徒然雑記



2001年分 1月分 2月・3月分 4月分 5月分 6月7月分


10月31日

 金本やんがFA移籍を決意。阪神に来るらしい。
 色々と複雑な思いはあるが、彼個人にはまったく含みも無く大好きな選手であるので応援したい。
 しかし、どうなんだろう。阪神の外野には既に濱中、檜山、赤星がいる。誰が外れるのであろうか。檜山、まさかFA移籍しちゃわないだろうな?
 それに坪井。個人的には彼は首位打者になれる器の選手だと思ってるが、ルーキーイヤー以外は怪我や不振、監督との相性もあってか成績が振るっていない。 これで金本まで来た日には出番はかなり少なくなるだろう。元々、代打より一試合を通じて成績を出すタイプな訳だし。彼個人の事を考えると、もしかしたら他のチームに出してやった方がいいのかもしれない。無論、実力でスタメンを取り戻してくれたら文句はないのだが。
 金本もまた大変だろう。甲子園で左打者は苦しい。ペタジーニのようにセンターからライト方向に放り込めるタイプならまだしも、金本のように引っ張り込むタイプはだいぶホームランが出にくくなるのではないだろうか。打率は兎も角として、ホームラン数はどうしても減ってしまうだろう。
 それでも敢えて決断を下した金本には敬意を表したい。片岡というあれだけ苦悩した実例があったにも関わらず、挑もうという気概にはさすが清原とともに球界・格闘技界を通じて日本最強を名乗るだけあると思わされた(誰も名乗ってねえよ)

 阪神といえば、バルデスを解雇してしまったらしい。本気か、星野さん!?
 どうやら監督が二年越しでアプローチをかけていた左腕投手を獲得できたためらしいが……。
 バルデス、来年あたり別のチームで抑えやってそうだな(汗)

 若田部ちゃんもFA宣言。
 地元でヤリタイと言ってるそうだが、彼の地元は神奈川。あるのはロッテと横浜。ロッテがFAで選手を取るとはイメージ湧かないし、やはり横浜か。
 ……いや、君の実力で大丈夫か?(失礼)

 ゴジラ松井、決断したらしい。偉いね。どうも日本にいると目立てないし、良い決断だと思う。
 また来年も、大リーグこれで楽しみが出来た訳だ。ところで新庄はどこにいくのかなあ。あいつ、今年は使われ方悪すぎたよ。来年、期待したいけど。

 ハロワ、ようやく一日目を終了……このペースでいったいいつ終るやら。




10月30日

 プロ野球の危機である。
 果たして、差がある差があると云われつつも、ここまで差が開ききっていると考えていた者がいったいどれほど居ただろうか。
 いや、私自身は少なくとも巨人と西武にそれほど差があるとは思っていない。だが、世間はどう見るだろう。当事者であるプロ野球関係者はどう思うだろう。
 どう見ても、巨人が実力で西武を叩き潰してしまった。それも完膚なきまでに叩き潰してしまった。そう見えてしまうだろうし、違うというには材料が少なすぎる。
 問題なのは、巨人が完膚なきまでに叩き潰してしまった西武は、パリーグを完膚なきまでの強さで完勝したチームであったという事だ。
 すなわち、巨人はパリーグそのものを完膚なきまでに叩き潰してしまったという事になってしまう。
 昨年、近鉄がヤクルトに完膚なきまでに叩き潰されてしまったのに続いて二年連続である。この事実を前にして、パリーグとセリーグに歴然たる力の差が出来てしまったという評価に立ち向かえるものがいるだろうか。
 今回、既に二戦目……いや、一戦目の途中から西武は監督から選手に至るまで自らの手足を縛ってしまっていたように思える。精神的に、敵わないと刷り込まれてしまったのではないかと思える。あまりにも西武の選手たちから闘志が感じられなかった。勝つという執念が感じられなかった。それが残念である。
 前述したが、私はさほど巨人と西武に力の差はなかったと思っている。実力を発揮できれば、互角以上の戦いは出来ただろう。だが、あのような弱気な状態では勝てるものも勝てまい。
 残念である。同時に、パリーグは窮地に立たされてしまった。来年以降、幾らパリーグで活躍したところでその実力は果たして冷静に評価されるだろうか。大リーグと日本のプロ野球の記録が公平に比較されないように、セリーグとパリーグの記録もまた公平に比較されなくなってしまうのではないだろうか。
 具体的に云えば、カブレラのホームラン記録も小笠原の打率もセリーグに来てたら大した事ないんじゃないのか。そういう意識を持たれてしまうのではないだろうか。そうなれば、名実ともにパリーグはセリーグのマイナーリーグ化してしまう。
 これはプロ野球の危機である。プロ野球機構がルールを改悪に改悪を重ねてきた結果がこの有様だ。あの煌めくような実力ある選手を取り揃えていたパリーグは見るも無残な様相を呈してきた。人気のセ、実力のパと呼ばれたあの頃はどこへいってしまったのだろう。私は、今後のプロ野球の未来は危惧するものである。

 野球もサッカーリーグのようにJ1,J2に分けて入れ替え戦を行なうようにしてはどうだろうか。チーム数も増やして。
 勿論、交流戦すらしようとしない、自分のことしか考えていないプロ野球球団どもがこのような案を入れるはずもないだろうが。

 来年の西武は心配である。選手たちの精神的ダメージは如何程であろうか。
 今年の近鉄選手たちには、昨年の日本シリーズのダメージらしきものが確かに感じられた。磯部などその最たるものだろう。
 同じように、このシリーズでのダメージが来年の不振に繋がらないか、非常に心配である。弟は来年こそロッテだとほざいているが(あながちホラでもあるまい。開幕あれだけ負けておいて終った時に四位にいるというのは凄いし)
 ともあれ、来年の西武には注目である。


 では、日本シリーズ総括………ぎゃふん!  以上。


 逆転裁判、いつの間にかやり始め、いつの間にか終っておりました。
 噂に違わぬ面白さ。シナリオ自体は4つだけでプレイ時間も短いのですが短いとは感じませんでしたね。内容が濃い濃い。
 あのビシィやザスッといった効果音は凄く効果的です。燃えに拍車をかけます(笑)
 何よりキャラがみんな立ちまくってるし、どいつもこいつも台詞から顔色から反応に至るまで面白すぎる。
 しかし、3日で裁判終らせるという法律。冤罪の方が多くなるんじゃないかと思うんですけど……怖いですねえ(汗)
 2も買っちゃおうかしらん。我慢出来ないかも。



 まいじゃー推進委員会で開催中のライトノベルファン度調査
 誰だよ、三百作品全部既読ってヤツは!?
 ちょっと信じられんが、本当ならば神!!
 かなり多岐にわたるレーベルからの出展なので、ほんまかいなと思ってしまう。女性向けも多いですから。
 そういう私はどうなんだと云われると、300作品中173作品。多い方ですよね(苦笑)
 ちょっと長いですけど、並べてみましょうか。

・スレイヤーズ (神坂一 富士見ファンタジア)
・ロードス島戦記 (水野良 スニーカー)
・ブギーポップは笑わない (上遠野浩平 電撃)
・フォーチュン・クエスト (深沢美潮 スニーカー)
・魔術士オーフェン (秋田禎信 富士見ファンタジア)
・銀河英雄伝説 (田中芳樹 徳間書店)
・創竜伝 (田中芳樹 講談社ノベルス)
・イリヤの空、UFOの夏 (秋山瑞人 電撃)
・フルメタル・パニック! (賀東招二 富士見ファンタジア)
・星界の紋章 (森岡浩之 ハヤカワ文庫JA)
・猫の地球儀 (秋山瑞人 電撃)
・アルスラーン戦記 (田中芳樹 角川文庫)
・キノの旅 (時雨沢恵一 電撃)
・[卵王子]カイルロッドの苦難 (冴木忍 富士見ファンタジア)
・タイム・リープ (高畑京一郎 電撃)
・魔法戦士リウイ (水野良 富士見ファンタジア)
・僕らは虚空に夜を視る (上遠野浩平 デュアル)
・宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ (庄司卓 富士見ファンタジア)
・十二国記 (小野不由美 X文庫ホワイトハート)
・ルナル・サーガ (友野詳 スニーカー)
・風の大陸 (竹河聖 富士見ファンタジア)
・クリス・クロス (高畑京一郎 電撃)
・R.O.D (倉田英之 スーパーダッシュ)
・月と貴女に花束を (志村一矢 電撃)
・天高く、雲は流れ (冴木忍 富士見ファンタジア)
・ダブルブリッド (中村恵里加 電撃)
・都市シリーズ (川上稔 電撃)
・ラグナロク (安井健太郎 スニーカー)
・吸血鬼ハンターD (菊地秀行 ソノラマ)
・悪魔のミカタ (うえお久光 電撃)
・薬師寺涼子の怪奇事件簿 (田中芳樹 講談社ノベルス他)
・スクラップド・プリンセス (榊一郎 富士見ファンタジア)
・空の境界 (奈須きのこ)
・召喚教師リアルバウトハイスクール (雑賀礼史 富士見ファンタジア)
・風の歌 星の道 (冴木忍 スニーカー)
・妖魔夜行 (山本弘、友野詳、他多数 スニーカー)
・E.G.コンバット (秋山瑞人 電撃)
・アップフェルラント物語 (田中芳樹 徳間書店)
・天国に涙はいらない (佐藤ケイ 電撃)
・蓬莱学園 (新城十馬 富士見ファンタジア)
・星虫 (岩本隆雄 ソノラマ)
・マリア様がみてる (今野緒雪 コバルト)
・僕の血を吸わないで (阿智太郎 電撃)
・ザ・サード (星野亮 富士見ファンタジア)
・DADDYFACE (伊達将範 電撃)
・ブラックロッド (古橋秀之 電撃)
・星の大地 (冴木忍 スニーカー)
・デュアン・サーク (深沢美潮 電撃)
・エリアル (笹本祐一 ソノラマ)
・未来放浪ガルディーン (火浦功 スニーカー)
・ロケットガール (野尻抱介 富士見ファンタジア)
・気象精霊記 (清水文化 富士見ファンタジア)
・鉄(くろがね)コミュニケイション (秋山瑞人 電撃Gs)
・ザンヤルマの剣士 (麻生俊平 富士見ファンタジア)
・レベリオン (三雲岳斗 電撃)
・封仙娘娘追宝録 (ろくごまるに 富士見ファンタジア)
・グイン・サーガ (栗本薫 ハヤカワ文庫JA)
・月と炎の戦記 (森岡浩之 スニーカー)
・カルパチア綺想曲 (田中芳樹 カッパノベルス)
・コールド・ゲヘナ (三雲岳斗 電撃)
・時空のクロスロード (鷹見一幸 電撃)
・クビキリサイクル (西尾維新 講談社ノベルス
・吸血鬼のおしごと (鈴木鈴 電撃)
・パラサイト・ムーン (渡瀬京一郎 電撃)
・レディー・ガンナーの冒険 (茅田砂胡 スニーカー)
・聖刻1092 (千葉暁 ソノラマ)
・小娘オーバードライブ (笹本祐一 スニーカー)
・ウィザーズ・ブレイン (三枝零一 電撃)
・星くず英雄伝 (新木伸 電撃)
・失踪HOLIDAY (乙一 スニーカー)
・デルフィニア戦記 (茅田砂胡 C・NOVELSファンタジア)
・ミュートスノート戦記 (麻生俊平 富士見ファンタジア)
・スカーレットウィザード (茅田砂胡 C・NOVELSファンタジア)
・おもいでエマノン (梶尾真治 デュアル)
・星のパイロット (笹本祐一 ソノラマ)
・A君(17)の戦争 (豪屋大介 富士見ファンタジア)
・きみにしか聞こえない CALLINGYOU (乙一 スニーカー)
・第61魔法分隊 (伊都工平 電撃)
・桐原家の人々 (茅田砂胡 C・NOVELSファンタジア)
・クレギオンシリーズ (野尻抱介 富士見ファンタジア)
・サムライ・レンズマン (古橋秀之 デュアル)
・トリニティ・ブラッド (吉田直 スニーカー)
・陰陽ノ京 (渡瀬草一郎 電撃)
・リングテイル 勝ち戦の君 (円山夢久 電撃)
・タツモリ家の食卓 (古橋秀之 電撃)
・武官弁護士エル・ウィン (鏡貴也 富士見ファンタジア)
・おいしいコーヒーのいれ方 (村山由佳 Jump J books)
・時の果てのフェブラリー (山本弘 デュアル)
・幻魔大戦 (平井和正 集英社文庫)
・風の白猿神 (滝川羊 富士見ファンタジア)
・倒凶十将伝 (庄司卓 ソノラマ)
・食前絶後!! (ろくごまるに 富士見ファンタジア)
・竜が飛ばない日曜日 (咲田哲宏 スニーカー)
・戦略拠点32098 楽園 (長谷敏司 スニーカー)
・ランブルフィッシュ (三雲岳斗 スニーカー)
・無理は承知で私立探偵 (麻生俊平 スニーカー)
・野望円舞曲 (荻野目悠樹 デュアル)
・閉鎖のシステム (秋田禎信 富士見ミステリー)
・でたまか (鷹見一幸 スニーカー)
・宇宙海賊ギル&ルーナ 物騒な女神たち (中村うさぎ 富士見ファンタジア)
・若草野球部狂想曲 (一色銀河 電撃)
・ふわふわの泉 (野尻抱介 ファミ通)
・総理大臣のえる! (あすか正太 スニーカー)
・狗狼伝承シリーズ (新城カズマ 富士見ファンタジア)
・ペリペティアの福音 (秋山完 ソノラマ)
・BLOODLINK (山下卓 ファミ通)
・EMEシリーズ (瀧川武司 富士見ファンタジア)
・必殺お捜し人 (小林めぐみ 富士見ファンタジア)
・ピニェルの振り子 銀河博物誌 (野尻抱介 ソノラマ)
・カラミティナイト (高瀬彼方 ハルキ文庫)
・楽園の魔女たち (樹川さとみ コバルト)
・かめくん (北野勇作 デュアル)
・ラストビジョン (海羽超史郎 電撃)
・こちら郵政省特配課 (小川一水 ソノラマ)
・やさしい竜の殺し方 (津守時生 スニーカー)
・東京タブロイド (水城正太郎 富士見ミステリー)
・大唐風雲記 (田村登正 電撃)
・ラストリーフの伝説 (秋山完 ソノラマ)
・風の聖痕 (山門敬弘 富士見ファンタジア)
・Dクラッカーズ (あざの耕平 富士見ミステリー)
・並列バイオ (秋口ぎぐる 富士見ファンタジア)
・ワイヤレスハートチャイルド (三雲岳斗 デュアル)
・天剣王器 (海羽超史郎 電撃)
・リバティ・ランドの鐘 (秋山完 ソノラマ)
・トリシア先生シリーズ (南房秀久 富士見ファンタジア)
・流血女神伝 帝国の娘 (須賀しのぶ コバルト)
・海底密室 (三雲岳斗 デュアル)
・はじまりの骨の物語 (五代ゆう 富士見ファンタジア)
・ちょー美女と野獣 (野梨原花南 コバルト)
・どかどかどかん (滝川武司 富士見ファンタジア)
・ジェノサイド・エンジェル (吉田直 スニーカー)
・赤城山卓球場に歌声は響く (野村美月 ファミ通)
・激突カンフーファイター (清水良英 富士見ファンタジア)
・電脳天使 (彩院忍 ソノラマ)
・〈柊の僧兵〉記 (菅浩江 デュアル)
・帝都探偵物語 (赤城毅 C・NOVELSファンタジア)
・アダルト・ウルフガイ (平井和正 ハルキ文庫)
・魔魚戦記(レスト&ハーウィン)シリーズ (吉村夜 富士見ファンタジア)
・キル・ゾーン (須賀しのぶ コバルト)
・限外特捜シャッフル (庄司卓 富士見ファンタジア)
・ソリッドファイター (古橋秀之 電撃)
・アース・ガード (小川一水 ソノラマ)
・導きの星 (小川一水 ハルキ文庫)
・出撃っ! 猫耳戦車隊 (伊吹秀明 ファミ通)
・アンジュ・ガルディアン (年見悟 富士見ファンタジア)
・十八番街の迷い猫 夕なぎの街 (渡辺まさき 富士見ファンタジア)
・皇国の守護者 (佐藤大輔 C・NOVELSファンタジア)
・サイケデリック・レスキュー (一条理希 スーパーファンタジー)
・天翔けるバカ (須賀しのぶ コバルト)
・たたかう!ニュースキャスター (夏見正隆 ソノラマ)
・高天原なリアル (霜越かほる スーパーダッシュ、スーパーファンタジー)
・回転翼の天使 (小川一水 ハルキ文庫)
・双星記 (荻野目悠樹 スニーカー)
・鋼鉄の虹 装甲戦闘猟兵の哀歌 (水無神知宏 富士見ファンタジア)
・ホルスマスター (嬉野秋彦 ファミ通)
・学園武芸帳 (白井信隆 電撃)
・機巧天使サンダルフォン (富永浩史 ファミ通)
・スター・ハンドラー (草上仁 ソノラマ)
・風のケアル (三浦真奈美 C・NOVELSファンタジア)
・闇色の戦天使 (神野オキナ ファミ通)
・チェンジリング 赤の誓約 (妹尾ゆふ子 ハルキ文庫)
・EDGE 〜エッジ〜 (とみなが貴和 X文庫ホワイトハート)
・オーパーツ・ラブ (ゆうきりん スーパーダッシュ)
・封殺鬼シリーズ (霜島ケイ キャンバス)
・エシィール黄金記 (葛西伸哉 ファミ通)
・ハルマゲドンバスターズ (嬉野秋彦 スーパーファンタジー)
・ヘルズガルド戦史 (霜越かほる スーパーダッシュ)
・微睡みのセフィロト (沖方丁 デュアル)
・サウザンド・メイジ (佐々原史緒 ファミ通)
・メタリックエンジェル (中里融司 ファミ通)
・魔大陸の鷹シリーズ (赤城毅 C・NOVELSファンタジア)
・幻妖草子 西遊記 (七尾あきら スニーカー)



 ……ちょっとじゃなく長いですね(汗)
 一応、投票基準でシリーズものは一冊でも読んでたらOKらしいので、中には詰まらなくて一冊で読むのを放棄したシリーズも多々あるので正確ではないのでしょうけれど、やっぱりこうして並べると多いや(苦笑)
 しかし、既読者が少ない作品にも名作と呼べるものは多いんですよね。もったいない。

 ……って、171作品で2作品ほど足りないんですが、あれ?(w




10月29日

 本日0時30分、第二回かのんSSこんぺ中篇部門の結果が発表されました。
 私、八岐の結果は……11位。色々と複雑です。前回7位だった事を考えると、明らかに順位は落ちてます。出展数が前回より少ない事を考えるなら落ちまくってます。
 で、確かに悔しいといえば悔しいです。ただ、今回は本当にごめんなさいと謝りたくなるような傑作揃いでしたので、逆にこの位置を確保できたのは助かった、という死刑から免れたような安堵も間違いなくあり……複雑です。
 うー、でもやっぱり悔しいですね。うん、そう思える事はまだまだもっとイイ作品をという気持ちがあるという事でしょうし、大切にしたいと思います。あまりの傑作揃いに本気でガタガタ震えていた過去は置いておいて(笑)
 しかし、作品の出来と実力のなさこそ最大の要因ではありますが、上を狙うならもっとウケも狙わないといけないんですよね。
 某所で北川のSSだとやっぱり苦しいという話を見てそれならと敢えて北川SSを書こうと決めたり、女は極力排除。男のSSだ、とウケとは反対方向に走ったり。負けたときの言い訳でも用意したかったんでしょうかねコイツは、まったく(汗)  ですが、男だけのSSで第三位の『楽園日記』(10点入れさせていただきました)という素晴らしいのがあった以上、何の言い訳にもならない、と(苦笑)  まあ、単なる捻くれ者のつもりなのではありますが。

 勘違いもありました。
 前回、奇襲のようなネタで点数をもぎ取っただけに、今度はありきたりのネタで勝負することで自分の実力の評価を見てみたいという考えがありました。
 勘違いですね。実力云々は文章力だけじゃないのに。作品の良し悪しというものはやっぱり総合力です。その点をまったく錯誤してました、反省です。

 根本で失策もありました。
 書いている段階で、自分がこの作品で何を書こうとしているのかまったく明瞭でなかった事です。
 漠然とした方向性のまま書いてしまったために、テーマまでもが漠然としてしまった事。おかげで妊娠ネタがメインテーマだという誤解を与えかねない、またテーマそのものがあやふやな作品になってしまいました。
 自分が書きたい事も分かっていないまま書き終えてしまい、それに感想を拝見させていただくこの最後まで自分が書きたかったものが理解できていなかったという点で、まったくダメダメです。
 兎に角、反省に反省を重ねて反省。

 ともあれ、それでも単純平均点は7点を越えるものを頂きました。
 何より10点を各点数の中で一番多く頂いたのは、まことにありがたい限りで御座います。

 まだまだ改善する余地があり、また精進に邁進すべき力量ではありますが、今後もSS書いていくつもりなので、お付き合いいただけると幸いです。
 この場でも、感想くださった方々、お読みくださった方々、そしてこんぺという場をくださったいたちん様に感謝を述べさせていただきます。ありがとうございました。






10月26日

 西武投手陣諸君。卿らもかのメリケン国は天使軍の投手達の如く『ボールが飛び過ぎるんじゃ固羅ッ!!』と因縁つけてみてはどうだろうか?
 ボールに噛み付いて顎を外したてみたり、包丁でボールを三枚におろして塩を塗してみてはみてはどうだろうか。きっと色々な意味で素敵な展開になる事請け合いだぞっっっっっ!!

 頼むから負けるなよ、ホントに。


 『ハロワ』をほったらかしにして『逆転裁判』をプレイ中。噂に違わぬ面白さに、燃え萌え。
 こりゃ確かにみんなキャラが立ちまくってる。裁判パートの面白さは筆絶。2の評判にとうとう我慢出来なくなって先ずは1からと値引きしていた所をゲットしたのだが。
 これは2、安くなる前に我慢できなくなって買ってしまいそうだ。御剣検事面白れぇ。


 大石英司著『合衆国消滅(上)』読了。
前作『合衆国封鎖』で終わりかと思えば、続きがあったんですな。
 前作で感染性が極めて高いエボラと天然痘のキメラウイルステロで滅茶苦茶になっててしまった合衆国。なんとかワクチンが開発され、事態の沈静化に目処が立った所で前作は終了したんですが、今作はその後のアメリカと世界を取り巻く状況に移ってます。
 アメリカはほぼ国家体制が崩壊。なまじ銃が氾濫しているものだから、民兵組織が跋扈して半ば無法地帯と化してるアメリカ全土。改造天然痘以外にも衛生栄養状況の悪化から各種伝染病が流行りだし、ワクチンの配布も全然行き届いていない状態。大統領はワシントンDCから脱出して現在は大西洋洋上の艦艇をホワイトハウスにしている兎に角酷い状況。
 さらに、アジアと欧州でワクチンが量産されて支援物資が平和維持部隊と共に送り込まれてるんですが、欧州は南米に広がったウイルスがアフリカに上陸して北上し始めたため防衛に必死なために援助が滞りがち。
 自然、日中韓を中心とするアジアの援助物資が潤沢に届く(といっても民兵組織の跋扈で内陸部にはまだ上手く届かない)西海岸に、難民と化した東海岸の住民が流れ出している。
 まあ、行く所まで行っちゃってますね。これって、サイレントコアの面々が出てますけど、将来的に日米戦争が起こりそうもないですし、パラレルワールドなんでしょうね。雪風とルー・ゲーリックは出ないのか(苦笑)
 ワクチン耐性のあるウイルスが出てき始めてますけど、前作ほど切羽詰った雰囲気はありまえせんね。消滅と題しつつも、状況が沈静化に向かっているからでしょうか。沈静化といってもろくなものじゃなさそうですけど。
 まあ、前作は冒頭のロックアウトが物凄かったですからね。バタバタと撃ち落される旅客機。あれと比べては酷でしょう。


 ガンダムSEED、私は結構楽しんで見てます。素直に面白いかと(笑)
 艦艇同士が横に並んでいるという絵、見た目は思いっきり真横でニアミスしてるんですけど、本当はだいぶ離れているんでしょうね(苦笑)  でも、そういうものを除けば、脚本的には結構まともに戦闘やってるのでほうほうとほくそえみながら見てます。
 いや、戦闘管制をド素人に任せるというのはもうヤバいどころの話じゃないと思うんですけどね(野球のルールを知らない奴を三塁コーチャーボックスに立たせるようなものなのでは?)
 あと、デコイは一個だけじゃなくて四方八方に飛ばした方がいいぞ、艦長。
 ところで仮面ちゃんは敵さん部隊の指揮官なんだろうか。偉そうだぞ(w
 指揮系統をちゃんとしてないのはガンダムの伝統なんでしょうか(笑)


 ロシアの劇場占領事件。解決したものの、人質の死者が67名……うわぁ(汗)
 犯人たちが人質を処刑を開始して人質が一気に逃げ出し、それを犯人が撃ちはじめたので特殊部隊が突入。
 これをみる以上、満を持しての突入でなかった訳で、でもここで突入していなかったら余計に酷い状況になっていただろうし。
 それでも、これはキツいですね。悲惨だ。どんどん世界中の歪みがこういう形で露呈し出してますね。果たしてアメリカはイラク攻撃なんかしてる場合なんだろうか、ほんと。
 問題解決の糸口が見出せないだけに、普通の戦争より性質が悪いです、民族紛争は。世界中がバルカン半島化してきてます。




10月24日

 『白詰草話』終了。
 あの市街地での歩行戦車と格闘戦やエヴァ系の司令部風景やら燃えまくるOPから燃え燃えのバトルアクションかと思ってんたんですが、全然違いましたね(苦笑)
 むしろ、水彩画チックな絵柄と相まってしっとりとした雰囲気のゲームでした。会話なんかも内容といい、シックな感じで私は好きでした。
 ただ、色々と不満もあるのも確かな訳で。アクションパートがろくにないこと(初期にダマスカスソードなど武器開発してるのに結局使われない)。
 かなり途中経過や説明をすっ飛ばして展開が進んでしまうこと(唐突過ぎて面食らった。もうちょっとボリューム余裕見て作り込んでほしかった)
 ストーリーが一本道なのはいいけれど、どのキャラルートでも殆んどまったくと言っていいほど話が変わらないこと(一回クリアしたら飽きる)
 サブキャラが途中から登場しなくなってしまい、彼らがどうなったのかサッパリなこと(上代はー?)  エンディングがあっさりし過ぎて味気ない(ちょっとがっかり)
 とまあ、ボロが沢山あるのは間違いないけれど、ファーストプレイは最後まで楽しめるゲームでした。まったりまったり。
 最大の失敗は私がロリーではなかったこと。えちシーンは「こらこらこら」と思ってしまった(苦笑)




10月20日

 今日私は大悟致しました。私に馬連は当てることが出来ないのです。
 以後、私の辞書からは馬連という文字は抹消。これからは三連複に生きます(w

 ……だってやぁ、本命対抗黒三角が一着二着三着に来たのに当たらないってどういう事やねん、ちう話なんや。
 そうやねん。前からやねん。一着から五着まで来た馬全部買っとるのに何でか当たってへんいうんがザラやねん。
 どないやっちゅうねん。なんやねん、それ。ふざけとるわ、ほんまに。

 ちゃうねん。何がちゃうねんって聞かれたら何やろなあって答えなあかんねんけどちゃうねん(ちゃうねん)
 あそこでファストタテヤマが親父みたく突っ込んできやれへんかったらまあ許したっても良かってん。
 お前、ピロウイナー産駒のメガスターダムが3000ひーこら走り切ろういうんを追い抜かすいうんはどういう事やねん。ピロウイナー産駒やぞ。2000走ったらもうあかんって根ぇあげてまう一族が3000走り切ろういうところやってんぞ。お前、完走するだけでも凄いやんって誉めてやらなあかん馬が二着走っとってんぞ。それ抜かすいうんは血も涙も無いんかい!
 お前の馬券も買っといたったのに恩を仇で返す言うんはどういうこっちゃねん!
 ……ちゃうねん。分かっとるんよ。儂が三連複買う取ったら丸くとったんや。畜生、なんで馬連なんかの方に赤線引いてもうたんや。今までずっと裏切られてきとった事は分かりきっとったのに。馬連なんか儂に金返してくれたことあらへんて分かっとったのに。いつもいつも一着三着に二着三着ばっかりやちうんは分かっとったのに。
 もう買うたらへんからな、馬連め。儂はこれから三連複に生きるんや。儂はそっちの方が当たるんや。もう何言うても振り返ったらへんからな、バカヤロー!!

 あかんなあ、大金絡みよると後悔ばっかりや。三連複30万越えとるし。うわぁ、もうガックシや。

 菊花賞、一着はサッカーボーイ産駒のヒシミラクル。二着はダンスインザダークの子ファストタテヤマ。三着はメガスターダム。
 なんと全馬内国産馬。長距離は強いねえ、内国産。武豊落ちよるし。まあ、買ってへんかったから構わんねんけど、一番人気やからみんな悲鳴あげたんやろなあ(くくく)

 ほんま、ままならんもんやなあ。




10月19日

 SSフィーバー期間がどうやら終了したようです。
 燃料切れ〜。
 執筆意欲の炎が燃え尽きてしまったか?


 封仙娘娘の短編に釣られてファンタジア・バトルロイヤルを購入。
 そういえば長編続編は秋発売と言いつつ、影も形もない封仙娘娘追宝録。
 こうなったら今回のお姐さまバージョン和穂の話の方で続きを書いては? と思ってはダメなんでしょうか(w
 いや、変わりすぎて魅力あり過ぎの和穂姐に惚れてます、私(苦笑)
 しかし、以前の短編で多数の並行世界から呼び寄せられた多数の和穂の中で彼女だけが何で年齢が上なのかとアタマの片隅で引っかかってたんですが……アレ使ってたからなのか?


 種ガンダム三話を視る。
 実は一話は見逃してたりするのだが(w
 さらに実は私は大艦巨砲主義者傾向があるのでMS戦は嫌いだったりする(マテ)
 なので、今日の種は面白かった。対空砲火で撃ち落されるMS。やっぱり防空戦闘は燃える(ォ

 アークエンジェル、省力化がなされているだろうとはいえ、士官が全滅している状況で果たして戦闘が可能なのだろうかと思わないでもない。
 まあ、下士官が揃ってりゃ動かすという意味ではまったく支障はないだろうけれど。でも佐官すら居らず大尉が二人に少尉が一人だけ。しかも全員CIC。で、乗ってるのが駆逐艦どころか最新鋭戦艦。物凄い状況だ(苦笑)
 というか、私はいきなりガンダム動かせる主人公よりいきなり戦艦指揮してみせるあの姉ちゃんたちの方が凄いと思うぞ(笑)
 ところでああ云う宇宙戦艦って乗員どれぐらいなんでしょうね。ガンダム全般に知識がないので良く解からんのですが。
 やっぱりダメコン考えると沢山乗せておいたほうがいいのは宇宙でも同じなのだろうか。




10月14日

 今日は、星野投手と遠山投手の引退試合……言葉はありません。お疲れ様でした。本当にお疲れ様でした(ちっと泣いちまった)
 オリックスでも田村勤投手が先発で引退試合……お疲れ様でした。
 阪神の中継ぎ黄金時代を作った伊藤さん、弓長さんが戦力外通告(現役は続行するつもり)、葛西さんも引退で揃って現役から退場……最下位タイガースがそれでもプロのチームとしてやってこれたのは間違いなく彼らが試合を絶対に壊さなかったからだと思います。
 その意味では間違いなく阪神を支えた人たち。感慨深いですね、そして寂しいです。

 近鉄にトレードされていた山崎玄投手が阪神にテスト入団で復帰するとか。この投手も好きだったので復帰は嬉しいです。もう一度タイガースで活躍して欲しいものです。




10月13日

 今日はもう、ファインモーションにつきます。
 秋華賞、ダントツ1.2倍。武豊騎乗のファインモーション、これぞ横綱相撲という走りで完勝。二着との差は3馬身でしたが、実際にはそれ以上ありました。
 まったく鞭を振るわない武豊。それでもグングン伸びていくファイン。1頭だけ流して走っているようなのに広がっていく差。素晴らしい、そして美しい。
 これで5戦5勝。まだこの馬は一度たりとも精一杯追っていないです。本気を出したこの馬がどこまで行くのか。とにかく久々に華のある名馬が出てくる予感。




10月4日


 爽快なまでの敗北感。
 参った。カノンこんぺ中篇部門。10作読んで既に10点が5つ。既に短編の10点数を上回ってます。今後、点数の修正はあるかもしれませんが、でも10点作品は10点ですみません、これしか持ってないんです、これで許してください、というイメージでして、そうそう揺るがないかと。
 当たりばかりを偶然引き当てたのかもしれません。ですが、そんなことはありえないでしょう。今回は本当に凄い作品ばかりだ。そういう事なのだと思います。
 私の作品がこれらにどこまで抵抗できるのか。正直、まな板の上で大の字になってる気分です。後は切り刻まれるだけでしょう。
 それでもこれだけの作品を読めるというのは、一読者としては心臓が高鳴る思いです。
 結果が出てから読もうと思っている方、それは勿体無いですよ。今、そこに素晴らしい作品が転がっているのに、それを読まないというのは本当に勿体無い。
 ああ、なんか今私はいい気分です。こんなの沢山読めて幸せ〜。
 それだけに自分の未熟さが情けない。精進しよう。




10月3日

 阪神のバッテリーコーチに広島の達川さんが就任するらしい……コーチングスタッフがオールスターだな、おい。
 星野監督に田淵さんがくっ付いてきた時、山本監督もこっち来たら完璧だな、などと思ったりもした訳ですが、ある意味それに似た状況に。
 監督経験者二人を侍らすなんて、星野さん大物〜(w
 投手コーチにはあの西本聖が就任するらしい。それにあの水谷さんも来るとかなんとか。本当にオールスターだ。


 ……結構いるんですね、ああいう人。
 年齢は関係無いんでしょうね。同じ年齢の人に失礼です。




10月1日

 感想とは兎に角只管にありがたいものである。
 馴れ合いという人もいるかもしれませんが、感想は本当にありがたい。どれだけへたれていても、感想をいただけるとみるみる執筆意欲が湧き上がる。
 特に、内容に踏み込んで感想を書いていただけるのは、ありがたいを通り越してありがたやーである(?)
 毎回分、感想を書いてくださる方々、まことにありがとうございます。やる気なくなって放り出さないのはあなた方のお陰です。


 ヤクルトの池山引退。36歳ですか。とうとうブンブン丸までもが引退。そうですか。
 同じチームで彼が三番、そして四番を打った広沢は、まだ頑張ってます。今年は代打として地力で居場所を確保しました。それを思うと……寂しいですね。

 競馬の河内騎手も来年二月で引退するそうです。岡部がまだやってるのに河内、やめるのかぁ。
 世代交代が進んでますね、競馬界も。

 オリックスに移籍した田村勤投手にも引退勧告がなされたもよう。もう、このヒトも38歳ですか。
 左サイドスローの鉄面皮のストッパー。私が知る限り最高の、そして一番好きなストッパーでありピッチャーでした。惜しむらくは怪我が多かった事。あまりに凄い球を投げるために肘が持たなかったんですね。まるでサイレンススズカの如く(言い過ぎ?)
 ともあれ、私の好きだった投手、伊藤投手、田村投手が共に引退勧告。カナシイですね


 お祭り開催中なのですじゃー!
 というわけで
北川くん祭り開催チュー
 此方の北川君は素敵ですじゃー、素敵ですじゃー。
 おまけにマリみてまでありますじゃー。素敵ですじゃー。
 「北X香好きに100の質問」、私も答えたいですのじゃー!!
 マヂにこれはやっていただけるなら答えさせていただきたいものです。




9月29日

 死む(涙)

 昨日の晩、小指の爪、剥がしてしまいました。痛い。
 そして今日、そのままバイトへ。8時から5時までエンヤコラサと働く働く働く、そして痛い痛い痛い、鼻炎鼻炎鼻炎、腹痛腹痛腹痛。

 死ななくてすみません(w



 伊藤敦規引退勧告……一年ダメなだけでクビかい!!
 いやさ、39歳って年齢は分かるよ。でも、今年は右肘をちょっと痛めただけじゃないか。直ったらまた球にキレが戻るよ。なんでクビにしちゃうかなあ、ただでさえ中継ぎアップアップなのに。金沢と伊藤とどっちがいいと思ってるんだよ(涙)
 ちゅう訳で、阪神の中で一番好きな選手がまたもクビ切られてしまいました。さようなら、あっちゃんさん。他の球団行って、このボケナス球団を見返してやれぇぇ!!

 と、かの遠山も引退。こちらはまあ仕方なし。ご苦労様でした。先発やってた頃を知ってる身としますと、それなりに感慨深いものがあります。
 頑張ったなあ。



9月27日

 パトレイバームービー・廃棄物十三号を視聴。
 まず、後藤さんを見れれば幸せな私(w
 恥ずかしい事に原作は読んでないんですが、殆んど別物とか。まあ、気にせず見たんですが……うわぁ。
 正直、ここまで真っ正直な怪物モノだとは思ってませんでした。食べられちゃってるよぅ、頭からバックリだよぅ、パトレイバーじゃないよう。
 とは言いつつ、やはりパトレイバー・ムービーは外れないですね。満足満足。


 さて、下旬に入ってから本を買って買って買い捲ってる私。本気で万札トンじゃってるし(汗
 それでもまだ『Dクラッカーズ』と七尾あきらの新作を買わねばならんのでまだトぶ予定。スペースがまたなくなるよ。

 『太平洋決戦1942 3.蒼冥の連合艦隊』著:林譲治を読了。
 最後にそういう設定で来ましたかぁ。なんか一連の参謀たちの動き方の原理が分からなかったんですが、納得。
 ところで、太平洋戦争での日本の敗戦原因に軍の組織としてのダメさ加減が重要なファクターとして言されて久しいですが、この本にはその点が重点的に書き込まれております。もう「うわぁ、ひでぇ、これあかんわ」って哀しくなるくらい。
 って、あとがきでも言及されてるんですが、これ、そのまま現在の外務省などの官僚組織に通じちゃってるんですよね。陸海軍といえど、それらもまた厳然たる官僚組織な訳です。戦争に負けて陸海軍は解体されましたが、その他の官僚組織は何も変わらず現代まで続いている。
 戦争に負けてすべてが変わったなんて印象は幻想に過ぎません。民主化され日本は生まれ変わったんだって話は当たり前のように聞きますが、本当は何も変わらなかったんだ、この巻を読んで改めてそう思いました。

海軍はアメリカと戦争して勝てると考えていたんですか? 向こうから攻めてくるのを迎えうつならまだしも、こちらから仕掛けてですよ。
勝てるなんて思っていなかったんでしょ? どうしてだれも止めなかったんです? 国のためを思ってるんじゃないんですか?
  本文より

 雰囲気に流されやすいのが日本人です。そして、流れから外れようとする人間を徹底的に敵視し、迫害するのもまた日本人(人間と言い換えてもいいかもしれません。最近のアメリカを見るに、どこも一緒かと)
 違うなんて思う人は周りを見てください。今の日本を見てもこの傾向は何も変わっていない。政府も官僚もマスコミも国民も、何も変わってはいない。どれほど愚劣な、そう特攻のような事でも大勢がそれを認め促せば、今の世間でもそれを賛美するんじゃないか、そう思います。
 以前、かの細菌部隊731部隊の生き残りの証言集というものを読んだ事があります。正直、呆れました。自分にこんな事をさせたのは天皇制だ、天皇制はなんて恐ろしい。天皇制が、軍隊が、帝国が、そんな感じの事ばかり言っている。
 本当に分かっていないんだろうか。幾ら体制が変わろうと、所属する場所が変わろうと、自分たちが同じ立場に立ったなら同じ事をするであろう事を。そして、後に糾弾されたなら今度は民主制が悪いんだなどと言い出すだろう事を。

 そして問題は、そして恐怖すべき事は、私もまた同じ立場に立った時、彼らと同じ事を言ってしまうのではないだろうかという事です。例えそのような妄言を言わずとも、その時……いけない事をいけないと言える勇気を持ちえるのか。正直、自信がありません。
 大勢と違う方向を向ける勇気、流れに逆らう勇気というものを、いったいどれだけの人が持っているのでしょうか。それを持つ人を、私は尊敬します。




9月25日

『ジェヴォーダンの獣』をレンタルで視聴。
 いやあ、コルドンダルジャンなんて武器、実写じゃ初めて見たデスヨ。アニメでも見たことないですね。ちょっと感動(w
 コルドンダルジャンとは『バスタード』でマカパインが使用していた『罪人の剣』、もしくは『オーフェン』でクオが使用していた『ムールドアウル』みたいなもので、多節棍の剣バージョンのようなものですね。直剣になったり鞭型になったりと。
 蛇腹剣ともいうらしいですけど、実在の剣ではないらしいです。
 てなわけで、内容はバリバリのアクションアクション。それもかなり良質な燃えるアクション。冴え渡る蹴る殴〜ると所々スローモーションが入るジョン・ウー張りのカメラワーク(笑)
 ミステリものとしてもなかなか捻ってて面白かったですし、一見の価値ありです。久々に面白い映画でした。
 しかし、1760年代のフランスで、ああもバリバリなカンフーをやるというのは(笑)


 オリックスの藤井康雄外野手(40)がとうとう引退されるそうです。
 今は形骸もない最強の打線『ブルーサンダー打線』の最後の生き残り。阪急ブレーブスの生き証人もとうとう引退ですか。
 この選手、好きだったんですよね。満塁ホームランぽんぽん打って。古き良きホームランバッターでした。残念です。

 光山捕手も引退するそうですし、秋山に田畑、奇跡の復活を果たした盛田も引退。この時期はこういう話題が出てくる時期で、やはり寂しいものがありますね。




9月24日

 先日の西武に続いて巨人が優勝。しかし、今日の試合は見ごたえがありました。阪神、意地張りまくり(笑)
 ヤクルトが大敗し、既に巨人の優勝が決定した中、9回裏に濱中の一発で同点。負けてなるものかという星野さんの意地が乗り移ったかのように気張る選手たち。とうとう、十二回裏に阿部のパスボールで巨人、負けて優勝(w
 いやあ、なんとなく大らかな気持ちで微笑ましく胴上げを見守ってしまいました。敗者には寛大な阪神ファン(笑)
 しかし、甲子園の阪神ファン、自分らが優勝したような騒ぎだったな。六甲颪がいつもにも増してはっちゃけてました(笑)

 ともあれ、今年の巨人は確かに強かったです。去年までの歪さを露呈しながらの強さではなく、スマートな強さ。私はガチガチのアンチ巨人なのですが、今年の巨人には好感が持てました。
 去年までは嫌悪するほど嫌いだったんですけどね。エゴと独善丸出しのあの態度は本当に虫唾が走ってましたから。今年はなんかひたむきだったですねえ。監督が変わるとこうも変わるもんなんでしょうか。
 こうなると、去年までの監督がどれほど無能だったかが知れます。カリスマだけの無能者ほど周囲に損害を撒き散らすものはありませんね。そういえば、職人肌の犠打の神様もあの監督がダメだったみたいですね。そりゃ、勘だけで野球やられたら選手もたまったもんじゃ無いです。ある意味、野村監督と一緒で風通し良くなったんじゃないですか? 巨人も。あのオーナーもさっさと退陣して球界全体の風通しを良くして欲しいものです。

 さあ、今年の西武は強いですよ。巨人がどこまで対抗出来るか。去年は近鉄が徹底的に叩き潰されましたからね。今年はイイ試合がみたいです。
 

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本格ミステリファン度調査

 ちなみに、私はあんまりミステリファンじゃありません。ここに乗ってる300冊中22冊が既読。何れ読みたいと思ってる本が70冊ほど……ミステリファンじゃないんですけどね。これって多いのか少ないのか。





9月22日

 こんぺ作品は完成、投稿済み。現状で言は無し。此度の十三階段は一月と一週間。ソロリと征こう。


 月姫がアニメ化するそうです。
 ところで、アニメ化とゾンビ化ってどう違うんでしょう?
 せめて吸血鬼化程度ではあってほしいです。だからといって殴ったら破裂しちゃうほど柔らかい吸血鬼化はイヤですけど。


 最近の日本のミステリってあらゆる意味でデタラメになってきたんじゃないですか?
 清涼院のアレはデタラメどころの話じゃないですけど。ただ、基準てのが酷く曖昧になってきたんじゃないだろうか、なんて思うのです。
 ちなみに私はミステリファンじゃないです、はい。

 で、神麻さんはかーいーなー、なんて思いつつ手にとったのは戯言遣いの物語。
 『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』
 『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識』
 『クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子』

 一気に買ってしまったので、夏目さんがさよならしてしまったのは悲しいことだった。実際は歴史群像やら春の魔術やら上遠野浩平やチョーモンインやらもまとめて買ったのでサヨナラしたのは福沢さんだったので哀しかった。
 諭吉さんと祐巳さんがサヨナラするならどっちがカナしいんでしょうねえ。祥子さまだったら祐巳さんなんだろうけれど……理由が金持ちだからっていったら怒られるのか?

 私という人間は妙な性癖が在り、アタリの物語を引いてしまうと愉快痛快なウルトラやべえテンションになってウヒャヒャヒャなぞと笑ってしまうのである。
 クビシメのお話なんて読んだら本当は鬱になるのかもしれないのだけれど、私はもうHA−HA−HAなんて風に笑い出したくなってしまった。実にヤバい。
 さて、アタリの物語とは書いたものの、果たして物語としてはアタリだったかというと上だけど特じゃなし。ミステリだけれど、別段トリックにウヒャアと言わされたわけでもない。
 キャラだろう。特に主人公のいーちゃんであろう。妄想できないという点では長瀬ちゃんにも劣るネクラのいっちゃんであるが、終っちゃってるっぷりでは式も識も四季も志貴も敵わない。なんだかんだいってこれ四人とも優しいやつらだし。
 人間失格、うむまさに。しかし、人殺しや殺人鬼より人を殺さない彼が一番最低最悪で、誰よりも危険極まりない歩く絶滅システムみたいなのはかなりホラーだ。三巻でのその設定は想像して本当に怖いと思ったわ。

 好みのもう一つは不思議な世界の在り方。人名などの名称の付け方のセンス。月姫や空の境界に匂いが似たところがある。それとも悪魔のミカタ?

 ともあれ、続きが出るなら最優先で買いだな。
 しかし、好きってやつは通常正気を保つ、現世への繋ぎ目、救いへの鍵、なんてもののはずなのにこの作品ではまったくそちらへの臭いを感じさせない。むしろ破滅の匂い芳しく。凄いね。


 阪神、9回裏に5点取ってサヨナラ勝ち。
 なによりも嬉しかったのが、決めたのが片岡だってこと。初めてじゃないかな、お立ち台。うん、来年も頑張れ。


 西武ライオンズが優勝しました。なんか詰まらないって言ってるヤツ、ちゃんと見てるのか? こんなに強くて、それでいて面白い野球やってるチームってそうそうないぞ。
 緻密だからつまらないなんて下らない言葉だ。西武は緻密で精密で常識的でありながら、ダイナミックで大胆で実にパワフルな野球をやってる。豪柔あわせてってやつだろうか。なかなか出来るものではない。
 当たり前のことを当たり前に。伊原監督の言葉だ。それが出来ないから負ける。でもそれができるから勝つってわけじゃない。当たり前のことを当たり前にできるから、それ以上に手を出せるのだ。ギャンブルや奇跡・偶然の力ではなく、それ以上を自らの力でもぎ取れる。
 この西武ライオンズは本当に強い。史上稀に見る、という冠詞は伊達ではないのだ。そして、その強さは間違いなく面白い!




9月12日

 こんぺ作品、七割程度まで書いた所でそのダメさ加減に頭に来て全面改稿に突入。だから時間が無いんだって(汗)

 阪神5位……あはは(涙)




9月10日

 うわぁ、どれだけ開けてんだか。これじゃあもう月記ですなあ(汗)
 ともあれ、二週間ぶりにオンラインに帰って来れました。つなげないのは辛い。中毒です(涙)

 で、さっそくSSに取り掛かろうとしたんですが、久々なもので(といっても二週間ですが)何となく取っ掛かりがつかめず、書きかけのこんぺ用作品にも手がだせず。
 何より、何となく気分はダークで尖がったのを書きたい感じで。というより群星伝みたいに規模の大きくてしっかりと書けるシリアスな話を書きたい気分でした。
 でしたのですが、そうそう簡単にそんな話のネタを思い浮かべる事ができるはずもなく。今更のように処女作でもうこれ以上のものは書けないだろうなというものを書いてしまったと嘆息する訳です。
 少なくとも、あれほど人をわんさかと無差別に出せるような話はもう書けないでしょうねえ。

 ともあれ、ならばという訳で書きかけでほったらかしている『闇色のカナリアたち』に取り掛かってみたのですが……やはり書けない。
 話の大筋は決まっているのです。ストーリーは出来上がってる。じゃあ、何がダメなのかというと設定部分。特に組織面での設定が全然詰められない。
 祐一の所属する『ガーディアン・ビースト』なる組織はいったいどういう組織なのか。何が目的なのか。なにをしているのか。そういう設定がまるで掴めない。
 正義のために、なんてふざけた存在理由は私には作品内に上手く描けません。フルメタルパニックのミスリルのような紛争調停を目的とした組織ならばまだしもバックボーンなども想像できるのですが。
 対して北川の方の組織もいまいち掴めない。規模はどれくらいなのかというその一点だけで行き詰まってる。そう考えるとニトロプラスの『ファントム』に登場する犯罪組織『インフェルノ』という組織は実に絶妙な描かれ方をしてる。大きすぎず小さすぎず。
 結局じっくりと煮詰めていかないといけないんでしょうね。お蔵入りなんて情けない真似はしたくないですし、何より話しは大まかに出来てるわけですから勿体無いし(苦笑)

『闇カナ』がダメなら新作…というのも考えました。
 百の質問でちょっと構想を書いたやつ。一応『月哭雪の降る夜に』という仮題はつけてます。
 これも『闇カナ』と一緒でさほど長い話ではなく、話の最初と最後だけはイメージできている荒廃した近未来風の異世界が舞台の作品です。
 問題は途中がスッポリと抜けている事。他の話をさっさと書いた方がいいかなと思ってること(HappyDaysなんか予定より大幅に遅れてるし)。だいたいこんぺ作品まだ出来てないのに新作書いてどうすんのよ。
 まあ、前者に関しては書き始めたらすんなりと思いつくのかもしれません。群星伝なんてあゆをどうやって出演させるか第一話を書き始めても悩んでたような覚えがあるし(苦笑)
 あとこれ自分としてはかなりダークネスな話なので、ウケ悪いかもしれないと思ったり。ウケ狙いに書けるほど元々器用でもありませんが。



 話は変わりまして、野球です野球。
 投げる芸術品こと星野伸之投手が引退を表明しました。原因は病気と気力の減退だとか。とても残念です。
 球界最遅とも言われた130キロそこそこの直球と80キロ台のカーブで176勝も稼ぎ出した、まさに投球術の王様ともいうべきこの人。できれば40歳を越えても投げて欲しかったのですが、病気が原因となると……非常に残念です。
 不思議なもので、この人の球は何故か体感速度としてはかなり速かったらしいです。近鉄のローズなど、星野投手の球が一番速かったと感想を述べてるくらいですから。まさに人の感覚識を利用した投球術。魔法使いのような人でした。重ね重ね残念です。
 今後はコーチとしてその投球術の極意を後代に伝えていって欲しいです。その華奢な体躯で本当にお疲れ様でした。





8月19日

 競馬場という場所には伝説が生まれる。
 数十万という観衆の見守る中、伝説が生まれる。

 だが、その競馬場に馬を送り出す種牡馬の中にもまた、伝説が生まれた。
 アメリカで伝説となったその馬は引退後、日本でその種牡馬としての人生を再開し……日本競馬界をまさに激震させた。

――サンデーサイレンス。

 出現以来、日本のGT戦線をその子供たちを以って蹂躙し尽くしたグレイトホース。
 伝説となる子供たちを数多く送り出したゴッドファーザー。

 伝説の中の伝説となった名馬の冥福を、ただ祈るものである。
 願わくば、子供たちの中に彼を継ぐ後継者が現れて欲しいものだ。


 以前、黒い月のフラッシュがネット上に現れた。
 そして、アニメ化の噂。
 どうやら本当だったらしい。『高機動幻想ガンパレード・マーチ』アニメ化。
 果たして、いったいどんな内容となるのやら。うーむ。




8月9日

 ……なんで濱中まで怪我すんねん。指の骨折で全治一ヶ月。
 なんつーか、満遍なく全員怪我するん止めて欲しいわ。巨人、怪我人多い言うけど、阪神ほどやないやろう、へへへ。

 サンデーサイレンス、安楽死処分の方向らしい。原因はあのテンポイントと同じもの。はぁ、SSの時代の閉幕か、それとも次世代の始まりか。

 雫・痕を作った高橋水無月コンビがPLAYMというレーベルを作って新作発表。
 私は彼らの作品をリアルタイムで経験した事はないので、けっこう期待しております。




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