しているのだけれど、さらに悪化する見込みだとか。成長率が3%以下となれば、確かにどうしようもない。
 なるほど。そうなると、EUの連中がかなり必死になって米国のイラク攻撃を掣肘しているのが良く解かる。
 昔と違って、少なくとも今回の対イラク戦では戦争=経済活性化ではなく戦争=経済急降下と見られている以上、必死だろう。ここでアメリカがこけたら、本当に洒落じゃすまない状況になってしまう。
 イギリスがとうとう米国追従から国連に判断を委ねるという方向に舵を取ったもの、これが原因と見たほうがいいかもしれない。
 そもそも、アメリカ自体の経済が本当は非常にヤバイんだから、誰だってやめてくれと思うわな。薄氷だぞ薄氷。ブッシュ、正気かよ。儲かるのは国内の石油産業だけじゃないか。それ以外すべてを犠牲にするつもりかテキサス。
 頼むからやめてくれ。こっちも生活かかってるんだよ。世界不況になったら日本だってただじゃすまないんだからな。私はどうやって生きていけばいいんだ。ただでさえアップアップだというのに。

 今、世界に危機をもたらしているのは、道義的な意味でなく諸に経済的な意味でブッシュの可能性大です。立て、アメリカ国民! そいつは一部の金持ちの味方で全世界の庶民の敵だぁ!(相続廃止ってなんだよ!)


 以下、唐突にネタバレアリ。

 驚愕!! ステゴザウルスよりもティラノザウルスの方が美味しかった!?

 林譲治氏の新作『帝国海軍ガルダ島狩竜隊』のキャッチコピーを作るとすれば上記の一文だろうか……私、キャッチコピーの意味を解かってるのか?
 ああ、ともかく畜生。帰ってきた。帰ってきたよ。これぞ、林譲治氏なんだ! 最近の小説は色々と勉強にはなっても小説としてちょっと面白みにかけていたんだけど……これはもう、最高だ! ヒモぉだ、ヒモ。
 まさに林氏の描く変な人が織りなす変な会話のオンパレード。笑った。電車の中で笑ってしまったよ。
 うん、やはり笑いは反復が基本だな(w

 キャラクターの妙や変な会話を退けたとしても、今回の話は小説としても面白かった。帝国海軍とか題名についているが、実際は海軍設営隊が主役のSFです。ロストワールドですよ、旦那。
 ともかく、読んでくれ。損はさせない。SFを全然知らない人でもこれは大丈夫。硬質なSFも書かれる方だが、今回のは素人にもまったく問題ないから。面白いから。
 ああ、久々に大満足だ。

 それにしても、永妻少佐。どうやって持ち込んだんですか、本当に(笑)
 林氏が書く博士って、本当に誰も彼もがヤバい人ぞろいだな(w


 久々に筆に神様が降り立ってくださった。いわゆる速筆の神様。
 それにしても、僅か数時間で37キロバイトって我ながら最高記録ではなかろうか。
 ……エロなのがタマに傷だが(w

 一応、自分が書いた事の無いタイプのシリアスだったので、納得してたりもする、うむうむ。


 た、助けてくれ(うぎゃー
 ハローワールドのサントラ、気持ちよく聞いているのだが……唐突に『行くぴょ〜ん』なんて脳味噌が沸きそうな雄叫びとともに流れるアルファの歌、頼むなんとかしてくれ(あうあう




1月15日

 日テレ系列のドラマ『最後の弁護士』。脚本的にはありがち(&穴だらけ)だと思うんですけど、何故か目を離せず全部見終わってしまった。うん、面白い。
 阿部寛さまさまなドラマですなあ。この人のキャラクターと演技がメインだからこそ面白いのか。ともあれ、来週も見よう。
 ちょっと『逆転裁判』風味を期待したんですが、さすがにそれは無理か(笑)

 ああ、逆転裁判2も欲しいなあ。そろそろ買ってしまうか(金は無いが)


 最近、書く根気が続かない。一本仕上げると、少なくとも丸一日はどれだけ暇があっても書く気になれない。
 こんなのを書きたいという欲望は絶えずあるのに、いざ書こうとすると書く気にならないというのはけっこう苦しい。気分の問題なんだけど……。

 
ガンパレードマーチ放送決定、MBSってTBSじゃないんだよなあ……こっちじゃ放送しないのか。ガックリ。『まずは』と振ってあるので期待しとこう。
 いや、それよりも驚いたのはキャラクター紹介の来須銀河―――帽子から両目が覗いてるぞ、いいのか!?
 それと熊本の紹介するぐらいだったら熊本でも放送してやれよ。多分するんだろうけど……しなきゃ色々と(w



1月14日

 ……なぜ、どこにもないのだ『ブラック・ラグーン』(号泣
 大型書店を軒並み回ってどこにもないというのはどういう事なんだろう。あうあう。
 旭屋にもジュンク堂にもブックファーストにもないなんて……あうあう。

 その代わり、『Hello,World』のサントラをようやく発見して購入。うむうむうむ、燃えるみゅーじっく!
 いまさらながら「なんで純子さんシナリオがないんだー!!」と絶叫したくなってきた。
 純子さんシナリオがついてるならX箱でも買うぞ、オレは!!




1月12日

 メルブラやりてー。
 のだが、我が母艦のスペックでは……動かん(号泣

 島田紳介の関西ローカル番組でお好み焼き選手権の二次予選をやっていたのを見てたら、意外とプロのお好み焼き屋だけでなく素人さん多くて、しかも勝ってるし(汗)
 やはり関西人というのは比較的自分でもお好み焼きを作るスキルを有しているのだろうか。ちなみに私も数少ない料理のレパートリーの一つがお好み焼きだったりする(w


 仮面ライダー龍騎、最終回直前話を視聴……茫然自失。
 旧年の10月だったか11月だったかに、ゴールデンタイムにやってたスペシャルで興味を引かれて以来、途中から視聴していたんですが(前番組のクウガやアギトは全然見てない。映画も見てない)
 まあ、なんというか稀に見る面白さ。燃える、笑える、胸を打つ。登場人物がどいつもこいつもキャラ立ちまくってるわ、演出は細かいわ、話の展開はありがちなようで全然予想できないわ。
 そんなこんなで珍しく本気で毎週楽しみにして見てたんですが、最後の最後に来てトドメとも言うべき大どんでん返しを仕掛けてきました、この番組。

 『ヒロイン消滅/主人公戦死』!?

 私、主人公が最終回前に死んじゃう話、多分はじめて見ました(汗)
 しかも、志半ばにして、やっとずっと迷っていた自分の中の願いを確かめながら、無念の戦死(オマケに朝番組の癖に血みどろ
 やる事やり切ってすっきり、あとは仲間に託して死ぬ、ならまだあるかもしれないけど(www

 これ、ある意味暴挙なはずなんですが……うわぁ、すっげえ盛り上がってるし(爆)
 主人公無しでもオッケーですか、これ?(w
 いや、決して主人公の真司に魅力がなかったって訳じゃない。ちゃんと主人公として恥ずかしくないくらいに頑張ってたし魅力的だった。ギャグキャラとしてもなかなか奮闘していた(マテ
 ただ、残った連中が弁護士にしても浅倉にしても蓮にしても脇役という範疇に納まらない奴等ばかりなので全然最終回に不安がなかったり。
 もしかしたら蓮が真司君の遺志を継いでるかもしれない(怪しいが)

 うむ、こうしてみるとこの話、主人公に拠ったものではなく、戦わなければ生き残れないという世界観があくまで基盤だったのが良く分かる。
 真司は主人公だが、あくまでライダーの一人でしかないだけだから、彼が戦いから脱落してもストーリーが崩壊しない訳だ。これまでもちゃんと主人公以外のライダーにも焦点当てて、視点が主人公からの一面的にならないようなストーリ展開にしてあるから、真司がいなくなっても見ているコッチは混乱しないし。
 まあ、理屈はともかく面白い、そういう事だすね。

 最終回予告もなかなか良かった。
『この戦いに正義はない。そこにあるのは純粋な願いだけである』
 おおお、イイよイイよ!

 ああ、ともかく言いたいのはこれだ。素晴らしい!!
 来週の最終回に更なる期待を篭めて。




1月9日

 『悪魔のミカタ』だけが案の定売り切れ。近所の本屋、仕入れは早いんだけど売り切れたらそのまま放置だからなあ(怒)

 で、『Missing 7.合わせ鏡の物語・完結編』読了。
 すげえ、どんどん詰まらなくなっていく(w
 多分、この作品が面白かったのは2巻と3巻がピーク。それもあくまでゾクリと背筋を震わせるホラーとしての面白さで、物語としては正直首を傾げてた。
 ところが最近ではホラーとしても全然怖いと思えなくなってきた。描写などの冴えは変わらないか上向いてきているのかもしれないけれど、やっぱりダメ。
 恐怖を引き立たせる演出の一つとして、日常と異常の乖離がある。ごく普通に暮らしていたのに、ふとした事から異常な世界に徐々に踏み込んでいってしまう。狂気の世界に迷い込んでしまった。後戻りできないというパニックや、出口がないという絶望。登場人物が抱く光の見えない閉塞感が読んでる方にも恐怖を伝えてくれる。
 でも、この作品の場合、登場人物からして普通じゃない異常に属する人間。そもそもが異常だから異常な事件が起こっても読んでるこっちは全然波を感じない。辛いものを食べてるうちに、舌が辛味を感じなくなってしまったような読後感。
 いい加減、なれてしまったという事なのか。主人公たちの行動原理もいまいち理解も納得も出来ないし、なんだかなあという気分。ストーリー展開もいまいちだし。
 だいたい、飯食ってる姿も想像できんような異様な高校生たちが主人公だと、なんだか読んでても歪な印象しかいだけないのが難だ。


 怖いというと、此方の方がよっぽど怖かった。怖いの意味が違うけど。
 このあとはネタバレありなのでご注意。

『フリーダの世界 天になき星々の群れ』著:長谷敏司
 このあとは恐ろしくネタバレありなので読まれる可能性のある方は見ない方がいいです。
 この長谷という人は『楽園 戦略拠点32098』という作品で表に出た人で、非常に綺麗な文章を書く。ちなみに『楽園』の方は内容の方も文章のように綺麗で、胸にジンとくるようなシットリとした話だった。
 つまりはそういう作家なのだと思っていたのだが、やはり一作ではなかなか全貌を理解するのは無理なのでしょう。いや、『楽園』の時点で既にそういう匂いを漂わせていたかもしれない。
 この『フリーダの世界』も表向きは綺麗なお話。とある暗殺任務で女子高生に扮し、辺境の星を訪れたフリーダと名乗る殺し屋がルームメイトになった一人の素直で優しい少女と心を通わせる。ある日唐突に襲ってきた海賊に占領された街を共に逃げながら氷の心を持つ殺し屋は自身の心境の変化に戸惑いながら彼女を助ける、そんな良くあるお話。
 ところがこのルームメイトの少女アリスが曲者で、言ってしまえばこの作品、『フリーダの世界』でなく『アリスの世界』じゃないのかと読んだら絶対思う、絶対に思う。
 とにかくこのアリスが優しく思いやりがあり、また自分の信じた事を貫き通そうとする理想主義者で、海賊の急襲を逃げ延びた人たちが家族を殺し街を破壊した海賊に反撃し、街を解放しようと武器を手に取ろうとするのを「戦う事は良くないことだと思います」などと現実を無視して心底から主張する。最初はそれで皆から排斥されるのだが、あくまで信念を変えない少女に状況の紆余曲折もあってみんなは惹かれていき、遂には彼女が集団の中心的人物となっていき人々の絶望を希望に変え、解放闘争を開始する。
 こう書くとこのアリスはすごく鼻につく理想バカ――読む人によっては信念を貫く素晴らしい女性――に見えるが実際もその通りである。日常パートでは少々おっちょこちょいのこの少女は、自分を疑わずそれでいて自分そのものに対しても自分に向けられる他者の視線に対しても無自覚で、まっすぐでまっさらで、例えるなら神様の後ろ盾ではなく自分を貫く事で皆を導く、剣も振るえず軍勢も操れないジャンヌ・ダルクといったら似合うかもしれない。現実に生きる人から見れば、手も汚さず裏の汚い部分も見ようともせず正しさだけを語るくせに何も出来ない非常にむかつく人間だ。話の筋も、まさに彼女のためのお話そのままに展開し、そして終る。
 もしそれだけなら、この作品はひどく陳腐なものでしかないだろう。だが、移ろう状況に迷走する群集の心理が、登場人物たちの視点が、本文全体に漂う気配が、この理想主義者に対する恐ろしいほど醒めた感情を匂わせてくる。そして、そんな気配の中を、この少女は都合のいい道化として操られるではなく、確固たる地に足をつけた聖女として歩いていく。
 読んでてゾッとした。このアリスに対してゾッとした。アリスを称賛し、希望を見出し、祭り上げる人々に寒気を抱いた。
 もし、なんの意図もなくこうした少女を主人公として描き、ご都合主義そのままのこんな話を書いたとしたら、どうしようもなく陳腐な話になってしまうけど、でもこの作者は恐るべきことに、恐ろしく意図的にこの陳腐な物語と鼻につく聖女を描いている。冷ややかに、この浮かれた世界と少女を斜めから書いている。書けるものかと感嘆した。
 フリーダはアリスにどうしようもなく惹かれる事に最後の方に恐怖し、そしてそのまま受け入れている。その様子は、読んでた自分の目にはそれは諦めたようにしか見えなかった。まるで、蜘蛛の巣に囚われた蜂のようだ。
 とある常に周りから距離をとっていた登場人物が最後にアリスについて語っている台詞がすべてを現していると思う。

 父親を亡くしたばかりの友達も≪自分≫を貫くため自然に切り捨てるエゴ。最後には勝ち組にいる要領。命すら危険だった地下道で、退かなかった意思。神殿で剣を抜いて勝てる人間が身につける、危険な人望。
『あれは間違いなく、偉大なる人でなしに連なる人間だよ。彼女はきっといつか最悪の大王(アレクサンダー)になる」

 でも、実際はこの部分以外にアリスに対する否定的な文章は見当たらない。それどころか、作中の殆んどが彼女に対して優しい。だが、これだけで充分だった。これだけだったからこそ良かった。それまで読んでいた中で感じていた気色の悪さがすっきりした。この作品の形というものが、ここでようやく見えた気がした。
 この作品が傑作かどうかはちょっとわからない。正しいものを否定する、皮肉る話はけっこう読んだ。でも、これほど普通に読めば希望をもたらす正しいものに優しいのに、読中読後がこんなにも薄ら寒い話を寡聞にして私は知らない。
 どうやら、この作品続きがあるとか。ちょっとどういう話になるのか想像もつかない。常とは違う意味で楽しみである。




1月6日

 あかほり氏が監修だかなんだかやったというエロ版サクラ大戦。なんかテレビ欄で発見したので驚いて見てみた。
 うむ、アオザイはいい服だ。
 其れ以外に特にコメントも思いつかないので、サヨウナラ。


 某お祭り用の作品をチマチマと書いているわけだが……おねえさん、変態もホドホドにしてください(汗)
 だめだ。我に返っちゃダメだ(帰ってこれなくなりそうだが)


 ハロワのサントラ、欲しいなあ。
 どこで売ってるんだろ。
 店頭で見かけないと思い切れない性質なもので。




1月3日

 新年明けましておめでとうございます。
 そして、お年玉をくれたおじいちゃんおばあちゃん、伯母ちゃん。ありがとう……。
 もう、オレそんな歳じゃないんやけどな〜と文句を言いつつ、顔には下卑びたにやけ笑いを浮かべつつ頂いてしまった私は今年もろくな目に会わないでしょう(w
 いや、そんな大した金額じゃないんだけど(定期代くらい)。でも、さすがにこの歳で貰うのは嬉しいよりも恥ずかしいが勝っちゃって。でも、ありがたく貰ってしまう欲深さ。
 ケッ、いいじゃんよー、くれるつーんだからさ(開き直り)

 ……とりあえず、従弟や親戚のガキどもに分配したらなくなりそうですが。
 うむ、金は天下の回り物というのを実感させられます。


 酒が弱くて日本酒飲めません。勘弁してけれ〜。


 新年一発目のSSは「闇色のカナリアたち」で始める事が出来ました。……いや、某お祭り作品でも良かったのですが(w
 闇カナもやっとこ前振りっぽい第二唱まで終わり、本番とも言うべき第三唱に突入。なんとか今年中に完結させたいと思ってます。どれほど続きを待ってくださる方がいらっしゃるかは定かではないですが(苦笑)
 HDはぼちぼちと。先年と同じくらいのペースを守れたらなと。せめて天野さんのお話ぐらいまでは進みたいです。
 新作も、考えてる事は考えてますが、これは闇カナを終らせたらと縛めてますんで、此方もボチボチと。
 てな感じで今年もSSを進めていくつもりです。どうぞ、よろしくお願いします。




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