徒然雑記



2001年分
――2002年 1月分 2月・3月分 4月分 5月分 6月7月分 8月〜10月分 11月〜12月分
――2003年 1月分


2月26日


 ……ラブひなの赤松せんせの新作、第一話だからか知らんけど、凄いな(汗)
 しかし、中学生は範疇外なので、何となくガッカリ。


 最後の弁護人、相変わらずぶっ飛ばしてます。なんでこんなに面白いんだろ。
 これまでのエピソードでは比較的あっさりと犯人が誰かを明らかにしたり、バレバレだったり、最初から提示してたりしてたので、すっかり騙されました。安易に、先週の放送を見て彼女が犯人かと思い込んでた。あかんなあ(苦笑)
 まあ、自分が世間一般の人より鈍い、察しが悪いという可能性を無視して考えると、これまでのエピソード全部が今回はちゃんとしたミステリー仕立てだという事自体を認識させないための伏線だったのではないかと。これまでのエピソードがこのためにあったなどという事ではありませんよ。ただ、これまでのエピソードの並べ方からそういう意図があったのではないかと。
 何となく、ボディばかり攻撃されていて、ふんお見通しよ、と思ってたらいきなりドラゴンフィッシュブローを喰らった間柴の気分です(byはじめの一歩)

 あと、浅野姐さんの弁護士っぷりにはもえました。やっぱり、このレベルの人はどっしりしてます。
 あと、検事側のお姉さん、やられっぷりが可愛すぎるんですが(w


 なんだか殆んどオリジナルそのものだった『HappyDays』の外伝【九十九埼の剣解】が何とか終了。
 うーむ、書くのに四苦八苦しましたが、内容もそのままに四苦八苦(苦笑)
 まあ、何とか最後締める事が出来たのでよしとしましょう。反省点はいつもの如く多々あるわけですが。

 と、この外伝でこの『HappyDays』の世界というか歴史が実は現実のものとかなり違っているというのが決定的にわかるネタを仕込んでます。多分、誰もつっこんでくれそうにないので、ここに書いてみたり……寂しいことしてるな(w
 って、一応Kanonのアフターなんだが、好き放題やってるよな、自分(苦笑)




2月23日

 河内洋騎手が今週で引退しました。
 そうですか。この人も引退しちゃうのかぁ。
 なんというか、後には確かに若いのが出てきてるんですが、まだまだ頑張って欲しかったなあ。でも、49歳じゃ仕方ないのか(岡部はまだやってるけど)
 なんだか、本当に上手くて腰の据わってる騎手が居なくなってる気がします。いや、武豊が凄まじ過ぎる所為かもしれませんが。

 阪神もオープン戦開始しました。でも、その前に先日の横浜。古木。凄いです、あれ。何者? いや、確かに去年の後半戦はブレイクしましたけど……なんだか段階的に成長していくのが普通なような気がするプロ野球選手の中で、彼は隔絶している気がします。いきなり頂点を極めそうな感触。もしや、今年の時点でセリーグのホームラン王松井の後継者を引き継いでしまうのではないかとすら思っちゃいます。凄いです、古木。
 で、話を戻して阪神。いやあ、充実した試合を見るのはこんなにも楽しいものなんですねえ。選手一人一人が眼の色を変えて成果を出そうと頑張ってる様子は見ていて本当にワクワクします。
 田尾さんなんかも言ってましたけど、赤星は本当に外せないでしょう。あの守備範囲は投手を何度も助けるでしょうし、弱点といわれた打撃力が向上し、むしろアピールポイントになってます。赤星は本当の意味で福本豊の後継者になれる可能性を秘めてますよ。福本さんって、盗塁ばかり注目されてますが、あれでホームランもばかすか打ってるんです。今の赤星なら……。




2月22日

 最近ネットがあんまりつなげん。でも繋いでない方のノートでチクチクSSは書いてるのですけどね。

 ICO第一週目クリア。
 このゲームを大作とは呼べないかもしれない。でも誰がなんといおうとこれは名作なんだと思う。
 イコはすごく格好いい男の子だ。純粋で真っ直ぐで穢れを知らない、でも唇をギュッと引き結んで小さな身体で頑張る事が出来る強い子だ。最後の敵ともいうべき相手に立ち向かう時の彼の姿は本当に格好よくて、胸が熱くなった。
 そしてエンディング。泣いた。思わず涙が滲んできた。
 このゲームは言わばパズルアクションだ。文章はなく、時々挟まれるイベントムービーでも登場人物の口から語られる言葉は少ない。エンディングなどでも、殆んど文章もなく映像だけが荘厳な音楽とともに淡々と流れていく。それなのに。いや、それだからこそか。言葉じゃなくても、映像で動作で、そして行動で、これほど素晴らしい物語を紡ぐ事が出来るのだ。
 一番最後の砂浜の場面……本当に良かった(涙)


 19日の垂れ流し文、せいるさんご本人に捕捉していただいちゃってました。ここです、いやはや(汗)
 あれ、以前から思い描いてた事だったんですけど、せいるさんの新作読ませていただいて、ちょっと思いつくままに書いてみた文章だったり。お陰で何言ってるかイマイチ解からん文章なもので、なんだかすみません(苦笑)
 かのんのキャラ、彼らの距離感についての理想。自分の場合、それはせいるさんの描く祐一と名雪だったり、祐一と栞だったり、香里と北川だったり、美汐と真琴だったりするのです。自分が見たいな、と思ってた彼らの関係。それが形となってそこにある、それって幸せな事だと思うのです。あー、つまるところせいるさん、いつも素晴らしい作品ありがとう、という事だったりします。
 少なくとも、私は理想の形を読むことが出来て、得る事が出来て、大変幸せです(現在進行形)

 で、振り返って自分なのです。自分も同じキャラを書いている。だったら、理想が分かっているなら、そこを目指したらどうなんだ?
 でも、それは違うんですね。この理想は目標じゃないんです。それは、その人が書くからこそ自分にとっての理想となり得る訳で、自分が書いても仕方ないのです。また、同じものを目指したとしても、違う人間がまったく同じものを書けるわけがない。
 きっと、解釈が同じだとしても、同じ距離は書けないんじゃないかな、て思います。
 また、私は自分の書いたものを、一番好きだな、なんて思えるほど自分の作品に対して冷静じゃない。
 自分で書いたものである以上、それは不安の対象であり、不満の対象であり、もし満足の対象であったとしても、無心に物語りに没頭できる対象ではないのです。
 だから、決して理想には届かない。
 だから、私は私が一番好きだな、と一読して素直に思えて、何だか嬉しくなってしまうような距離感を、自分が書く以上、自分で書く事が出来ない。

 でもですね、自分は自分の文章を読んで、せいるさんの作品を読んだ時みたいに、ああ幸せだなあ、とか、読めてよかったな、なんて思う事は出来ないけれど、もしかしたら自分の文章を読んでくれた誰かは、私がせいるさんの作品に感じたみたいな嬉しさを、感じてくれる事があるんだろうか。もし、そうだったら、いい…なあ。
 と思ったのが、先日の文章でした。
 うむむ、やっぱり良く分からない文章だぞ(汗


 んで、こっちは決して届かない理想ではなく、もしかしたら届くかもしれない、でもきっと届かない理想の話。
 書ききってみたいと思う理想も勿論、自分の中にあります。また、理想と輪郭と現実の輪郭が重ならないのも確か。
 重なるように頑張って書いて書いて書いて、それでもなかなか描き切る事が出来ない。何故なら、自分の中の理想の輪郭はどうしようもなくボケてるから。もし努力叶って重なったとしても、その瞬間理想の輪郭はまた違う形をとってしまうんじゃないだろうか。でも、理想は常にそこにある。だから追いかけて追いかけて。私はそんな感じです。
 だから私も、自分の中の理想を理想そのままの形で書ける人。凄いと思います。


 種――軍人が、どちらかが滅ぶまで戦うしか無い、なんて言い出したら、もうそれは軍人ではなく、また戦争ですらありません。
 良識ある軍人として描かれていた寅さんが、平然とそんな事を口にするとは。
 コーディネーターとか進化とかいう言葉が飛び交ってるように前から兆候はありましたけど、もうこのアニメの戦いとは戦争ではなくて名実ともに生存競争になってしまってるんでしょうか?
 そうなると、主人公君の立場って考えていた以上に微妙だなあ。
 昼メロドラマの癖に話がでかいぞ(w




2月20日

 あ、あーかーどぉ(即死

 ICO進行中。私、頭が鈍いです(苦戦中)




2月19日

 ちょっとまてロォォォォォォズッ!!
 いや、これはロッテフロントを責めるべきなのか。どちらにせよ、ダメだったってなによ。キャンプ中に退団って前代未聞やなかとですか?
 試合にも出れないような選手を獲得するフロントはもうダメ。まあ、試合に出てなかったから評価のしようがなかったんだろうけれど。二年のブランクを見縊ってたんだろうなあ。

 ICO買いました。店頭で見て初めて、「あいしーおー」じゃなく「イコ」と知る(w
 BGMがないのはちょっと寂しいなあと思いつつ、プレイ開始し始めてます。
 ……女の子の手を引っ張って走るイコ。足並みが揃わず、つんのめりながら走るイコと引っ張られガクガクと急ぎ足を強いられる女の子。まるで嫌がる少女を無理やり連れまわしているように思えてしまい、非常に心が痛いです(w

 最後の弁護士、初めての二話構成の前編。検事、もしかして死体は苦手なのか?(w
 役名もない当直の女先生、端役の癖にあなたなんかいいです。こういうところ、細かく丁寧でいいですね。
 このドラマを傑作と思うのは、一話ごとのストーリーの見事さもさることながら、全体を通して非常に緻密に練られているらしいところ。有働弁護士の過去の見せ方が本当に上手い。ちょっとずつ明らかになっていく過去。それも毎回の事件となんら関係無いところで明らかになるのではなく、ちゃんと事件に連動させて話を明らかにしているんです。これって実はかなり難しいんじゃないでしょうか。一話ごとのストーリーの帰結と連ドラとしての流れを見事なまでに両立させているわけですから。
 役者の細かい演技や小道具から、ドラマ全体の流れまでまったく手抜き無く、見事な手腕をもって作り上げられてる。今のところ、絶賛以外の評価は思い当たりません。


 SSのお話。
 距離感である。何がというと人間関係の距離感描写。
 同じキャラでも、書く人によってこれは千差万別。色々ある。読む人によって、どれぐらいがいいかの好みもあるだろう。
 勿論自分にもある。思い描く、一番の理想。
 ところが。自分はSSを書く上で、自分が一番いいなと思える距離を書けない。これは努力とかの問題じゃなく、書けないと思う。自分なりの最良を書く事は出来る。自分の書ける距離感も、好きには違いない。でも、理想には届かない。いや、届かないのではなくこれは質の違い。
 そう、それはその人が書くからこその素晴らしさ。その人の手によるものだからこその、素敵さ。
 振り返って自分はどうなんだろう。そんな思いを、誰かに抱いてもらえた事があるんだろうか。ふと、そんな事を思った。




2月18日

 久々に――ライトスタッフな――燃えるはなしが書きたくなった今日この頃。

 でも、ネタはなし(涙

 EGコンバットやGPM的な世界のやつ、いっぺん書いてみたい。こういうのを書けるようになれたらなあ。




2月17日

 ブリクスさん、すまんかった。
 あんた頑張ったよ(謝罪)


 ガンパレードマーチ、視聴しました。
 いや、驚きました。まだ第一話で明言するのは危険かもしれませんが、これ凄くいいんじゃないですか?
 まず一番注目すべき点である、世界観。あの、何となく底辺に漂う切羽詰った絶望感と普通に来る日常の描写が怖いほどマッチしているあのガンパレードマーチの世界が、この部分については忠実に再現している。というより、より一層ゲームより際立てる事に成功しているのではないでしょうか。映像というアドヴァンテージを上手く使ってると思う。確かにあそこは熊本だ。瀬戸口がパイロットやってたり、知らない幻獣や兵器があったりと色々と食い違う点はあるが、基本的なキャラ設定などは変わっておらず、抑えるべき点を抑えた上で、再構成し、更なる上昇を試みているというイメージだ。ここらへん、改悪してばっかりの原作付きアニメが氾濫するなか、このガンパレードマーチだけは期待できるのではないだろうか。ってか、次回がすっげー楽しみ。
 エンディングの舞が素敵過ぎた。死ぬ。

 仮面ライだー555.登場人物みんな痛過ぎて見てらんない。オルフェノク側が気になってるので、まだ何とか見てるけど、3倍送りで視聴してる現状。ってか、真司君かむばーっく(涙




2月15日

――バレンタイン

 義理とは申せ、チョコはチョコ。ありがたくいただきます。
 本命なんて貰ったの、もう随分昔だなあ(遠い目)


――ゲーム

 やべぇっす。プロモが絶頂に達してしまいそうなほど激烈に素晴らしかった『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』。どうやらゲーム本編もさらに激烈面白いらしい。どうしよう。なんか一気に欲しいコンシューマソフトが(汗)
 ベスト版が出た『エースコンバット4』を買おうと思っていたんだけれど、D氏オススメの『ICO』、現在はまり中の続作『真・三国無双3』、やりこみ最強との噂の『魔界戦記ディスガイア』とやりたいソフトが目白押しだ。おかしい。ついこの間までコンシューマでは全然興味がひかれるの、なかったんだけど(汗)


――イラク問題私観

 イラク問題などと言われているが、実際多くの人が気付いているだろう。もう、事態の焦点はイラクではないという事を。
 問題はアメリカであり、また世界のパワーバランスである。正直、現在のアメリカのやり方には眼に余るものがある。これは国の方向性云々という意味ではなく、そのまま『やり方』の話だ。少なくとも、ブッシュまでの合衆国にはしたたかさと老練さがあった。寝技師であったと言ってもいい。国際世論の誘導の仕方、ネゴシエーションなど実に巧みなやり方で世界を動かしてきたのが合衆国という国だった。確かに、強引な面も多々あった。だが、それに対する反感を口篭もらずにいられないほどの理由付けや舞台設定の上手さには瞠目すべき点があったのだ。それが、不承不承ながらも合衆国という国が世界で唯一の超大国という立場を世界各国に認めさせていたものだった。だが、現状ははたしてどうか。ブッシュジュニアが大統領に就任して以降のあの国のやり方は馬鹿力を背景に自分の主張を喚き散らすだけのガキ大将ではないか。従わない者は敵だと平然と言い放ち、反論するものには黙れと叫ぶ。正義を名乗り、神の意志を喚く。正気を疑うのだが、自分たちは正しいのだと本気で叫んでいる。おかしい。どうしたというのだろうアメリカは。自分たちが正しいと信じているのは前から変わらないが、その正しさを認めさせるだけの下ごしらえを何もせず、ただ強引に吠え立てるだけなんて、どうかしたとしか思えない。
 自分はアメリカという国は嫌いだ。だが、その凄味というか実力は素直に凄いなあと思っていた。国力や軍事力などの量ではなく、質の面で否応無く最高に位置する国であると思っていた。だが、今の体たらくは一体なんなんだろう。今の合衆国はあの国の一番ダメな部分が国全体を引っ張っている、そんな状態のような気がする。
 で、だ。独仏をはじめとする各国がこれほど反対しているのには色々と理由があるだろう。例えば、利権問題。フランスはイラク国内に結構な石油利権を有しているという。戦争になればここらへん、色々とややこしくなるらしい。合衆国がイラクに戦争を仕掛けようとしているのは、この石油利権の問題だという話もあるし、その通りだと思う。北朝鮮に合衆国がなんらの興味も示さないのは、あの国には何もないからだ。戦争ってのは宗教や民族を除けば大枠経済問題な訳で、今回もその原則は外れないと思われる。なんせ、合衆国の高官がフランスに、賛成しないと戦後、イラクの石油の利権を分けてあげないからな! と恫喝したらしいし。
 経済全体の問題からしてみても、独仏は戦争に賛成し難いだろう。実は、現在ドイツもフランスも経済状態が非常にヤバいところに差し掛かっている。ドイツなんて失業率が10%を越えているし、株価の下落率は日本をも上回っている状況だ。戦争で経済が儲かる時代は随分と昔に終っている。どころか戦争すればドル上がる、という神話すら崩れかけているという。イラク戦争勃発となれば、世界経済が落ち込むという話はかなりの真実味を持って語られているのが現状だ。こんな状態で、戦争なんてしないでくれってのが独仏の心境なのではないだろうか。実際、アメリカだってヤバいのだ。不動産バブルがどんどん膨らんでるし、消費だって落ち込んでいる。消費がGDPを支えてるようなアメリカで、消費が落ち込んでいるのだ。表向きはともかく、真実は本当に崖っぷちというのがアメリカの経済状況。相続税廃止とか、高所得者あいてにいい顔をして株価を一時的にあげてるブッシュ政権だが、あくまで一時的だろう。で、イラク戦争となったら……? 下手をすればアメリカそのものが沈没してしまう、そうバブル崩壊が繰り上がりでやってきてしまうかもしれない。そうなれば、現在アメリカにおんぶで抱っこの世界経済は目も当てられない状況になってしまう。独仏が必死になってるのはこんな面に拠る部分もあるんだろう。
 で、これが多分、最大の要点。世界のパワーバランスだ。上記で述べたように今のアメリカのやり方はただ力に任せた理不尽極まりない強引な代物。そりゃ、イラクのフセインはいなくなった方がいい独裁者だし、イラクの民衆だって政権交代してほしいだろう。だが、それはイラクの問題。今のアメリカのやり方を認めてしまうと、世界全体がとんでもない事になるのではなかろうか。アメリカの考え方が正しく、アメリカの敵は世界の敵。理由は要らない。アメリカが悪と認めたからにはそれが悪だからだ。アメリカは警察官であると同時に法律でもあり、神の意志の元に裁きを下す使徒なのだから。という風になってしまう。
 別に今までと変わってないじゃん、と思われる向きもあるだろうが、少なくともこれまでのアメリカはそれなりに道理を通してきた。不承不承ながらも各国が同意するだけの道理をだ。それが、今回は無いとは言わずとも稀少だと言えるだろう。これを認めてしまえば、世界はアメリカに従うのではなくアメリカの顔色に怯えるようになってしまう。アメリカの機嫌を損ねれば、どれほどアメリカの方に道理がなかろうが難癖つけられて襲われるのではと、逆らえば悪と見なされ裁かれると恐怖するようになるのではないだろうかと。これは過剰な考え方かもしれない。だが、アメリカのダブルスタンダードはイスラエル問題や、貿易自由化問題を見れば明らかだ。これは過剰な考え方かもしれない。だが、ここで独仏がアメリカのやり方を許容してしまえば、この将来像――恐怖を以って世界に君臨する合衆国――という構図は案外在り得るのではないかと思う(無論、大統領が変わればガラリと変わるのがアメリカであるので、本当にこんな形になるのかといえば怪しいかもしれない)。
 独仏が危惧してるのは、こんな部分でもあるのではないかと思う次第である。EUという一つのパワーを担っている彼らにとって、今回の件は容認し難いんだろうな、と。まあ、世論もあるわけだけど。こんな前例は一度だって作るべきではないのだから。
 日本? こりゃあ、二進も三進も行かない立場に立たされてますわ。北朝鮮問題あるしねえ。賛成したら、結局これまで以上に米国の腰巾着と世界各国から思われるし、実際自衛隊を派遣する云々にまで話を持っていかざるを得なくなるかもしれない。でも反対してしまうと北朝鮮と話が拗れた時、アメリカに頼れなくなる。何であっちでは反対したのに助けてくれって言うんだ、ってね。実際に戦争になるかは怪しいけれど、この点をついて北朝鮮が強気に出てくるかもしれない。ミサイルの一発でも打ち込んでも大丈夫なんて思うかもしらん。どうせ、日本は何も出来ないし、アメリカは何もしないからって(実際、アメリカがどうでるかはともかくとして、北朝鮮はそう考えるかもしれないという事です)。はい、ここらへん、自衛隊に侵攻能力持たせてなかったツケが出てます、はい。いや、実際に侵攻しろなんて言わないですよ。すべきではないですし。したらとんでもない目にあうでしょうし。でも、出来るのと出来ないのではこの国の動ける範囲に格段の差が出来てしまいますしね。そして、相手の対応にも。

 結局どうなるか、今のところさっぱり予想できない。コリン・パウエル国務長官も最近少々タカ派に抗うのやめちゃったし。
 一番いい形での終結って、どんな形なんでしょうね。それすらもよく分からない。うーん、米国以外の主導で国連軍による査察がイラクに入って政権交代が一番なのかしら。

 ……って、なに長々と書いてるんでしょうねえ?
 そういえば査察委員長のブリクスさんって、アメリカの傀儡って言われてるらしいですね。なんでも、アナン国連事務総長が選んだ査察委員長が25人もブッシュがごねて決まらず、ようやく26人目に決まった人だとか。そういえば、IAEAの人と比べてなんか弱腰だったよなあ。あー、あかんかも。


――野球

 関西ではお昼から阪神の紅白戦をやっておりました。あー、やっぱり実際の試合は楽しいですなあ。みんな必死ですよ、赤星とか。もうあっちでアピール、こっちでアピールと必死にやっているのがわかって実に楽しい。いいですね、活気があって。
 八木ちゃんがもう相変わらずの神様ぶり。健在ですね、広沢とともに。この二人、外せないよと星野さんが言うのも当然です。必殺の代打が二人いらっしゃるというのは、実に頼もしい限りです。

 そうですね、ついでに私観の戦力分析でもしてみますか。
 星野さんが最大の補強と主張している野口寿浩捕手。だが、ちょっと待て。本当にこいつは大丈夫なのか? はたして山田と比べて上なのか。実は、私は見てしまったのだ。週間ベースボールという雑誌で日本ハム担当記者がさりげなく書いていた一言を。『――リード面に不安のある野口が放出され――』……さて、担当記者さん。実際に何年も見ていた貴方の一言、それ本音? すっげー心配である。

 さて、前振りはこれまでとして大幅に入れ替えのあった投手陣。一番の目立ち所はやはり伊良部であろう。こいつに関しては自分は信頼できると考えている。繊細な面があるものの、一昨年くらいから精神面ではしっかりしたものが出来ているのではないだろうか。気管支炎で数日ダウンしていたが、そこそこ計算できると思われる。他の新加入はどうだろうか。一軍に出てきそうなのを並べてみると、中村泰広、ルー・ポート、下柳剛、佐久本昌広、石毛博史、柴田佳主也、ジェフ・ウィリアムスと言う所。このうち、先発でと言われているのが下柳。ポートとウィリアムスがストッパーを争うらしい。で、下柳。色々期待されているが、自分はちょっと不安。確かに鉄腕で使い減りしないのは頼もしいけど、先年の成績は2勝7敗の防御率5.75だ。ちょっと首を捻らざるを得ない。ある程度色眼鏡をかけてみていた方がいいのではなかろうか。ポートはまだ見ていないので何ともいえないのだが、ウィリアムスはあれ中々凄い。左の横手投げなのだが、あれは左だけでなく右打者も打ちにくいのではなかろうか。新人の中村も今日の紅白戦で見た。ふむ、これが確かにいい。岩瀬とは口が裂けてもいえないけれど、それなりにいけるのではないだろうか。石毛は往年の直球と比べるとやはり球速が遅い。球の速さでしか勝負ができない投手だったのだが、今はどうなのだろう。評価を下すにはこの時期はまだ早すぎるわけだが。佐久本と柴田も何とも言えない。中継ぎはコントロールが命なだけに、この二人で大丈夫か。
 対して、先年追い出されなかった連中は、というと。
 主なメンバーをあげると、井川慶、谷中真二、藪恵壹、藤田太陽、安藤優也、トレイ・ムーア、川尻哲郎、金澤健人、吉野誠、福原忍、藤川球児。この内、谷中は足の怪我で出遅れ、福原は肩の手術をしたのでしばらく出てこない模様。
 んで、この中でダントツなのが井川。前年、後半戦でバテたのがよっぽど悔しかったのか、なんかさらにスケールを増している。正直、凄いっす。これだけのスケールの野球人を阪神の選手でみたのは初めてなので。ああ、何の問題もありません。20勝してもおかしくないです。藪も順調。ってか、こいつは毎年前半戦だけは大体確実に活躍するので、心配してません。伸びてるのが吉野、金澤、藤田ってところですか。吉野はいい投手になりました。中継ぎエースはこいつです、間違いなく。安心して見ていられます。金澤も気持ちにムラのある投手だったんですが、話によるとだいぶ球のキレに鋭さが出てきたとか。先発でもOKという話もあるのだけれど、彼が右の中継ぎエースでしょう。藤田はだいぶ投げ方にドッシリとした安定感がついてきたとか。まっ、去年も援護次第ではあと2勝くらいは出来ていましたし、ローテ掴めるのでは。安藤も……まあ、大丈夫かな。藤川はちょっと心配。 川尻はどうなんでしょう。この人、気分良く投げさせたら本当にヒョイヒョイ勝っちゃうタイプなので、まあ今年も気分いいみたいですし、大丈夫でしょう。ムーアも心配なし。

 斯くの如く、投手陣はかなり充実しています。特に吉野が大きい。新加入の面々がそれなりに活躍すれば、実に分厚い陣容を誇る事になれるでしょう。まあ、下柳、佐久本、藤田、藤川、安藤らへんが実際どうなのか、不安な面はありますけどね。
 個人的には矢野のリードさえあれば、投手陣は磐石と思っております。


 次は内野陣。一番のウィークポイントであり、競争地点とも言えるのが遊撃です。ここには、田中秀太、沖原佳典、藤本敦士、関本健太郎、斉藤秀光、と去年結局レギュラーをもぎ取れなかった面々に加え、今年中日から阪神に戻ってきた久慈照嘉がポディション取りに参戦しております。で、現状を見ますと、関本と久慈が一歩前に出て、それを藤本が追い、沖原、斉藤と続くのでは。
 関本の打撃、成長が著しいです。打率はどうかと思われますが、長打率はかなりのものになるのでは、と。対して守備で見せるのが久慈さん。かつて守備力にて新人王を獲得したその技は健在です。今日の紅白戦でも、それをアウトにするかという打球を見事に処理しておりました(打者が広沢で足が遅いという面もありましたが)。藤本も今日は打撃で見せていましたし、ここは正直分かりません。他の内野を見ますと、固定は二塁の今岡だけでしょう。一塁アリアス、三塁片岡となっておりますが、関本は本来三塁。そして檜山が一塁を守るとなるとアリアスも外れるか三塁を守るという形も出てきます。去年、散々だった片岡ですけど、今年別人かというくらいにバッティングフォームを改造していました。実際、打っている場面を見るとかなり違います。今日の紅白戦の印象ですけど、スイングも早く、外に逃げる変化球、内角高めの直球、ともに見事にバットに捉えておりました。それもセンターにしっかりと大飛球。去年ほど酷いという事はないでしょう。そう願いたいです。
 外野は檜山、金本、赤星、濱中。大変です。どうしましょう。私が監督だったら、選べません。檜山が一塁守備も練習している以上、一歩遅れて見られているのかといえばそうでもなく、キャンプも順調にきていますし、今日の紅白戦を見てもあのバットコントロールの絶妙さは色褪せている様子もなく。かといって、赤星はあの足があまりにも魅力的。守備範囲の広さは折紙つきで、今日も縦横無尽に外野を走り回って、好捕しまくりアピールしていました。濱中は守備が下手くそという話なんですが……打つ方を考えますとねえ。いやはや、監督どうします?

 控えにはどっしりと広沢、八木の御大が座っているので大安心。ここに外野レギュラー争いに加わりかねないほど打撃好調の左の平下、そして守備の名手、中村豊に若い喜田剛や桜井広大など中々の面々が揃っています。


 こう書くと、今年の阪神凄いぞー、としか言っていないような気がしますが、足りない面を考えるとやはり四番です。
 まあ、アリアスはちゃんと30本以上打ったから、ホームランバッターがいないとはいえないんですけどね。ここぞという時にスタンドに放り込んでくれる四番。これがいるといないとでは、本当に違いますから。四番が固定されているチームが上位に来る。これは去年のセパ両リーグを見ても明らかです。で、今年もその固定が出来るかといえば……
 ただ、松井の抜けた巨人、ミラーのこなかった中日、コックスの怪我した横浜など四番に不安のあるチームは他にもあるので、何ともいえないのですけどね。でも、横浜はあのウッズって凄く打ちそう。

 と、今日はここまで。近いうちに他のチームも見てみたいと思います。
 ああ、この時期はどのチームも優勝しそうと思っちゃうんですよね(苦笑




2月13日

 昨日のニュースステーション。スポーツコーナーで、栗山氏が伊良部秀樹を取り上げていた。そこで、彼の取り組んでいる投球フォームについて語っていたのだが。野球を見続けておよそ17年。正直、これほどのカルチャーショックを受けた事はないかもしれない。投球時、踏み出す足の降ろす軌道についての話だったのだが。通常、日本の投手の多くはこの踏み出す足を、最短距離……つまり、斜めに降ろしマウンドに踏み込むのだが、伊良部が習得しようとしているフォームでは、一旦上げた足を下へと降ろし、それを前へと送り出すようにしている。これは、映像で見ていただけると一目瞭然なのだが、凄まじく軸足に負担のかかる投げ方だ。だが、同時に、全身のウェートをボールに効率的に乗せる事が出来る。これ、見ると分かるのだけれど、本当に一目瞭然なのだ。ああ、こっちの方が球に威力が乗りそうだ、と一目で判る。この投げ方、メジャーリーグの優秀なピッチャーの殆んどがやっているという。実際、マダックスなどの投げ方を見せられると、確かにその通りだった。
 それは見た目には些細な違いだ。だが、注視してみるとこれほど驚きを抱く違いはない。果たして、これは日本球界にとって常識なのだろうか。松坂をはじめとして、日本の投手の多くはこの投げ方をしていない。どうなのだろう。疑問は尽きない。そして同時に、自分がまだまだ野球という競技について未知の部分がたくさんあったのだと、思い知らされる一例だった。野球って面白い。

『星空☆プラネット』サーシャ、佳多奈、相馬蘭子、星見瞳と、全部クリア。うわぁ、一気にやってしまいましたよ。
 押し並べて満足。ただ、瞳のシナリオは期待しまくってただけに後半ちょっと尻すぼみでがっかりだった。キャラがもうどうしようもないぐらい素敵だったので、シナリオの流れにキャラが押し殺されてしまった分、ちょっと落胆。うー、ええ子なんですよぅ。
 このゲーム。一言で言って、愉快愉快。愉快なキャラに愉快なテキスト。のほほんとしたシナリオにまったりと合っている。サブキャラ、立ち絵すらないキャラに至るまで、実に愉快な奴等ばかりであった。剣道部の宮本なんて、堅物の癖に嫌味がなくて堅物なりの愉快な言動で楽しませてくれるし、望遠鏡フェチの慎太郎、女子高生好きのジョン、など男キャラにも実に愉快なキャラが揃っている。なにより、友達として素敵な連中だ。ゆかりちゃんも瞳も、別のヒロインシナリオでもその愉快なキャラを如何なく発揮してくれてたし。あー、楽しかった。
 自分は一度クリアしてしまうと、滅多に再プレイってしないのだけれど、このゲームだけは偶にはやり直してみたい。本当にやってて楽しかったから。うん、いーゲームでした。


『七姫物語』
 まったり異世界中華風戦記? 戦記という割に戦争シーンもないのだけれど。
 先代王が死んだのち、本家が流行り病と暗殺劇で全滅し、先代が各地でつくった隠し子と称して7人の姫君が七つの都市国家で擁立される。空澄は、その七番目の姫様。でも、本当は孤児院で適当に選ばれて見繕われたただの孤児で……。彼女をお姫様に担ぎ上げた文官の兄ちゃんと武人の兄ちゃん。大嘘つきで悪人だけど、優しい二人を見上げながら、まったりとしたお姫様の視点で繰り広げられる天下取りの物語。殺伐とした権謀渦巻き、才知に長けた人々が血生臭い闘争を繰り広げるタイプの戦記ものを好む人からしたら、物足りないかもしれないけど、なんかいいんですよね。カラちゃんののんびりした思考パターンに乗っ取られたように、まったりと物語に浸れてしまう気がします。とはいえ、権謀術数や血生臭い闘争、人の悪意やなんかが疎かにされているわけではないのであしからず。お姫様ののほほんとした視点から物語を覗いているから、あんまり感じないだけで、実際はちゃんとそっちも行なわれている様子。




2月10日

 『仮面ライだー555』……もう、飽きたんですけど(w
 詰まらん。


 『星空☆プラネット』
 いまさらなんですけどね…………もー、蕩けてしまいそうです。
 うー、やー、たー。あー、もう、ほえ〜(意味不明)

 真田恭子と山本ゆかりをクリア。
 恭子ねえちゃん、天然である。近所のお姉さんである。変な人である。すまん、オレ的にはすずねぇ並にキタ。とろとろに溶けてしまいそうだ。後半のこの人のだらけっぷりにはもうふにゃふにゃになりそうだった。前半の惚けっぷりにもヘナヘナになりそうだった。つまるところ、どうしようともうメッロメロ(ぉ
 姉属性であり、幼馴染属性とすればもうどうしようもないくらいにチェンジアップど真ん中。あー、しあわせー(ダメ人間化)
 また、恭子ちゃんの兄貴三人衆がいいんですわ。畜生、こんな兄貴どもが欲しいっす。

 で、勢い余ってゆかりちゃんもクリア。
 うへー(w
 なんかもう非の打ち所のない、イイ女だ、この娘。軽妙快活、嫌味がなくて猫みたいで。ツボですツボ(ふにゃふにゃ)
 後輩キャラなんだけど、そんな感じしないなー。なんか主人公といいコンビという風情。あいや、このいいコンビという感覚は上の先輩も同じだったし。これがこのゲームの特徴なのかも。
 シナリオの方はもう何も起こらず淡々と日常が進んでいく、ただそれだけなんだけど。もう、それだけでいいやって感じ。別に派手なイベントとか要らないわ。もう全然要らない。

 シナリオ的に特筆すべき点が見当たらないゲームだけど、それを補って余りある愉快なキャラと愉快なテキストがもう素敵過ぎる。
 メインキャラだけじゃなくて、サブキャラ全員、それどころか立ち絵無し名前だけのキャラですらなんかいい感じなんですわ。男キャラも味のある奴ばっかりだし、ヒロインじゃない女性キャラも癖のある人ばっかりで。
 あー、これはやってなかったのは損だった。やってて最初から最後までここまで楽しかったゲームというのは久しぶりでした。しあわせーな気分になれるゲームです、はい。
 あーふにゃふにゃ〜(廃人化中)



2月8日

 メルブラ、ようやくクリア。そうか、都古ちゃんはああいう子だったわけね。
 にしても相変わらず先輩は不遇だなあ。カレー呼ばわりされてるし(苦笑)
 とはいえ、改めて月姫キャラに浸れて満足。シナリオ短いのはちょいと残念だけど、まあ仕方ないか。
 新キャラのシオンも実に良かったし、琥珀さんは素敵だし。嗚呼(ほえ〜


 ついでに『吸血殲鬼ヴェドゴニア』もヒロイン4人全員クリア。
 正直に言ってしまうと、『ファントム』や『鬼哭街』、『Hello、World』に比べると…一歩劣ってしまうか。
 やはり敵キャラがなあ、というのが。香織シナリオのウピエルなんかは良かったんだけど、もうちょっと深く捻り込んでくれた方がありがたかった。ギーラッハも悪くないのだけれど……うーむ。こういう無骨で融通の利かないキャラは好きなんだけど……あと一歩。というか、フリッツが一番ギトギトしていて良かったぞ(笑)
 キャラで一番好きなのはやはり香織か。幼馴染属性であり、尚且つ格好の良い女性が好みであるわたくしとしては、吸血鬼相手に素手で仁王立ちする香織さんには燃え滾りました(w
 モーラはなんかいきなり告白で面食らってしまったのと、眼鏡っこさんは典型的に好みでない眼鏡っこさんだったのでちょっと後退り。いや、香織シナリオの眼鏡ッ子さんは実にはっちゃけて良かったですけど(w
 リャノーンももう一つ魅力を見出せなかったです。彼女のためにすべてを捨てても構わないと考える惣太君が感じた彼女の悲哀が伝わって来なかったので。

 戦闘もちょいと面倒だった。最初は楽しんでたけど最後の方は飽きてましたしね。
 期待が大き過ぎたのでちょっとガッカリしたけど、まあこんなものでしょう。ニトロというブランドからすれば、もうちょっとと思わないでもないですけど、既に『ハローワールド』などで力を見せ付けられてますしね。千絵梨シナリオのラストには実に燃えたし……いや、純子さんシナリオが無い時点でもう膝が立たないくらいにガッカリしているんですが(w


 おねこんぺ、随分先なんだけど、プロットぐらいは書き始めておくべきでしょう。
 一応、内容に関しては以前考えたものがあるので、それを昇華していけばいいかと思ってます。
 時間があるというのはイイこと。早めに書いて、それをじっくり修正していけばそれなりのものがなんとか出来上がるんじゃないかなと思ってます。痕こんぺでは、思いっきり時間が足りなくて大失敗したので。
 超先生こんぺには不参加。書けるキャラがいねえ(苦笑)


 
此方のサイトで連載されていたオリジナルの長編小説『カーマリー地方教会特務課の事件簿』がこの度無事完結なさいました。いやあ、凄かった。以前、DOLL氏のHPで紹介されていたので覗いて見て以来、ずっと追っかけさせていただいてたですが、紛う事無き傑作とはこれの事を言うんでしょうね。掛け値なしに素晴らしかったと明言できます。うー、これぐらいの書いてみたいですよぅ。
 この作品を読むまで自分は一神教の信仰心に対して非常に色眼鏡を掛けていたんですが、これを読んで以来少々考え方が変わりました。主要登場人物の一人であるオブザー神父が至った神に対する信仰の形には感動すら抱きました。
 とにかく素晴らしい傑作。一読の価値ありです。ってか、読まねば損。




2月4日

 三回に二回の確率で、メルブラ起動した途端に完全フリーズ。
 だから進みませんのよう(涙

 お金が必要になったので、ローソンでおろしたら……おわっ!?
 って実はおろしたのは昨日であった上に、切符買うまで気が付かなかったのだが。なんとおろしたお金全部二千円札だったのよ。気づけよ、オレ。
 いやあ、びっくりした。二千円札なんて発行された時にしか見たことなかったので、なんで自分の財布に玩具のお金が!?  と慌ててしまった……だからおろした時に気づけよ、オレ(汗
 意外と偽札!? とは思わないものなんだなあ、と実感。


 で、おろしたお金を持って、ようやく『吸血殲鬼ヴェドゴニア』を入手……したのだが、何故かついでに『星空プラネット』と『D.C』が……。
 いや、本当に躊躇わないんだ、自分は。ヤバッ(汗)


 節分に巻き寿司を食べるという慣習は、ごく一部の地方のみなんだろうか?
 あ、そういえば、今年は恵方を向きながら食べなかった。どうしよう(汗


 『ストラトス4』というアニメ、すんげえ地味なんだけど、これが噛み締めるほど味の出るスルメみたいな面白さ。
 地味で地味で仕方ないんだけど、ガン種なんかよりずっと見てて楽しいわ。
 今、旬とも言うべきロケットもの。
 そう言えば、今回のコロンビア号の事件、チャレンジャー号ほどのショックは受けなかったなあ。あの時のショックが大き過ぎたからだろうか。技術がどうのというより、やっちまったなあ、という印象だ。人災らしいし。
 話によると、既にコロンビア型のスペースシャトルは新たに建設しようにも、代替が利かないらしい。プロジェクトはもう終了しているので、新たなスペースシャトルは増えないという事だ。やりくりできるのだろうか。もう残り三機しかないわけですし。
 もう、国家で宇宙を目指す時代ではないのかもしれませんね。民間で宇宙へ到達する時代へと差し掛かっているのかもしれません。もしくは、宇宙から遠ざかるか。
 願わくば、宇宙がもっと近くになる時代が生きている間に来て欲しい。そう思い、願います。




2月3日

 2月1日、これまで電車でしか行った事のなかった店に、とりあえず勘だけを頼りに車で行ってみた。
 なんとかなるもんだ(驚
 地図もなんも無く、土地鑑もまったく無しで行ってみたのだが、なんとか到着。
 何を買いに来たのかと言えば、吸血殲鬼ヴェドゴニア。欲しくなったら躊躇わないというのが自分の悪癖である。幸いなのはあまり頻繁に購入衝動が起こらない事だ。これがしょっちゅうだと、破産してるところ。ホントに躊躇しないから。
 でも、店には見当たらなかったりする……おう(涙

 で、代わりに目に止まった『メルティ・ブラッド』を手にしてフラフラとカウンターへ。
 頻繁に起こらなかったのではなかったのか、購入衝動(ぉ

 てな訳で、流れに遅れつつもメルブラ買いました。そしてやりました……ロースペックでは辛い(涙
 あー、でも想像していたよりはマシだったのですが、やっぱり辛い。すぐに止まるし、遅くなる。一戦終える度に牛歩的スピードに。
 まあ、それは我慢したりで何とかなるかもしれないけれど、自分の格闘ゲーの下手さは一朝一夕ではどうにかならないので……だから勝てないのよ(涙
 秋葉さんにやられたり、シエル先輩にやられたり、ネロ教授にやられたり……って、やられてばっかりですか!

 キーボードでガチャガチャやっているのも辛いかも。最初なんか、どのキーで動かすのかすら分からなかったしなあ(涙
 お陰で全然進んでませんが、やっぱり楽しいですね。なるほど、シオンが人気なんも頷ける。って、タイプムーンのキャラってツボ外さないからなあ。畜生、シオンええよ〜(涙
 声の方も個人的には大好きだ。アルクなど色々言われているらしいけど、あんな感じじゃないのかな。うー、早く他のキャラも見てぇっす。


 なんかもうさっさとDさんは全話見ちゃったらしい龍騎。オレっちは、占い師さんすら見てねえよお(涙
 と泣きながら、劇場版をレンタル視聴。ファムファムファム(涙
 ああ、ああいうキャラだったのか。いや、全然予備知識なかったもんで、感動した。ああいう蓮っ葉な女性、好きなんだ。彼女だけだけど、感動したの(ぉ
 撮影した時期が昔だったからか知らないが、みんなまだ役にこなれてない感じだった。アフレコなども。特に、浅倉の浅倉っぷりがまだまだ甘くて(涙
 ファムの動きのへっぽこさにも涙が出たが、彼女の最後は良かった。そこだけだけど。
 あー、ダメだ。テレビ版見た後だとどうしても見劣りしてしまう。残念でした。


 一方、絶賛日曜放映中の『仮面ライだー555』
 これ、微妙です。アクションシーンなどは結構印象良いんですけど……すまん、主人公とヒロイン、なんか私、嫌いだ(w
 どっちも自己中過ぎて見ていられん。ただ、敵さんの方の修羅場っぷりと苦悩っぷりに惹かれるので、視聴停止はまだ様子見しておこうと思います。これから面白くなるかもしれんしね。


 むしろ龍騎ではなくコッチが本命だった『攻殻機動隊TV版』もレンタル視聴。
 タチコマタチコマ(涙
 もう、なんか泣いてばっかりだが、あまりの可愛さに泣けてきた。小説だとフチコマだったけど、これではタチコマなのね。ゲームではどうだったんだろう?
 あー、それにしてもなんという可愛さだ、タチコマ(多脚戦車ちゃんです)
 畜生、私も二、三台、家で飼いたいぞ(w

 タチコマ以外もすげえレベル高ぇ。ストーリー、世界観、キャラ、映像、作品の雰囲気。全部二重丸。
 自分の好みにピッタリ。誰だよ、2巻ずっと借りてる奴。早くオレにも貸してくれ(涙


 そういえば、『スクラップド・プリンセス』ってもう完結してるんだろうか。完結巻は何時出るのだろうか、などと思いつつ榊一郎氏の新作2冊を読む。……同時期に発売されていながらこの差はなんなんでしょう(汗
 あー、あんまり多く書く気になれないので、短く締めると、片方は標準以上の良作。もう片方はあんまり……。
 プロローグの雰囲気からはけっこう期待したんだけどなあ。主人公に魅力無さ過ぎ。&自分は眼鏡っこは嫌いです。


 『されど罪人は竜と踊る』 浅井ラボ。スニーカーの新人作品らしい。
 あー、ゴチャゴチャし過ぎて読み辛い! 辛いのがだ、馴れればこれがまたよろし(w
 実はこういうこれでもかってくらいにゴチャゴチャに詰め込み捲った文章は大好きだったりするのだが、そんな自分でさえ最初の方は中々キツかったので、よっぽどな作品なんだろう、これ。でも、後ろに行くほど味が出て行く感じで頑張って読み進める価値はあり。しかし、ここまで化学反応や用語を容赦なく詰め込んだ魔法は初めてみたな。ってか、サリンやらタブンやらを魔法で化学合成して攻撃! ってのは早々無いだろう(笑)
 戦闘以外の駆け引きも好み。このヒトにはこのままの路線を緩めず突き進んで欲しいですね。


 『ランブル・フィッシュ5』 三雲岳斗。
 ……これもあまり多言する必要無し。なだらかな右肩上がりのまますべてのファクターにおいて面白さを増している。
 割りと登場人物多いんだけど、あまり誰も蔑ろにされていないのは見事。
 これも続き楽しみな作品だな。今回は幕間って雰囲気だったので。


 『タクティカル・ジャッジメント』 師走トオル。
 色々とヤバい事で有名な富士見ミステリー文庫の準入選作だそうです……異議アリ!!
 異議アリですぜ、旦那! 小説で異議アリ!! が拝めるとは思ってもいませんでしたぜ。しかも机に両手をドガンと叩きつけて『異議あり!!』
 そうです。これ、小説版逆転裁判です。法廷モノです。もうバリバリの法廷闘争。
 映像と音声のつくゲームの逆転裁判にはさすがに燃えでは及びませんが、でも巧みな心理戦や法廷劇の緻密さや陰険さではこっちの方が上でしょう。まあ、小説ですから当たり前でしょうけど。
 いやあ、こういう作品が出てくるとは……いやいや嬉しいなあ。
 ただ、編集部の解説だけはなんとかしてくれ。あれは邪魔なだけだぞ。


 『赤×ピンク』 桜庭一樹。
 これは……(汗)
 あー、なんて云ったらいいか分かりません。不思議なスタイルの作品です。女の子のお話です。
 イラストに高橋しんを持ってきたのは凄く納得。多分、これ以上ないくらいピッタリかと。そんなお話です。


 『天気明朗なれど、波高し。2』 須賀しのぶ。
 結局タイトルはそのままにしたのか。『流血女王伝』の番外編。ランゾット君のヒーこら海軍生活物語。
 相変わらずというべきか、本当に変わらないランゾット・ギアスがもうどうしようもなく笑える。
 女王伝の方のこの人も割合好きな人だったのだが……次元が異なるくらい人が違うなあ。多分、実際は変わってはいないんだろうけれど、スポットを当てる事でこれほど面白い人間だったとわかるとは……。他の登場人物の番外編も書いてくれないものだろうか。
 なんか、あれほどの傑作である『女王伝』よりこっちの番外編の方が楽しみになってきた。
 しかし、あのイラストは反則でしょう。久々に横隔膜が痙攣して止まらなくなりましたぜ(w


 例の万引き事件の本屋。再開したそうで良かったです。
 愚人によって正しい事をした人が潰されるなんて理不尽が通らなくて良かった。


 ONEこんぺが告知されていましたね。
 話のネタはあるんですが……うむ、難しいが何とか頑張るか。




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