徒然雑記



2001年分
――2002年 1月分 2月・3月分 4月分 5月分 6月7月分 8月〜10月分 11月〜12月分
――2003年 1月分 2月分 3月〜4月分



5月31日


※ゲーム

 デモンベインの再販版をやっとこ購入。でも、こればかり頭がいっててサントラを探すのを忘れた罠……泣くぞ。
 プレイの方はインストしただけでまだ。時間よ、あまれ〜!!

 と言いつつ、ちょびちょびとディスガイアは欠かさないのでありました。
 最近は野球を見ながらレベルあげ。単純作業なので、チャンネルをポチポチ切り替えながらゆっくり進めてます。それでも、レベルの方は総員Lv.1100をクリア。そろそろ別魔界の魔王 プリエLv.2000に戦いを仕掛けようかと思っております。
 ところでプリエって別のゲームに出てたの?

 
※やきゅう

 オール阪神巨人の巨人師匠、最近見かけないんだけどテレビ出演は最近やめはったんでしょうか。少し前は紳助兄やんのまんだらで良く見かけてたんですが。
 まあ、それは言いとして、遂に日ハムの坪井が既定打席に達した模様。いきなり打率二位に出現。まだまだ隠れ打率上位はいるとはいえ、立派です。オープン戦、開幕当初と苦労して先発にも固定されず大変だっただろうに、最近はやっとレギュラー固定化されたようで、嬉しい限り。頑張れ、頑張れ。

 ロッテ清水直、試合壊さないだけ偉いんだけど、負けちゃったなあ(涙
 3−1でダイエーに敗北。相手が寺原というのがなんか悔しい。
 対して、同じ対松坂世代投手の双璧を担う近鉄の岩隈は6−3で完投8勝目。こいつ、ほんとにタフになりました。なよなよしてたのに、よくもまあこれだけ完投して……。後ろが苦しい近鉄としては得がたい孝行息子です。

 ところで、ダイエーの選手。身売りして欲しいっていうのはやっぱり本音なんでしょうね。
 このままじゃ、優勝しても給料あがりそうにないし……
 私、新垣と和田がよくこの時期にダイエーに入団したもんだと思ったものですよ。絶対、給料やばそうなのに。


 で、阪神巨人東京ドーム戦。
 まー、なんというか昨日は巨人が8−2で勝利し、今日は阪神が13−5で勝利したわけですが……
 同じ一勝と一敗とは思えない好対照の両チーム。30日の試合の負けにまったくといっていいほどダメージのなかった阪神に対して、今日の敗北は巨人にとっては凄まじい大打撃だったでしょう。
 先日の試合は、星野さんはあっさり捨てゲームと割り切っているようでした。どんどんと怪我や疲れのたまったレギュラー選手を早々と交代させて休養を取らせていたのですから間違いないでしょう。にも関わらず、9回に伏兵たちに2点を取られて完封を逃した高橋尚成。7回までに2点取られたんだったら何の問題もなかったんですよ。それが、9回に完封を逃すという形で点を取られたのは最悪に近い。おまけに攻撃陣も後半は零行進で沈黙しちゃってすんなりと終ってしまったものだから、勝った癖にどうも阪神を痛めつけての快勝という雰囲気を作れなかったのであります。
 そして今日の試合。8回裏までほぼ完全に巨人ペースで進んで4−2。阪神にしょぼいミスが続いたのに対して、粘りのあるピッチングをする木佐貫と、好捕や捕殺などのファインプレーを連発して彼を盛りたてるバックという巨人にとって望みうる最高の試合展開でした。このまま勝利していたら、巨人はかなり勢いを取り戻して明日の試合へと繋げられたのではないでしょうか。
 それが9回表、ただでさえ今シーズンはダメダメの河原の足を引っ張るように仁志の雑なプレーで先頭打者を出し(仁志は自分の左側の打球に関してはかなり処理が雑になってしまうそうです。これではちょっと名手とは呼べないぞ)、赤星のバント失敗(赤星、ちょっとバントに関してはノイローゼ気味じゃないか? ヘタという問題じゃない気がする)を福井の凡プレーで生かしてしまう。今の阪神、そんな隙を見せたらもうダメです。後はアホのように打ちまくられ、頼みの前田幸長も打ち込まれ、終ってみれば9回だけで11点を献上して、巨人痛恨の大敗北。最良の試合展開を見せていただけに、もうちょっとこの敗北のダメージは計り知れないんじゃないでしょうか。
 同じ一勝と一敗でありながら、まさに明暗を分けたこの二日。さて、明日の試合はどうなるのでしょう。
 阪神が誰を先発に持ってくるのか、興味津々です。


 ところで、ようやくあの久慈氏が先日一軍に合流してきました。
 改めて、彼の柔らかい守備は見ていて心地良いと認識する次第であります。藤本以下、他の連中も悪くないんだけど、久慈の動きは本当に安心する。ここらへん、ヤクルトの宮本やロッテの小坂に匹敵するものがあるというのは身贔屓でしょうか。
 おまけにバットでもポンポンヒットを打ってるし、大したものです。  一緒に中日にいった関やんも今年は頑張ってるみたいだし、嬉しい限り。


※さっかー

 すまん。寝過ごした。
 今日、日韓戦だったんですね。なんか、最近のジーコジャパンにはどうも興味そそられなくて……
 知らん選手ばっかりだし。


※ぶっく

 色々と歴史書だの科学書だのというものもツラツラと読んでるんですが、ここで書くのもシンドイのでパス。


『ラキスにおまかせ 2.明るい未来の探し方』 著:桑田淳

 前回、惜しい惜しいと騒ぎまくった新人作品の続きです。
 はっきりいいます。がっかりしました(涙)
 この人の間違いは、富士見で出した事じゃないですか!?

 前回は未完成でありながらも大風呂敷を広げて話も締まり、どこに行くかどこまで行くか分からないような期待感を抱かせられ、二作目となる今回は本当に楽しみだったんですが……
 フォローしますと、面白くないって事はないんです。期待が大きかっただけ落胆も酷かったんですが、悪くはありません。少なくとも私の基準の中ではお金を払って購入した事にそんな不満もないし、今後も買い続けるだけの楽しさはありました。
 でもなあ……
 これなら未完成のままで良かったです。穴がありまくっても良かった。妙に話というか雰囲気が小さく纏まってしまったような気がします。前回構築したものをさらに広げるんでなくて、逆に小さく枠で括ってしまったかのようです。
 キャラの濃さや大きな組織の理不尽さみたいな毒が薄まってる気がするし、前回は細部まで煮詰めていたかのようだった世界観も、今回地下に行った途端アバウトになってる。全体的にしつこさがなくなっちゃったのか。
 この手のライトノベルってジャンル、私の場合は薄味なんかよくとにかく濃い味付けが好きなんです。全体的に濃すぎるのじゃなくても、どこか強烈にコクが効いてるのでもよし。それが……
 ああ、富士見の作品になっちゃった、というのは言い過ぎでしょうか。

 ……電撃かスニーカーで出せばよかったのに(ボソ


『されど罪人は竜と踊るU 灰よ、竜に告げよ』 著:浅井ラボ

 んで、此方はこれでもか、喰えるなら喰ってみやがれって挑戦を受けているのではないかというほど濃度がキツい作品。
 相変わらず文系の自分にはにわかに理解し難い化学用語が嫌という程飛び交うケミカルマジック大乱舞のテクノファンタジー。
 前作の感想で、このまま突っ走ってくれと願ったのはどうやら杞憂だったらしい。もはや突っ切ってしまってるのではないですかというくらいイッちゃってるし(汗)
 これだけ理系に魔術設定を構築・解剖されてしまうと、他のライノベ作家泣いちゃいませんか? 例えばステプリの魔術設定はなかなか細かく構築されてたと思うけど、これと比べると貧相にすら感じてしまう。
 まあ、大方の読者はこっちの方は灰汁が強過ぎて忌避しちゃう可能性もあるかもしれませんが……(汗

 さて、スレイヤーズが原点か、オーフェンが発端かは分かりませんが、これら以降悪口雑言ファンタジーというのは一つの潮流となってるわけですが、この作品はその一つの極北に立ってるんじゃないでしょうか……ってくらい、作者さんもしかして創造力の半分以上を無駄な方角に振り絞ってませんかと思うくらいエキセントリックな口喧嘩が、たまらん。
 ストーリーの方は、これも相変わらず基本的に救いがなくて、個人の想いなんてゴミのようで、人々の背景にはある種寂寥と荒涼の混じり合った風景が広がっています。主人公たちは所詮ちっぽけな舞台の駒に過ぎず、また駒以上になるべき意思も勇気もない。駒の指し手達もまた自分たちの繰り出す指針に無情を感じ、それでもなお指し手を降りる事を自らに赦さない。
 ただ、ジブはいい女だ。こういう作品では地味かもしれないけれど、最後らへんの台詞は良かった。男としては冥利につきるんじゃないの?
 にしても、エロいな。冒頭でいきなり女警官プレイって……いいのか?(w

 今月はスニーカーが良作揃い。最近の復権振りは大したものなんじゃないだろうか、スニーカー。




5月29日


 八岐のマリみて溺れ方。


 さて、7月に新刊が発売されることになった乙女小説『マリア様がみてる』。コバルト文庫の特徴でもある刊行速度の早さは健在のようです。
 ところで、この『マリみて』には様々な魅力的な人物が登場しますが、この小説に魅せられた方々の多くはその要因の一つのカップリングの魅力を挙げられるのではないかと思います。人々は王道とも言える主人公の祐巳ちゃんと祥子お姉さまカップル。令ちゃんと由乃さんの幼馴染カップル、志摩子さんと乃梨子の趣味人カップルなどなど、女性同士のカップルの不思議な世界に魅入られていきました。
 勿論、姉妹制度の組み合わせのみならず、祐巳と由乃のドタバタ同級生組など登場人物の数だけ魅惑的なカップルが存在するといっても過言ではないでしょう。
 斯く言う私がメロメロにされたカップリングこそ、ロサ・ギガンティアこと佐藤聖様と祐巳ちゃんの美女系野獣と子犬カップル でありました。そもそもこの聖さま、誰と組んでもイイ味出すもんで、祥子さまイビリ然り、静さまとの微妙な関係然り、景さんとの怪しい友人関係然り、蓉子さまとの親友関係然り、そして柏木さんとの天敵関係然り。言わば、私の中ではこの聖さまこそ『マリみて』を支える大御柱だったのです。
 ですが、『マリみて』も第二期へと移行することでリリアンを卒業した聖さまの出番は段々と少なくなり、『真夏の一ページ』ではとうとう一度もご尊顔を拝し奉る事が叶いませんでした。
 さて、聖さまの出番の減少は大変哀しくはありますが、作品での世代交代は順調に進んでいるといえるでしょう。その中で、わたくし八岐もまた、新たに心を鷲掴みにされたカップリングと遭遇してしまいました。振り返って見れば、既に以前からその予兆はあったのですが、『真夏の一ページ』において、マイ・ベスト・カップリングは盛大にブレイクしたのであります。
 此処に、聖さまの暴れっぷりを楽しみに次回作を待ち続けたあの頃の情熱が戻ってきたのです。
 ああ、早く続きが読みたい。あの二人の絡みっぷりを堪能したい。果たして、次にあの二人はちゃんとカップルしてくれるんだろうか!?
 という、渇望にも似た思い。まさに、聖さまに魅せられていた頃の症状そのまま(腐敗中)

 そんな過去を取り戻させてしまった我がベスト・カップルとは…………










禁断禁忌の姉弟カップル 祐巳×祐麒!!


 ああ、お願い、逃げないで〜〜〜。

 いや、冗談じゃなくてマジ! マジっす! 百合なんて目じゃないっすよ!!
『子羊たちの休暇』でもその卦はありましたが、祐麒のシスコンっぷりは大したもんです。オマケに口ではぶつくさ言いながら、実に甲斐甲斐しい。それが、『真夏の一ページ』では見事な位ブレイクしておりました。
 どこか抜けている姉祐巳に頭を抱えながらもさり気なくフォローし、姉にアプローチを仕掛けようとする同級生には祐巳の鈍感さを呆れながらも当然のように妨害、阻止行動に移り、祐巳には手を出すなと言わんばかりの行動を見せたかと思えば、柏木先輩の魔の手が迫ったその時には、祐巳が必死に怯える祐麒を守るという姉妹愛(感涙)
『子羊たちの休暇』じゃ、挿絵で手まで繋いでるんですぜ、旦那!!

 真面目な話をすると、以前聖さまの役柄だった困った祐巳ちゃんのお助け役は今は祐麒が担っていると思うのですよ。
 それは、ただ聖さまが卒業されたから、という単純な理由ではなく、一人立ちしてきた祐巳に対してこれ以上聖さまが助けてあげるのは逆効果になりかねなくなってきたからではないでしょうか。
 祐巳にとって、聖さまは自分を玩具にする困った人ですが、同時にどんな困難に見舞われても助けを求めたら絶対に助けてくれるスーパーマンです。とにかく自信がなくて悪い方へと思考を転がしがちだった頃の祐巳ならともかく、最近のなんとか自分で歩き出してきた祐巳では、聖様は頼りになり過ぎるのでしょう。自然、頼りがちになり以前の地に足の付いてない祐巳に戻りかねません。
 対して、祐麒。この出来が良い弟に祐巳は絶大な信頼を置いています。ですが、相手は先輩ではなく弟。本来なら姉の自分が彼の世話をする立場です。そうなると、ここぞという時に助けてくれても、ありがとうと思うと同時に自分もしっかりしないと、という気持ちを失わずに済むというわけです。

 はっきり言って、お正月の中篇の時の祐麒は別段頼りになるような側面もない、小生意気な可愛げのない弟というだけでした。それが、ここ最近のシリーズでは頼りがいがあって祐巳に対してはちょっと素直じゃないけれど心配ばかりしているという、可愛げのある実にイイ男へと変貌しております。もう、別人かというほどに変わっています。明らかに、作中での役割が変わった、というのは穿ち過ぎでしょうか。著者が、彼を登場人物の中でも重要たるべき存在と位置付けたのだと考えるのは妄想過多でしょうか。聖×祐巳というカップリングの後継として、祐巳×祐麒というカップリングを我々に提示したと考えるのはイッちゃってるでしょうか!?

 なんにせよ、私にとって、ソッポを向いて愚痴を零しながらもボケた姉を助ける弟と、生意気だと思いつつも出来のいい弟を信頼している姉という組み合わせ(妄想が入りすぎて現実と食い違っている怖れがあります)は、もう絶頂ものです。おまいら、結婚しろ!!(マテ
 今後も学校同士の交流で祐麒もリリアンを訪れる展開も予想され、事態はさらに拡大の一途を辿っております。

 そう、『マリみて』はもう既に姉妹の時代から姉弟の時代へと移りつつあるのです!!



 …………これで、つぎ祐麒が出なかったらベランダに出て普段吸わない煙草を吸いながら静かに泣きます。
 ちくしょー!!(すでに弱気)




5月22日

 熱い! 無愛想で不器用な男だけど、これほど分かりやすく熱い男は見たことがない。
 伊良部秀樹である。
 緒方に同点本塁打を打たれた直後、自らに激怒するかのように今期初の150キロを越える直球を連発し、挙句には153キロという往年さながらの剛速球を放り投げた。そして、最後はあの伊良部の代名詞だったハイスピードな140キロフォーク。
 惚れる!




5月21日

 マガジン新連載のCLANPの新作、あれなにぃ!?
 ヤンマガのCLANPの漫画で小狼とさくらが出てきたんで、ああ『CCさくら』と同じ世界の話なんだと思ってたら(姐さん、それらしい事言ってたし)、なんかマガジン新連載の方と繋がっちゃうし!
 ってか、登場人物全部『CCさくら』と一緒なのに異世界って?

 ちなみに、素直に面白そうと思いました(w
 こういうのに抵抗無い人ですから。



『強救戦艦メデューシン(下)』 著:小川一水
 前回、妙に観念的な戦争批判に終始しててあんまり面白くなかったので、この巻入手するか迷ってたのですが、話途中で放棄するにはこの著者の作品はパワーがありすぎました。んで、入手。今回は前回ほど観念的な話がなかったです。やはり、イラク戦争の影響があったのかな、前回は。
 超巨大航空艦にして、戦場を突っ切って医療活動を敢行する突撃病院船――強襲救護戦艦『メデューシン』とそれに乗り込む看護婦や医師の活躍を描く本作ですが、この『メデューシン』の母国の国策、はっきり言ってこれほど最悪な国は見たことないです。まだ、戦争末期の大日本帝国やソビエト連邦の方がマシだと思います。ここまで下劣な売国行為ってフィクションでも見たことないや。よくまあ、こんなの考えつくものです。理屈としてありうるやり方と分かっていても、言われなければ思い浮かぶものではないですよ。


『A君(17)の戦争 5.すすむべきみち』 著:豪屋大介
 前回、RSBCとのクロスという大技をかましてくれた本作ですが、今回は再び元の世界へと話が戻りました。良かった良かった。
 そして、当然のように出現する新キャラ。これって3巻で死んじゃった人(女性レポーターの人)がなるはずだった立場に代わりに入ったのかしらん。
 チクチクと皮膚やら心臓やらに突き刺さる部分の多い作品ではありますが、面白さに関しては文句もないです。後は、どれだけ早いペースで出していただけるか。富士見じゃフルメタ並に続きを待ち望んでる作品になりました、って前からもうなってますけど。




5月20日

・今日のお話。

 車の運転中、女性の御美脚に目を奪われ、ハンドル操作を誤りかけました。あぶねぇ、あぶねがっだ(汗)
 ホットパンツで自転車を漕がないで下さい……まったく。


・そんなお話。
 みな、なんでそんな枠を作りたがるんかな。
 いや、それ自体は別に変やないねんやね。そんなん当たり前。自分やって自分なりの枠言うもんを持っている。
 不思議なんは、絶対自分に嵌まるはずの無い他人の描く枠に、自分が嵌まらないのを気にすること。
 もっと、自分が好きなものを、好きで書いてるということを、自分の書きたいものを、書こうと思った時の動機を、素直に信じられへんのかなって、思う。信じてへんなんて事ないんやろうけど、他人と考え方違うなんてどうでもええやんと思うてしまう。
 結局と言うか、究極的にはと言うか、それが始まりで原点、終わりで終局で、全てで、好きなものを好きなように書くしか出来へんのとちゃうんやろうか。
 自分は書くのが好きやから書いてる。そして、読んでくれる人にも楽しんでもらえたらと思いながら書いてる。
 それしか自分は出来へんし、他のやり方に興味無い。
 思いついたものを思うがままに好きなように書く。自分なりの枠に基づき、自分の思い描いた話、妄想を思い描いた形にする。
 不器用やから、自分のHPに掲載するんでも他の人のHPに投稿するんでも、こんぺでも何一つ作戦とかニーズとか考えず、考えても出来へんやろうし、好きなように思いつくまま書いてきた。
 これまでずっとそうしてきたし、これからもそうするんやろう。
 誰にも読んでもらえへんようになるまで、いや、書きたい話がなくなるまで、そうやるんやと思う。

 正直、他人がどんなん書いてようが気にならん。面白かったら楽しんで色んな事を考えて感謝して、読む。面白無かったら興味なくして忘れてまう。
 また、自分のがどう読まれようと気にならん……というのはちょっと違うか。感想くれたら嬉しいし、どこそこの描き方が下手くそやとか指摘してくれたらありがたい、面白かったと言ってくれるとにやけ顔が収まらないし、けなされるとめちゃめちゃ落ち込んでまう。
 でも、定義やら枠組みやら自分のやり方を他人にどう見られても、それは全然気にならん。気にしてもしゃあないからやと思う。自分にはこういう書き方しか出来へんし、こういうのを書きたくて書いてるんやから。
 それを読んでくれはる人が受け入れてくれるかは読者任せ。力不足に対する努力は怠れへんけど、方向性に対しては書きたいと思わないものを書いてまで矯正しようと思わへんのやろう。楽しんでくれはったら、ありがとう。楽しまれへんのやったらごめんなさい。

 これ、ある意味他人なんかどうでもいいって言っとるんやろうかね。みんな好き勝手やればええねん、我が道を行け、と思っとる自分、社会性も社交性もないんやろうか。
 それだけが、ちょっと心苦しいような、情けないような。やれやれ。

 なんともまあ、纏まりの無い独り言(失笑)

 ただ、これだけは言っておかなあかんのかな。
 自分は胸を張って、原作を大事にしてると言い切る事が出来ます。
 彼らが好きやから、彼らを書き、話を書いている。
 それが、誰にどう思われようとも関係無い、自分の真実ですわ……ま、やっぱ言わんでもええことかもね。でも、ま、一応(苦笑)



・夢のお話。

 突然ですが、幽体離脱の夢を見ました(w
 特に面白くもない話ですが、折角なので書き散らかしてみたいと思います。
 時刻は午後7時過ぎ。帰宅後、ラジオで野球中継を聞きながら少し休憩と横になっていたのですが、そろそろ起きねばと手を伸ばしラジオを消そうとしたところ、どうしても電源の切れないデッキ。おかしいなと必死で色んなところを押すも、ラジオは音を吐き出すのをやめようとはしませんでした。そして、何故か暗くて自由の利かない視界。
 私は、そうだ、他のラジオがなっているんだと、身体を引き摺り部屋の隅に3つ置いてあった古いラジカセに手を伸ばし弄るのですが、部屋には野球中継が響き続けるのです。焦った私は、手を伸ばし電灯の紐を握りしめ、引っ張るのですが幾ら紐を引いても灯りの付かない蛍光灯。そして、檜山のタイムリーに興奮するラジオのアナウンサー。さすがに寝ぼけてられないと、身体を起こそうとするのですが、途端体の筋が悲鳴をあげ、起き上がるのを拒否するのです。そう、それは金縛りでした。
 実は、高校生の頃の話なのですが、私は十数度ほど金縛りに掛かった経験があり、今回のこれも金縛りに相違ありませんでした。尤も、高校生の頃の金縛りは運動部で頑張ってた疲れから来る筋肉疲労だったと今では確信しております。ですが、今回は不思議な現象を伴った――消えないラジオにつかない電灯――金縛りです。良く考えると、ラジオを消そうと身体を動かした時も、視界は身体を横にして寝そべっていた時から一時たりとも動いていなかったのです。
 私は、訳も分からず心底ビビリながら必死に身体を捻り悶え、起きようとしました。今にも顔の前に幽霊が出てくるのではないのかと、本気でビビッていたのです。ラジオからはアリアスのホームランに興奮するアナウンサーと中西清起の声。てめえ、人が大変な時になにはしゃいでやがる、ああでも良く打ったぞジョージ! などと思いながらバタバタしていると、なんだか裂きイカを裂いたような感覚が身体に走りました。妙な浮遊感と、同時に矛盾するのですが空気が質量を持ったかのように重い体。そう、深い海の底にいるとでも言ったらいいのでしょうか。そんな違和感とともに私は起き上がることができたのです。
 私は唖然と自分の腕を見つめました。輪郭があやふやな自分の腕、そして上半身。手をつき、身体を翻して立ち上がろうとした瞬間、私は何も考えられなくなりました。手をついている場所には私の胸があり、ペリペリと剥がれるような感触と共に動かした下半身の部分には、相変わらず横たわってる私自身の下半身。
 何故か、顔は見えませんでした。
 私は慌てふためいて、よろよろと上手く動かない体で部屋を出て階段を降り、そこでへたり込んでしまいました。そこに、どうしたのかと現われる我が母上。
「なにやってるん?」
「……お、おれ、幽体離脱中みたいやねん」
 母は鮮やかにスルーしやがりました。
 夕食を作っていたらしく、キッチンに戻ろうとする母を必死で呼び止めました。
「いや、ほんまやねんて」
「ふーん」
「いや、ふーんやなくて! 嘘や思うんやったら二階の部屋見てきぃや!」
 私の必死な様子に母もおかしいと思ったのでしょう。半信半疑ながら階段を昇っていきました。と、思ったらすぐパタパタと降りてくる母。彼女は何とも言い難い顔で、まだへたり込んでいる私の顔を、階段の途中から見つめました。
「どうやった?」
「あんた、二階でも寝とるわ……」
 実は、自分でもまだ信じてなかった私は、母のマジな台詞にどないしようと青褪めました。身体を重ねたら戻れるんやったっけ、とかなり必死に電光のような思考速度で色々な手段を思い巡らしました。
 と、そうするうちに段々と意識がぼやけて溶けていき、呆然としている母の姿も見えなくなっていき……
 私は、先ほどの金縛りの体勢で目を覚ましました。

 ラジオからは金本がファールフライを打ち、前の打席でタイムリーを打った檜山が打席に立とうとしている場面がアナウンサーにより伝えられているところでした。
 恐る恐る私は身体を起こすと、何の苦労もなく起き上がる自分の身体。
 私は、大きく溜息を付きながら、逆転のタイムリーをかっ飛ばす檜山の活躍を伝えるラジオをボケーと見やったのでした。

 言っておきますが、幸か不幸か私は実際に幽体離脱はしていません。これは間違いなく夢でした。部屋には古いラジカセなんて3個どころか1個もありませんし、うちの母は別に幽体の私と会話なんぞしなかったそうです。その変な体験が夢だったのは、起きた瞬間分かったんですけどね。でも、一応、母が泡食って階段を上がってくるのを一分ほど待ってみたりもしましたが(笑)
 とはいえ、一分とはいえそんな疑いを抱いてしまうほど変な夢であった事は確かで、面白いくらい明瞭に一分始終を覚えているのでこうやって起きてすぐ書き残してみました。
 ちなみに、夢の中でラジオが喋ってた内容は全部本物だったみたいです。といっても、広島が入れた三点の事は全然記憶にないんですが。
 ……ああ、オチがない(w


・野球のお話。
 んで、私が幽体離脱の夢に悶えているときに、耳元で鳴り響いていた試合です(笑)
 絵に描いたような試合というんでしょうかね、本日の阪神・広島戦。
 試合中のアクシデントで交代した濱中の代わりに4番に座った今期大不振の檜山が、タイムリー2本を含む3安打猛打賞で見事復活。出来レースみたいな試合だ、ほんと(苦笑)
 それにしても、中日にはあんなに強いのに、阪神にはなんで負けるんでしょうね、広島カープ。阪神は中日に苦戦するのに。
 鯉が竜に負けないというのも面白い話です。鯉といえば、龍の前身。鯉が瀧を登ることで龍となるという話を鑑みると、自分が脱ぎ捨てた存在に勝てないという構図は面白い。尤も、龍になる鯉は、あの魚の鯉とは厳密には違う怪魚だという話も聞きますが。

 今年も近鉄のタフィ・ローズがアホのように打ちまくってます。この時期にもう17号。
 カブレラの出現に色々と露出少なくなったけど、この人の打ちっぷりほど安定してるものはないねえ。今年でもう8年目ですか。近鉄の外国人選手は長い間居てくれはるので、羨ましいです。


・本のお話

『平壌クーデター作戦 静かなる朝のために』 著:佐藤大輔
 一読した後、まず思ったのが……なんかいい事あったのか、作者氏?
 いや、どうも殺伐としてたりギラギラしてる人や内容の多いこの人の作品としては、意外なほど優しい、和やかな、と思ったもので。
 主人公は日本人ではなく(とも言い難いんですが)、北朝鮮軍の青年将校。同作者による作品『征途』の藤堂兄ちゃんみたいな人です。つまり、新城や真田や南郷ほどには歪んでいない、と(笑)
 かなり最近に一気書きしたのか、イラク戦争やSARSの話がふんだんに塗してありました。そして、ピンと張り詰めた空気のまま進む北朝鮮の話とは裏腹に、なんか腰砕けな日本パート。この人が描く女性は、大概の場合芯の通った凛とした人が多いのですが、これに出てくる自衛隊の情報士官のお姉さんといい、情報本部長のおばさんといい、なんか妙に緩くて。いや、お姉さんの上司の二佐が一番緩いんですが(笑)
 この三人が角を突き合せてる場面、なんか笑っちゃいましたよ。もう、おばさんのビジュアルイメージは大山のぶ代で固定されちゃったし(w
 それと、合衆国首脳部の会議場面も笑ったというか興味深く拝見したというか。国務長官と大統領補佐官、ホントにホントに大変そうだなあ、てなもんです(笑)
 いや、一番同情してしまったのは鮫島さんなんですけどね。あの部署は、こういう人にはちょっとキツいわ(苦笑)




5月17日

 で、本日は本物こと、トレイ・ムーア出陣。
 対する敵は松坂世代木佐貫君。これまた、先日と同様の行き詰まる投手戦。
 正直、木佐貫に対する印象はこれまでそれほど良くなかったのですが(セリーグの同じ世代なら久保や広島の永川の方がいいと思ってた)、今日の出来を見る限りあの直球はたいしたものです。今年のふやけた上原の直球よりよほど伸びがある。
 でも、対するトレイも実にスライダー、直球とも要所、内角にビシビシと決める決める。ありゃ、そうそう打てません。
 試合の方は、4割バッターで得点圏打率も4割を越えるトレイが、この試合もタイムリーをかっ飛ばし、一人で投げて打つというトレイショーの結果、完封リレーで1−0の勝利。うーむ、痺れる試合だった。
 解説で掛布と川藤がしきりに投手を代えれば雰囲気が変わって危ないという中、星野仙一は9回に守護神ウィリアムスを投入する。
 私の私見だが、解説者陣の発言は実に当を得たものだったと思う。野球というものは、リズムを変えることで試合の流れがガラリと変わってしまうスポーツだ。そして、その流れを変える最たるものが、好投を続けていた投手の交代。
 実際、今年、横浜の山下監督が好投を続けていた斎藤を代えた事で大敗を喫し、今年の最下位を事実上決定付けてしまったのではないかという、チームとしては致命的な敗北を決した。これほどの重要で致命的な敗北は早々無いが、例年投手を変えることで勝てる試合を壊してしまう事は多々見うけられる。
 恐らく、彼らはこの轍を踏んでしまうのではないかと危惧したのだろう。実際、私も不安だった。
 だが、上記した横浜の例と今日の試合が決定的に違うのは、変えた投手がエース井川ではなく、また変わった投手が今年阪神の守護神と位置付けられたジェフ・ウィリアムスであったという点だ。実は、今年の阪神のクローザーはルー・ポートを予定していて、ジェフはセットアッパーとして開幕を迎えたのだが、御存知の通りポートは打たれた挙句に二軍落ち。実質、繰上げの形でジェフがクローザーの位置に収まった。これまで、防御率0.52のセーブ9という文句の無い成績をあげていたジェフだったのだが、この経緯からまだ周囲からは無意識下で絶対的信頼を寄せるべき守護神という共通認識が得られていなかったのである。
 だが、この試合。星野監督はジェフを1−0の場面で9回頭から投入することで、彼に絶対の信頼を置いている事を周囲に示し、ジェフは見事に9回を三人で危なげなく片付け、その期待に答えて見せた。
 つまり、ジェフと星野監督は此処でタイガースに、そして他のセリーグのチームにその存在を知らしめ、同時にその脅威を植え付けた。印象とは実態以上の姿を周囲に認識させるものであり、今日の試合でジェフはその印象を、皆に与える事に成功したのだ。
 これは、今年を鑑みるに実に重要な試合である。
 この試合で、阪神は往年の佐々木や高津。今年のロッテ小林雅や西武豊田の如き、彼で負ければしかたがないと諦める事の出来る、そして他のチームには容易に打ち崩せないという圧迫感を与える、絶対的守護神を手に入れたのだから。

 そう考えると、星野仙一という男の深慮遠謀には唖然とする他無い。
 彼はこの一試合で目先の一勝を望まず、140試合を通して勝ち抜けるだけのファクターを構築する事を選んだのだ。
 もし、今年優勝するとして、ジェフがその勝利に多大な貢献を見せたなら、この試合こそが一つのターニングポイントだった、そう云えるだろう。
 この試合は、覚えておいて損は無い。



5月16日

 ちうわけで、本日の話題は相も変わらず野球でござんす。
 巨人の先発は韓国より来襲したエセムーアこと、ラス。阪神の先発はご存知クラゲの伊良部。
 打高投底の今シーズンとしては初めてではないかというくらいの行き詰まる投手戦。とりあえず、このラスという投手を二軍に閉じ込めていた巨人の連中は全然全く完璧に見る目がなかった、ということですな。
 両投手とも素晴らしい投球で、ここぞという時に絶対危ない球がいかない。阪神打線はボール球にも手を出してないし、好球必打を心がけていたにも関わらず、一点も取れなかった。
 結果として、試合は清原に打たれたソロ一本で決まったわけですが、悔しい試合ではあったけれど、ダメージの残る試合ではなかったと思う。やられた、と膝を付くような試合ではなかったってことですね。惜しくも競り負けたという印象。明日を向ける試合だった。
 それにしても、あのラスってピッチャーは良かった。




5月13日

 完徹したのは、本当に久々だったので、今日一日キツかった。マジきつかった(涙)

 それもこれもベニー松山氏のかの傑作ウィザードリィ小説『風よ、龍に届いているか』が悪いのです。
 やっとこ入手して、ちょっと読んでみるかとページを開いてしまったところでもう逃れられない部分まで踏み込んでしまっておりました。気が付いたら、下巻にも手を出して、最終ページを捲り終えて呆然と余韻に浸っていたところで、ふと我に変えると既に明け方どころか午前7時。
 いわゆるライトノベルというジャンルにおいて『十二国記』と並んで最高峰と名前を挙げられるだけあるというものです。これまで、私は値段とスペースの問題でハードカバーにだけは購入しないという方針を守ってきたのですが……もうどうでもいいや(w
 2冊で3200円。これっぽっちも惜しくはありませんでした。読んでない人、読め!!




5月12日

 デモンベイン、ありませんでした(涙

 一日遅れて母の日プレゼント。さすがに花は勘弁(苦笑




5月11日

 しまった。母の日、今日だったんだ。完全に忘れてました。
 一応、毎年花とケーキを贈ってるんだけど……明日、一日遅れで渡すか(汗

 プロ野球の
サンヨー・オールスターの投票なんですけど、これ絶対ノミネート選手に票が集まってしまうんですよね。これって、かなり不公平。現在活躍している選手との乖離があって、ノミネートされてない選手に投票するのはどうしても手間がかかってしまい、多くの人は大して活躍もしていない選手に投票してしまう。去年の阪神の藤本なんか典型的。不公平なんですよね。でも、昔の手紙投票に比べるとインターネット投票はだいぶマシになったとも言うし……
 でも、もうちょっと改善して欲しい。

 んで、私の投票選手を暴露(w

セ 投手・先発 T 伊良部 秀輝 41
セ 投手・中継 D 岩瀬 仁紀 13
セ 投手・抑え C 永川 勝浩 20
セ 捕手    T 矢野 輝弘 39
セ 一塁手   YB T・ウッズ 44
セ 二塁手   YB 村田 修一 25
セ 三塁手   S 鈴木 健 9
セ 遊撃手   T 藤本 敦士 9
セ 外野手   S A・ラミレス 3
セ 外野手   T 赤星 憲広 53
セ 外野手   D 福留 孝介 1
パ 投手・先発 Bu 岩隈 久志 21
パ 投手・中継 L 森 慎二 11
パ 投手・抑え M 小林 雅英 30
パ 捕手    H 城島 健司 2
パ 一塁手   L A・カブレラ 42
パ 二塁手   H 井口 資仁 7
パ 三塁手   F 小笠原 道大 2
パ 遊撃手   L 松井 稼頭央 7
パ 外野手   Bu T・ローズ 20
パ 外野手   F 坪井 智哉 7
パ 外野手   BW 葛城 育郎 3
パ DH    Bu 川口 憲史 61


 とまあ、けっこうばらけてます。
 阪神4人 中日2人 ヤクルト2人 広島1人 横浜2人 巨人0(w
 近鉄3人 西武3人 ダイエー2人 ロッテ1人 日ハム2人 青波1人
 一応、実力重視のつもり。ファン心理が色濃く出てるのは、坪井だけのつもりです。他はまあ、成績が同等もしくは上の対抗馬がいるとはいえ、だいたい実力どおりのつもり。私は活躍してる選手が好きだし、活躍できてる選手が出れないというのは、勿体無いと同時に(野球ファンとして)情けないと思うのです。監督推薦で出れるとはいえね。やっぱり、ファン投票で選ばれた方が嬉しいだろうし。
 今岡、濱中、金本も入れたいんだけど、これは他の人が入れるだろう。


 松坂大輔、一安打完封勝利。去年までの体たらくが嘘のように、ルーキーの頃の輝きを取り戻してます。もう、完全復活といえましょう。
 やっぱり、ライバルって必要なんですね。


 阪神も濱中の二発一タイムリー六打点をはじめとして、快勝。
 濱中もこれで既に本塁打11本。打点は42.ちょっとここまでやるとは思ってなかった。ホントに弾けたなあ。
 今日の試合で一番驚いたのが……八番藤本に送りバントをさせたところでした。これでも長いこと野球見てるけど、ピッチャーに打たせるために送りバントさせたなんて初めて見た。しかも、藤本は現在3割4分近く打ってるバッターなのに。
 それで実際、二点タイムリーを打っちゃうムーアも凄すぎるんですが(w
 はっきり言って、内角高めの難しい球でした。それを見事に捌いてライト前に運ぶ。もう、脱帽です。




5月9日

 中日ドラゴンズよくやった!!

 5−0から8回に福留の本塁打などで5−4.9回に河原を打ち込み、5−7と逆転。もう、絶賛。
虎に快勝しておきながら巨人に惨敗する彼奴等の態度には業腹なものがあったのだが、今日はもうお見事。
 シーズン当初は悩んでたみたいだった福留も、ここしばらくは実にいい調子に戻ってるし、アレックスも一番にまわってから復調の兆しを見せている。ここらへん、打線を思い切って組み替えた山田監督の手腕が際立っている。
 星野さんが球団の意向を退けて彼を監督に引き上げたのはホント、間違いじゃなかったわけだ。目立っていないけれど、この人はかなりの名将だと思う。新戦力も実に鮮やかに使いこなしているわけだし。

 阪神も、前日の大敗を引き摺らずに横浜相手に大勝。伊良部はホントどんどん良くなってるねえ。
 85年を彷彿とさせるという文句が飛び交っている濱中・片岡・アリアスの吉見からの三連発。
 ただ、まああの年を神話視している阪神ファンからすると、まだ甘いんですよねえ(苦笑)
 あの伝説の三連発は甲子園で巨人戦で3・4・5番でしかも全部バックスクリーンだったから、阪神ファンのバイブルとなったので、まだ過去の遺物に出来るほどではない。
 あれを上回るには、甲子園で上原から3・4・5・6番が連発するくらいしかないのですよ。過去とはどうしても美化されるものですからね(w


 飽きもせず、暇を見つけてディスガイア。
 実は、固定キャラの転生やってないんですけど、そろそろやるべきでしょうね?
 そろそろレベル400を突破。アイテム界も50階ぐらいまで潜りだしてます。
 しかし、レベル1000や2000を狙うには、レベル上げに主眼を置かないといけないんでしょうか……


 『陰陽の京 四』 著:渡瀬草一郎。

 薄々ひょっとして、と想像はしてたんですが……私の書いてるSSの神室家の設定と、これの伯家の秘密がモロに被ってました(苦笑)
 無論、細部はかなり違うんですけど、皇家の身代わりという大枠としては完璧なほど一緒だし。

 まあ、そんな私事はいいとして、渡瀬氏のもう一つの作品「パラサイトムーン」もいいんですけど、この『陰陽の京』の派手さのないしっとりとしたお話は毎回毎回実にいい感じです。今回、微妙にエロかったなあ(w




5月7日

 ONEこんぺ、結果発表と相成りまして…………え!!?

 なんちゅうたらイイかわかりませんが、なんと52作品中5番目という順位を頂きまして。
 ちょっともう仰天してます。順位見た時、手が震えちゃいました。ホントに(苦笑)

 採点してくださった方、感想くださった方々、そして開催者様。まことにありがとうございました。
 私の作品を読んで楽しんでくださった方には感謝を。楽しめなかった人、ごめんなさい。
 今回はまったく期待してなかったので、嬉しいやら恐縮やらでまだ混乱してます(w
 ホントにありがとうございました。




5月4日

 讃えよ我が姫(ハイル・ミス・ハイネス)!!

 ちうわけで、秋山完氏のスペオペ『吹け、南の風3 開戦への序曲』読了いたしましてございます!!
 なんというかもう、『ペリペティアの福音』の頃にはまだただの悪女に過ぎないように見えた当時御歳6歳であった連邦大統領第三息女ジルーネ・ワイバー様。
 14歳になられました今作では、底辺の見えない実に魅力的な淑女とおなりあそばされました。
 計算して今の顔を演じているようにも見えず、そもそも悪意があるようにすらも見えず、それでいて宇宙を手玉に取るその無垢で無邪気なご手腕には、拙者ただただ平伏するだけでありました。

 賛えよ我が姫(ハイル・ミス・ハイネス)!!

 いやあ、伊達に六百ページを越してません。二転三転する綱渡りの展開に、複雑に絡まる登場人物たちの思惑。そして無慈悲な現実の論理。策謀渦巻く懇談。それでいて、どこか心温まるヒトとヒトとの繋がり。
 お見事。


 車のラジオがどうも受信状態が悪くって、野球中継が聞き取り難く、苦しみました。
 クーラーつけると雑音混じって聴こえなくなるもんなあ(涙)

 阪神×ヤクルト。新人の伊代野が打たれ、負けがついてしまいましたが、あれは仕方ないでしょう。決め球が悉く真ん中に入ってしまいました。ですが挫けてはいけません。彼、いいピッチャーです。我慢して使い続けましょう。いずれ、要となってくれる投手になってくれるはず。


 SARS、既に数種類の進化型が誕生しているとか。この類の感染症というものは、広がるに連れてその性質を変化させていき、ワクチン開発との鬼ごっこになるものなんだけど、この変化型発生ペースはだいぶ早いんじゃないだろうか?
 そこらへん詳しくないので、断言できないんだけど、致死性と感染力がもし今などより高かったとしたら、かなり大変な事態になっていたんじゃないのかと思う。ベトナムなどでは沈静化はしてるものの、それはあくまで感染を防いだだけで、必殺的にSARSを治せるワクチンもまだ出来たと聞いてないし。




5月2日

 冷房はいいものだ(感涙)

 今日は時間があったので、我がオンボロ車を点検に連れて行きました。
 タイヤもこの間変えたところだったので、幸いにも特に不具合は見当たらず(本当か?)
 エンジンオイルも変えてもらい、なんだか全然効かなかった冷房に、冷却液を入れてもらったところ、これが効くわ効くわ。蒸し風呂だった車内が快適空間に早変わり。夏まで持つのかが問題なのですが。すぐ切れちゃうんですよねえ、これ(ボロい)
 去年の夏は、あまりの暑さに運転してるのに酔ってしまったほどなので、何とか乗り切れたらいいのですが。


 近鉄×日ハム戦、激戦というか激闘というか。
 今日は岩隈が先発だったんですが、若さが出てしまいましたね。味方の守乱に足を引っ張られ、どうにも熱くなってしまった模様。
 とはいえ、個人的には今年の彼の評価を下げるようなピッチングではなかったかと思います。
 戦況は、逆転逆転の打ち合い。まさにホームランパーティーでした。坪井に西浦、大村、川口、益田にローズ。
 大村はホントに打つ時はスゴイ当たりをぶちかましますね。あんなの打てるんだから、振り回したくもなるか。ローズは最近調子が落ちてたので、今日の二発は近鉄5月戦線にとっても明るい話題です。問題は抑えと中村ですか。
 抑えに関しては、ロッテに小林(どうしても知名度に劣りますが、彼は間違いなくマリナーズの佐々木全盛期に匹敵する男です)、西武に豊田という二大巨頭。それにダイエーにスクルメタがいるのに対し、やはり近鉄の岡本、日ハムの伊達、オリックスの萩原はどうしても一段見劣る。ここがこの三チームにとってのネックなんですよねえ(とはいえ、酷評するほど悪いものではないんですが。抑えに関してはセリーグの方が壊滅的)
 今日の試合、個人的には坪井の活躍が嬉しかった。自分、この極端なくらいプロらしいプロフェッショナルな男のファンなので。
 西武×オリックス戦では、三井が岩隈、ロッテの清水と並んで開幕五連勝を達成。投壊のパと言われて久しいパシフィックですが、今年は完全にセリーグと立場を逆転してる模様です。今年はホントに各チームに活きのいい投手がたくさん出てます。


 ディスガイア、なんだかここらへんまでくるとレベルがアバウトです。アイテム界潜ってるんですが、一面違うだけでレベルが一〇〇や二〇〇変わってくるし(w
 最近では、とうとうレベル1000クラスと激闘中。とはいえ、こっちはまだレベル300前後なんですが。でも、強化したアイテムを装備しているので、かなり対等に戦えてます。銀河宇宙杖レベル20だの、ゴッドハンドレベル30だの。
 試しに言ってみた練武界をあっさりクリアしてしまったので、頃合を見て別魔界へとそろそろ侵攻しようかと計画中。

 とりあえず、現状のラインナップは――

 魔王 ラハールLv353 銀河宇宙ブレード
 地球勇者 ゴードンLv342 レア・魔王砲Lv20
 地球勇者助手 ジェニファーLv331 レア・ゴッドハンドLv30
 魔王の手下 エトナLv297 レジェンド・ロンギヌスLv20
 天使見習い フロンLv288 銀河宇宙の杖Lv10
 プリニー地球勇者 カーチスLv267 レア・サタンフォースLv20
 ショウグン Lv345 レア・銀河宇宙ブレードLv20
 宇宙海賊 Lv296 レア・エクスカリバーLv20
 銀河魔法使い Lv367 レア・銀河宇宙の杖Lv30
 天使兵見習い Lv294 レア・魔王の弓Lv30


 100時間を越えてこれって、順調な方なんでしょうか(w


 デモンペイン買いに行って、手元には何故か「うさみみデリバリーズ」と「Ruetus」が……あれ?
 デモンペイン、な、なかったんですよぅ。というのが、実は4日前。
 あまりない時間を、デリバリーズに注ぎ込んでました。

 ここ数作品で、自分、ロリ系に興味皆無というはずの、自分の趣向が揺らいでます。
 思えば、家族計画の末莉に爆沈させられたのが始まりでした。あの衝撃のペドの夏以降、月姫のレンに誑かされ、星空☆プラネットの藤原佳多奈に翻弄され、そして今回。

 ………ごふっ(喀血)

 ま、まさか二人いっぺんにヤラレルとはッ。
 朽木べるの、ことベルベット・A・クッキーと、姫こと霽月莉央。お二方ともに、わたくし完敗です(平伏)
 べるのなんて、最初うざったい喋り方だなあとしか思ってなかったのだが……

 どうやら、自分、振り回す系ゴーイングマイウェー型の年下キャラには無力化される模様です。
 それでも、やはり自分は姉属性!!

 ああ、でもすぐにデモンペインのアル様にお仕置きされてしまいそう(w


 近所の本屋では売り切れてて入手できなかった「でたまか」を、帰りにゲット。
 驚天動地篇とのサブタイのとおり、かなり驚天な展開でした。そう転がしますか!

 ソノラマの秋山こと秋山完の「吹け、南の風3」も入手。
 そして、その厚さに絶句。おーい、なんですかこの1巻と2巻を足したのよりも太そうな厚さは(汗)
 前二巻が前振りみたいな感触だったので、だいぶ続くのかと思ったら、三巻目で一気に完結まで纏めてしまった模様です。さすがは巻が進むにつれて何もかもがヒートアップする秋山完氏。
 唖然としたまま、お陰でまだ手をつけてません。


 こっちは無事巻数延長が決まり、中身もしっかり書き込めるようになったらしい吉田親司氏の「国際自衛隊4」。うー、まさかそういう展開になるとは。一巻からはまず想像できませんでした。特に、あのコサックは(汗)
 ある意味光栄のシミュレーションゲーム的かもしれない。信長の野望とか三国志。
 将棋みたいに倒した駒を自軍として使うんだから(笑)





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