徒然雑記



2001年分 1月分


3月31日

な、なんか6月の新刊情報に「封仙娘娘追宝録・奮闘編」の名が!?
ろ、ろくごまるによ、生きてたのか!!
だが、出すなら本編の続きを〜! 何年待ってると思ってるんだぁ!

阪神開幕二連勝、それも23年ぶりだとか。しかも巨人戦開幕二連勝は四十云年ぶりだとか(汗)
ムーアというピッチャーが投げるところを初めて見たんですが、あれは打ちにくそうだ。性格悪そうな球を放ります(苦笑)
さて、昨日タイムリーの有無について疑問を呈した訳であるが、無事二本のタイムリーが出てくれた。工藤の調子が悪くなかっただけに価値あるタイムリーである。
特に片岡は一番いい所で打ってくれた。チームとしてどうしても同点に追いつきたい場面、そして片岡自身に初安打がどうしても欲しい場面。そこで打てたのだ。彼はこれまでFAという荒波に飲まれて消えた数々の選手のような末路を辿る事だけはないだろう。
一点差で勝てた勝利はとても大きいのである。

対して巨人の敗因は二つある。一つは江藤の走塁ミスと二岡のエラー(記録はヒット)
清原のホームラン直後、江藤はイレギュラーバウンドにより出塁した。まさに運が巨人に傾いた瞬間である。その次の瞬間に飛び出してアウトになってるんだから、流れを断ち切るにこれ以上のポカはない。
長嶋茂雄はじめ日テレの解説陣はこれを非難せずに何を非難するというのだろう。積極的に走塁を図っただの…正気かと疑いたくなる。
それから二岡のエラー。これが赤星の逆転打に繋がったのだから、これも敗因であろう。
だが、これは二岡だけに責任が寄るはずがない。ろくに外野守備もやった事の無い彼に外野を任す首脳陣の方が無謀なのだ。
斯くして、守備や走塁といった巨人が軽視しがちな点により、このチームは敗北したと考えられる。
無論、阪神もここぞという所でポカをやる事では定評の在るチームなので気をつけるべきだろう。もしそんな事をやったら星野さんにどやされるであろうが。

しかしまあ……9回裏、なんで元木を変えるかねえ? 表にファインプレーをやって気分も良かったはずなのに。そして元木とは気分で打つバッターなのに…
原監督、他の五監督と比べて少し力量不足ではと思わないでもない。

さて、ヤクルトの古田と中日の落合が故障したらしい……大丈夫か、ヤクルト&中日

あと、大島監督、手早すぎ。まだ二試合目で退場しなさんなって(汗)




3月30日


斯くして、プロ野球は開幕した。
名実ともに阪神ファンである自分にとって、これほど心苦しくまた待ち遠しい開幕戦は初めてだったと思う。
開幕戦。それはこの上無く重要だ。ここを無残に落とせば、オープン戦での雰囲気が一気に霧消する可能性すらあった。
雰囲気とは斯くも脆く移ろいやすいものなのだ。そして、今年の阪神にとって最も重要な事こそこの雰囲気なのである。
雰囲気を侮る無かれ。去年のパリーグ覇者たる大阪近鉄バッファローズはまさにこの雰囲気により優勝したと言っていいのであるのだから。
これまで私は、順位予想に置いて阪神が優勝するなどと心の奥底でも考えた事はなかった。私が阪神ファンとして試合を見始めたのは87年。そう、阪神が優勝したあの85年から二年後の事である。そして、同時にそれは阪神の最下位時代の始まりでもあった。
以来、私は強い阪神を知らない。生まれてこの方強い阪神を知らないというべきか。私が初めて読んだ雑誌は父が勝った阪神優勝の特集雑誌の数々であり、私にとっての最高の阪神とは見た事もないこの85年の阪神なのである。
見た事も無い阪神こそ私にとっての最高の阪神。これが原因なのか。私は酷く悲観的で冷笑的で厭世的な阪神ファンだったと思う。だから、平気で毎年優勝などとほざく同じ阪神ファンに対しても冷めた眼で眺めているばかりだった。
なんて厚顔無恥なのだろうかと(失礼)
だが、あえて今年だけは夢を見させて欲しい。夢を信じさせて欲しい。そう、思うのである。
星野監督、コーチ諸氏、そして選手一同。本当にお願いします!!

開幕戦。これほど投手のピッチングに戦慄を受けたのは、かつて船木が巨人戦に初登板した試合、もしくは田村が全盛期だった時代の試合以来であろうか。
井川慶がこれほどの投手になっていたとは恥ずかしながら認識不足だった。素晴らしい、その一言だ。直球で空振りを取れる。それがどれほど素晴らしい事か、凄まじい事か。
苦言を呈するならば、後半、チェンジアップが上ずる事が多かった事だろうか。だが、直球の威力が最後まで落ちなかったのは称賛に値する。
初戦を完投で飾るという此れ以上無い勝利。清原への失投はカーブが上ずったためだろうが、あれは気をつけてもらいたい。
むしろ、矢野の配球の方が気になった。内角への球が少なすぎるのではないだろうか。もっと、初回近くのようにドンドンと内側に放らせても良かったと思う。あの球威ならば。
それから新ストライクゾーンだが、この試合ではよく分からなかった。上原も井川もよく球が低めに集まっていたからかもしれない。
上原はといえば、解説の江川はそれほど悪くなかったといっていたが、それほど凄いとも思わなかったのも確かである。良い時の彼は本当に打てる気がしないものだ。
阪神にタイムリーが出なかったのは、上原が良かったからか、それともやはり阪神はヒットが続かないのか。結論は明日の対工藤で出るかもしれない。阪神はホームランで打ち勝つチームでは無いのだからヒットが続いてもらわないと此れからが問題になっていくのである。

さて、阪神の問題は今、言ったようにタイムリーの有無である。それ以外に…
ストッパーの不在(私はまだバルデスなる投手を信用していない)
左腕中継ぎの不足(私はまだ遠山の完全復調を信じていないし、弓長は左殺しというより実は右打者相手の方が得意の様に見える)
葛西がいつの間にかコーチに専任してしまって引退しちゃったので、まず打たれないと安心できる右が伊藤敦しか居ないのも問題である。無論、それなりの数は揃っているのだが。
今日は井川が完投したので、問題は露呈しなかったが……まあ、伊藤というカードが一枚ある分、巨人よりマシなのは確かである。

さて、巨人の問題も、今日一つ見えたように思える。それがレギュラー以外の人材の欠乏である。
正直、ここぞという時の代打が居ない。レギュラーの誰かが怪我をした時の選手が居ない。これは意外と問題に思える。
また、投手陣のコマ不足。上原はまず問題無いとして、他の面々である。工藤は今年、順番から言って活躍する年であるのだが…明日答えは出るだろう。
他の連中も平気でぼかすか打たれてしまうような連中であり、それは中継ぎ、抑えまで変わらない。中日から来た前田がどれだけ使えるかだが…岩瀬より上という事は無いだろう。
つまり、今年も巨人は打ち勝たねばならないという訳だ。

今年のセリーグは本当に混迷である。
低評価である中日も、福留の本格化を始めとして材料は多々在る。また、勝利の方程式は健在であり、野口と川崎が出遅れているとはいえ、山本・川上・バンチと柱が三人確固として存在している以上、勝ち星の計算は出来てくる。ここに新しい先発が数えられたら、このチームが下位に甘んじているだろうか。
横浜もまた同様である。鈴木尚典が今年異様に張り切っているし、新加入の外国人二人も良い雰囲気だ。後ろに斉藤という抑えがドンと腰を降ろしている事も大きい。谷繁が抜けた穴も、相川でカバーできるだろう。何より、このチームの監督は森さんなのである。どこに侮る要素があるだろうか。
ヤクルト…古田とペタジーニが居る。他になんか必要か? 石井が抜けたが、このチームは誰が抜けても穴を埋める人材が出てくる素晴らしいチームであるし、古田がキャッチャーをやってるとどんな投手でもそれなりに投げやがるので、コツコツと勝利が重なってくる。阪神がまたボロ負けしたら、また優勝してしまう可能性が高い。
そして広島である。正直ここが一番凄い。野村・前田・緒方が復帰した。この連中がマトモに活躍したら、正直巨人打線に引けを取らない。むしろ打力が線になっている分、此方の方が上と言っても過言ではないのだ。また新井が急成長しており、ホームラン王も狙える人材へと成長した。ピッチャーもまた佐々岡や黒田と本格派がおり、久々に優勝を狙えるチームとなっている。

つまり…本当にどのチームにも優勝の目があるのだ。そして、阪神も開幕戦に勝った事で、この目の中に参加する事が出来たと言えよう。
忘れるなかれ。どこにでも優勝の可能性があると言う事は、どこにでも最下位の可能性があるという事を。

個人的には巨人が最下位でもおかしくないと思うのである。正直、マスコミの巨人評価は過大だと思うのだが、如何に?

 とまあ、ようけ書いたのう。
 で、まだ書く。

『マリア様がみてる レイニー・ブルー』
 これは凄い凄い凄いですぞ。これは男には絶対書けんです。
 女性にしか分からない女性心理っていうのは確実に存在し、それを遺憾なくこれでもかと強烈に繊細に叩き込まれているこれを読まされては、頭をさげるしかありません、感服しました。
 一房一房、すぐ千切れてしまいそうな絹の糸を丁寧に丁寧に紡いでいくかのような、本当に繊細な心理の描写。慣れている人にはなんでもない事なのかも知れませんけれど、女性でない自分にはどうやって触れたらいいのか皆目分からない領域です。まいったなあ。まいった。ちょっと新たな境地というものを垣間見ました。勉強になったよ。




3月24日

ドバイのレース。アグネスデジタル以下の面々惨敗。
ただ、然るべき理由というものがあるようです。一つはドバイでレース数日前に大雨が降り、ダートの砂を総入れ替えしたとか。
これがスピード重視の馬にかなり不利となったようで、ダントツ一番人気の馬も3着になっています。
そして日本馬。ドバイに渡る前の香港で、九時間近く劣悪な環境に放置されるというアクシデントがあったとか。体調面でかなりの不安があったみたいですね。



3月22日

いやあ、映画館ってやっぱり眠くなりますなあ(笑)
そんな訳で、久々に映画を観に行ってきました。当たり前の如く、見たのは『ロード・オブ・ザ・リング』
原作は未読状態です。それと字幕ではなく吹き替え版(笑)
素直に面白かったです。何の捻りもなく、正当・王道で押してきますが、奇を衒わない分正統派作品というのは作りさえ丁寧で意欲があれば素晴らしい作品になるという事を示しているのではと思いました。
ただ傑作かと言われる少し首を傾げます。傑作っていうのは個人的にはガツンと衝撃を受けるような作品だと思ってますので。
その意味で、これは傑作では無いかもしれないですけど、大良作なのは確か。見に行った人の多くが褒めるのも無理ないと思います。
ただ、原作読んでないので分からないんですけど、てっきり魔法使いって火球を飛ばしたり、雷撃を放ったりするものだとばかり思ってたんですが、何か念動力みたいのしか使ってなかったのが残念でした(苦笑)
私のファンタジー導入は『ロードス島戦記』だったもので、このイメージは拭えないんですよね。尤も、日本のファンタジーは本でもゲームでも大体この路線だとは思うのですが。原作の指輪物語の方はどうなんでしょうね。読んでみれば分かるか(笑)
あと、エルフの耳はもっと長い方が嬉しいなあ(爆)

いや、見に行って良かった、大満足の映画でした。
『ハリー・ポッター』が少し不満な内容だったので、良かった良かった。




3月21日

いい加減、部屋に充満する書物類に危機感を抱き、収納用のボックスを買うためにホームセンターまで車を転がして進出。
四箱ほど購入、ついでに靴も購入。うー、靴なんて買ったのは3年ぶりだ(マテ)
まあ、流石に履けるか履けないかの限界まで達してるので、そろそろ買わねばならんかったのですが。
さて、帰宅して無造作に積み上げてる本を分類しつつ箱へと放り込んでいく。おお、入る入る。だいたい70冊前後の×4だから280冊ぐらいか。
それでもまだ収納し切れてないのはなんともはや(汗)
でも、だいぶ余裕が出来たのはありがたいこと。

それから、帰りにワイルドアームズが安かったので購入。だって、3が面白いって話しだし。
でも、PS2はまだ持ってないから買ったのはWA2

あ、今日はサクラ大戦4の発売日だわ……どうすっぺー。




3月17日

今日も今日とて花粉症に苦しみつつギッコンバッコン(バイトの擬音)
いい加減、疲れてしまいました。

さて、阪神競馬場の桜も蕾を付け出し、果たして桜花賞まで持つのか? 造園の人たちの活躍に期待しつつ、阪神大賞典を振り返ると、やはり長距離にはナリタトップロードに一日の長があるのかと。
古豪、未だ健在ですね。ジャングルポケットもナンダカンダ言って二着に入ってるから凄いんだけど。武豊の骨折がどう影響しているのか……尤も、小牧太が悪いとはさっぱり思いませんけど。
長距離といえば、ジャングルを破って菊花賞を勝ったマンハッタンカフェがおるわけで…春の天皇賞は面白くなりそうですな。




3月15日

『VERSUS』レンタルしました。そして見ました………??
ストーリー、さっぱり分からない事は覚悟してたんですが、さらに輪をかけて分かりませんでした(爆)
加えて、想像以上にグロすぎ。ゾンビものだと分かってたのですが、ちょっと引いてしまいました。
それで肝心のアクションなんですが……イマイチのめり込めなかったかなあ。
あのアクションが間違いなくカッコいいと感動できるものなのは確かなんですが……感じなかったんだよなあ?
カメラアングル、テンポ、間合、それらが微妙に自分の嗜好とずれてしまったんだと思います。グロいのも合わなかったかも

和製のアクションものといえば、私が感動を覚えたものが遥か高校生の頃に深夜でTV放送していた自主制作のような時代劇。
題名を失念してしまって後悔してるんですが、主人公は男二人。ある密書を届ける、そしてそれを狙う敵が居るという単純な構図だったんですが、 この殺陣が身震いするほど格好良い。もしかしたら、記憶が美化されてる可能性もありますが(苦笑)
メインの主人公は刀使いなんですが、刀を投げるのが得意技…なのか、しょっちゅう投げます。そして、平気で倒した敵の刀を拾って自分のものにします。
もう一人は一応旅の道連れなんですが、裏切りそう…で裏切らない(笑)
こいつが火縄銃使いなんですが…正直滅茶苦茶使い方が格好いい(こればっかり)
私、未だにこれ以上に火縄銃に弾丸と火薬を装填するというそれだけの作業を格好良く見せた映像を知りません。

この映画、もう一度見てみたいんですけどねえ…題名もわからないし、恐らくレンタル店に置いてないだろうし…
もう一度TVでやんないかなあ(やんないだろうなあ(苦笑)





3月13日

 気がつけば、十日もさぼってました…ダメダメ(汗)

 とりあえず、十日の間に『屍鬼』を読破。さらに三国志漫画『蒼天航路』を15巻まで購入し、電撃文庫も購入と。


『屍鬼』 小野不由美
 十二国記が彼女の代表作とされているけれど、この作家の真骨頂はまさに此方の方でしょう。山奥の村落に現れた一組の家族。同時に村人たちに広がっていく不穏な空気。
 じんわりと村人達に恐怖と狂気、そして絶望が広がっていく様をしつこいほど精緻に、これでもかというほど丁寧に描ききっている。怖い。ホラーとしての恐怖と同時に、人間心理の恐ろしさを容赦なく突きつけてくる。それだけに、恐ろしいと同時に酷く物悲しい。
 読後のこのやるせなさ、そして諦観にも似た寂しさは、なんとも言えず心に沁みて、小野不由美という作家の筆力に慄くばかりでした。


 電撃文庫では相変わらず川上稔の都市シリーズがテンパってます。
『電詞都市 DT(デトロイト)』
 電脳世界というのは何度か読んだ事があるんですが…これは一味も二味も違いますね。ってか、これ小説か?(w  これまでの特殊造語…遺伝詞(ライブ)などを効果的に使い、さらに新たなる設定をふんだんに混ぜ込む事で、まったく新しい世界を作り上げてます。だって書式が違いますもの。まさに川上ワールドとしか言いようが無い。電撃文庫でしか出せないだろうな、これって。ライトノベル以外じゃ絶対無理だろうし、同じライトノベル系レーベルでもこりゃ無理だ。
これ読む度に感嘆やらなにやらで良い意味で頭抱えますね(笑)

『Missing4』はちょっと期待はずれか。前回での盛り上がりに比べて今回の収束はさほどインパクトがなかったのが残念。


『アリソン』
『キノの旅』の時雨沢恵一の初めての長編作『アリソン』。題名は捻りもなにもないよな、おい、という意見は兎も角として、これはなかなかに面白かったです。『キノの旅』の不思議なリズムや雰囲気を失う事無く、でも一個の長編として上手く仕上がってる。
ちゃんと長編でも行けるんだって事を示してくれたと思います。『キノの旅』だけの人じゃなかったんだねえ。

さて、来月ですけど、コバルトが『ちょー』と『マリア様』と『楽園』が一挙に発売…おおう!
変わりにスニーカーには見るべきものがないんですけどね(苦笑)
さらにハヤカワから「戦闘妖精・雪風<改>」……改ってなんだーッ!?
それからファミ通…嬉野秋彦の『チキチキのわ〜る烈風伝』 チキチキってあのチキチキ? 前のホルスの最後のページのイラストってやっぱり鳳月だったのか?
もしそうなら、このシリーズかなり好きだっただけに、再開万歳だ…違ったらアレだけど…まあ、イラストも一緒だし再開だよなあ(汗) 加えて、『式神の城』のノベルも出るようで。作者の海法紀光って読んだ事無いんだけど、買うしかないですな。




3月3日

そして今日も変わらず花粉症。朝から夕方まで、バイトの時間中クシャミと鼻水で死にかけてました。気温が上がる日中が一番辛い(涙)

「屍鬼」2巻、3巻を読了。3巻でようやく事態の裏側が見えてきました。なんと、そういう話だったのか(汗)
ホラーと銘打ってますけど…これはホラー的な怖さなんでしょうか。怖いのは確かに怖いです。




3月2日

今年もやってきました。悪夢の如き季節が……
そうです、花粉症の季節です。頭痛い、目が痒い、耳が痒い、クシャミが出る、鼻が出る……この時期だけは死にたくなります(涙)
鼻詰まって安眠も出来ないや。

「まぶらほ」を二冊衝動買い……「めぞん一刻」?

『魔龍の弾道 4』 林譲治
 これまた毎度のようにダメダメさが加速していく日本軍。このシリーズには何とか事態を打開してくれそうな士官が殆んど存在していないので、表向きは何とかなっているものの本当の状況は刻一刻と悪くなっていっている。
 この人の著作を読んでると、日本ってのはまあどうしようもない組織だってのが目の当たりにされて色々とキツいや(苦笑)
 しかし、表題でもある大和型戦艦があっさり出る幕無しに(w
 代わりに大暴れしてるのは軍令部。しかも相手はアメリカというより連合艦隊。

それから小野不由美の「屍鬼」1巻を読了……やべえ、この人やっぱり面白いわ。正直、これを読むと田舎にはあんまり住みたくないなと思っちゃいました(爆)




3月1日

今日は自動車免許を取った弟の補助を仰せつかって、初乗りの助手席に乗りました……結論―怖かった(涙)
アクセルとブレーキ、踏むたびにガチャンガチャン言わせるのはどうかと(汗)
オマケに、婆ちゃんが前に喫茶店に行きたいというので道案内を任せてたらいつの間にか山登ってるし。今日が初乗りの弟にいきなりU字型カーブ連発の山道は拙いでしょう(爆)
このまま六甲山を越えてしまいそうになったので、急遽運転を変わって何とか山岳地帯を脱出。喫茶店まで辿り着きました。そこで小学生以来久々にチョコパフェなるものを注文……甘! 胸焼けがしました。
帰りは再び弟が運転。でも車庫入れでさっそく壁にぶつけやがりました。前から後ろから車が次々に来る中でパニックになる弟を宥めすかしながら自分も恐怖にパニックになりつつ何とか上手く誘導して車庫入れ完了……マヂ怖かったっす。
やっぱり車は自分で運転するもんですねえ(笑)
なんか精神的に疲れました。



2月28日

はぁ、今月も終わっちまいましたよ。どうしやすかねえ(汗)

とうとうというべきか、漸くというべきか『蒼天航路』に手を出してしまいました。モーニングを立ち読みしている間に我慢できなくなっちゃって。
最近はとんと無かった欲しい病です。こりゃ、全巻買っちゃウンだろうな(汗)
加えて、月末という事でアワーズを購入。今月はヘルシングがなかったけど、それでも満足なアワーズ連載陣。これで340円はお買い得。どうやら朝霧の巫女のアニメ化が正式に決定したようで、雑誌にも載ってました。まあ、あの雰囲気をテレビで出すのは無理でしょうけどね(冷めてるなあ)
あとは三雲岳斗の「ランブル・フィッシュ」と林譲治の「魔龍の弾道」を購入。小野不由美の「屍鬼」3,4,5巻はもうしばらく見送りということに。




2月27日

何気にサンデーのパン屋漫画が面白いと思うのは、果たしてオレだけなのだろうか?




2月26日

武豊、ダービーまでには復帰するつもりのようです。スポーツ選手って時々非常識なくらい回復が早い時もあるし、期待しています。
しかし、この時期に既に40勝以上してるんですよね、武豊。すごすぎ(汗)
フルメタル・パニックのビデオ1巻を借りて見ちゃいました。こりゃ凄いや。
原作を忠実に再現――ストーリー展開だけでなく、アクションシーンまで素晴らしい映像によって再現してます。格好良いったらありゃしない。
原作無茶苦茶に無視した作品が氾濫してるなか、ちゃんとやればちゃんとできるって事を証明してますね。
こりゃ、続きが楽しみです。リアルタイムで見たかったなあ(苦笑)


ついでにカイボーイビバップの映画も視聴。こちらはちょっと期待してた分がっかり。ドッグファイトなんか良かったけど、ちょっと唐突だったようなきがするなあ。無理やり引っ付けたみたいで。
あくまで一エピソードという感じでした。
「キス・オブ・ザ・ドラゴン」は既にレンタル中(涙)




2月24日

 ショック! 武豊落馬負傷!
 今年前半はほぼ騎乗無理っぽいって話です。この人、滅多に落馬しないんですけど……
 復帰後も影響なければ良いんですけどね。競馬界の至宝なだけに。

 京極夏彦の「巷説百物語」だいたい読み終えました……必殺仕事人?(核爆)
 いや、以前必殺シリーズの紹介本を出してるだけに好きなのは知ってましたけど……それっぽい(笑)
 しかし、いわゆる京極堂シリーズ的な節回しがやっぱりあるわけで……いや、面白いですわ。
 加えて京極堂では妖怪という仕組みを解体することで憑き物を落とし事件を収束させる手法を取っているのに対して、此方は時代背景がまだ魑魅魍魎が跋扈する江戸時代という面もあるのでしょう、事件を妖怪という仕組みを利用することで収めている。
 アプローチの仕方が京極堂シリーズと似ていながら異なっているのがまた面白い。




2月23日

 久々の一日バイト。流石にちょっと疲れました。身体が鈍ってます。

 キム・ニューマンの『ドラキュラ崩御』をようやく読了しました。前二作は読んでないんですが、なかなか面白かったですね。
 この作品、色んな歴史上の人物や映画の登場人物が出演してるんですが、今回に限ってはボンド中佐に限るでしょう。ってかヘボ過ぎる(笑)
 ここまでヘボいジェームスはないんじゃないかってくらいにヘボい。きっとキム・ニューマンはボンドに隔意があるに違いない、と。いや、愛してるからこそこうも愛くるしく書けるのかもしれないけど(w
 私はあんまり翻訳ものは読みません。どうも、あの訳された文章というのが肌が合わないというところがあったので。ですが、これに関してはそういう違和感をそれほど感じずに読みきれました。
 それにしても、ドラキュラ伯爵が殆んど出なかったな(笑)

 あと、バイトの帰りに中央公論社の新刊が多数出てたので購入。三木原慧一、学研から出て消息不明と思ってたらこっちから出したんですね(笑)
この人、本人の問題はいいとして著作の方は結構好きなので、また読めて嬉しいです。あの陰謀で世界が動くというところはあまり好きではないんですけど。今回はどうなんでしょう。
それから京極夏彦の「巷説百物語」が新書となってたのでこれも購入。この人のは相変わらず厚いです(笑)
それから横山氏の「蒼海の尖兵」と千葉暁の「聖刻群龍伝」の新刊を購入。しめて3952円……キツい(苦笑)

とりあえず、小野不由美の「屍鬼」の文庫1,2巻を読まないと。もうすぐ残りが出ますしね。




2月22日

あずまきよひこ氏の「あずまんが大王」が来月で終了だそうです。私は単行本待ちで雑誌の方は読んでないんですが、感慨有りますね。あれも終わるのかぁ。

オリンピックの方がなにやらボロボロですね。韓国とロシアが怒りまくってます。まあ、以前から冬季競技って恣意的な事が多くて(ジャンプのルール変更とか)何だかなあと思ってたんですが、今回は特に酷いですね。
アメリカってこんなにやな国だったかなあ。確かに嫌なところのある国なのは確かでしたけど、これほどまでではなかったかと。例のテロの所為でただでさえキツい愛国心がさらに増幅されちゃってるんでしょうかね。
まあ、単に審判のレベルが低すぎるという事もあるでしょうけど。
ちなみに日本の不審はそういうのとは関係ないと思います。ショートトラックの寺田選手の件以外は。
ルール変わったジャンプだって、勝ったのは日本と大して体格の違わない選手ですもんね。単に日本のレベルが落ちてるんだと思います。
マスコミ、叩けとは言わないけど頑張ったって褒め称えても仕方無いと思うんだけどなあ。

ボロボロといえば政治がボロボロです。
鈴木宗男はもうそろそろ終わりでしょうか。自民党も除名するみたいなこと言ってますしね。あんな小物さっさと切っちゃえば良いんです。あれこそ害悪でしか無い政治家の典型。
田中真紀子の方も散々ですよ。昨日、久米宏が田中真紀子は嘘をついてないと分かるから人気があるなんてほざいてましたけど、嘘つきまくってるのが丸分かりじゃないですか。それが分からないのはゾッとします。
例のブッシュ大統領歓迎レセプションの招待状問題でも、明らかに田中氏の方がボロボロ。足引っ張るだけしか能が無いんでしょうか(かなり過激な事言ってますかね)
これで田中真紀子がまかり間違って首相なんかになっちゃったら、この国本気でお終いだよ。

冬目景の「イエスタディをうたって」がやっぱり面白い。「羊のうた」の退廃的な雰囲気もいいけど、こういうちょっといい雰囲気の作風も好きだなあ。
ハルがどうしようもなくいい感じだ。先生もいいけどね。

あ、それと今日X−box発売なんですね。買わないけど。ウン、絶対。




2月17日

えんやこらと、背広を取りに雨の中を歩く。まあ、車使えば良かったんだけどね。
弟君が先日免許を取ったんですが、まあまだ一度も乗ってないわけです。だから一度助手席に乗ってみようと思ってたんですけど…逃げられました(苦笑)

さて、今日は今年最初の競馬GTのフェブラリーSがありました。これがまたなかなか大したメンバーで、大いに楽しませてもらいました。
勝ったのはアグネスデジタル。去年香港でGTを掻っ攫った馬ですが、こいつは強いですね。安定した強さを誇ってます。GT四連勝だそうで。次はドバイ。うーん、いい勝負できそうです。
それから二着のトーシンブリザード。こいつは南関東の地方馬なんですが、評判どおり強かったですね。出足の悪さがなければ、かなり際どい勝負になったと思います。



2月16日


HDの第ニ幕のタイトル、雪解けってもう雪融けてるよなってツッコミは勘弁して下さい(滝汗) さて、一番見通しの立ってない第ニ幕始めちゃいました。もうしばらく幕間で遊んでたかったんですけどね(苦笑) まあ、幕間にはちょくちょく新作つぎ込むつもりです。現在、佐祐理さんの話とか、倫敦編とか幕間話を執筆中。 ああ、群☆伝の突入編もかかなあかんし…って、就職活動はどうした?(核爆)




2月13日

カノンようやく見ました。んで、感想 アゴだ(爆) うー、ありゃ確かに造形変すぎですぜ。もうちょっと鼻と口を下げりゃいいのに(苦笑) ただ、見る前にダメだダメだと聞いてたので、どれほどダメかと思ってたら案外大丈夫だったというのが感想です。 祐一の性格、アニメ・こみパの和樹みたいなヘタレを予想してしまってたんですが、祐一役の私市さんが想像以上にいい感じに演じてる気がします。ラジオ聞いてたからかもしれませんが。 まあ、まったく期待してなかった分、いい意味で裏切られましたね……だからといって素晴らしいと絶賛は出来ませんけど(苦笑)

さて、先日購入してしまったプリズマティカリゼーションをやっとプレイしました。
……この主人公変だ(爆)
理屈っぽいを通り越してますな、この性格は(汗)
にしても、なかなか進みにくいです。VN形式はやっぱり苦手です。攻略でも探すか




2月11日

これもサボりすぎだ。一週間もあけてしまうとは(汗)

その一週間にも色々本買いました。
「空の境界」上下巻に電撃文庫。加えて、夢枕獏の「陰陽師」シリーズを数冊。

それから、今日、フラフラと立ち寄ったゲーム屋で、伝説(?)のプリズマティカリゼーションを発見して購入してしまいました。
……やるのか?




2月3日

傘回しの染之助・染太郎の海老一染太郎師匠が亡くなられたそうです。最近見てなかったけどガンだったのか。
あのテンポ、子供の頃からずっと変わらず好きだったんですよね。古い人がこうやっていなくなっていくのは寂しいものです。師匠の冥福をお祈りします。

さて、プロ野球も無事キャンプインしました。阪神は全球団でもダイエーと並ぶ大入りだそうです。しかも、傍目にも例年と違う選手たちの張り詰めた雰囲気。いやはや、星野仙一という男はやはり凄いです。
やあ、ここまでシーズン始まるまでが待ち遠しいのは野村監督が就任した年以来です。例年はシーズン始まるまでは期待できる。良くても、夏まではがんばれ〜ってな感じですから(笑)
ちなみに星野監督の縦ジマは思ったより違和感ありませんでした。馴れかな?

月末は色々と本を購入。毎月の事です。
で、ある本を読んで私、一日へこんでしまいました。『ミステリー・アンソロジーU 殺人鬼の放課後』という文庫です。恩田陸や小林泰三が書いてるって事で買ってみたんですが……もう、へこみまくりました。
ちなみに、乙一の短編を読んでへこみました。別に下手だった訳ではありません。逆です。メチャメチャ上手い、そして怖い。それだけに打ちのめされました。これは一度立ち読みでも何でも読んで見ることをお勧めします。いや、お勧めできないのかな?(苦笑)
正直、本当に上手い人のダークな話は読むもんじゃないと思いました。うわぁ、もうやりきなさが身を切られそう。

『楽園の魔女たち 月と太陽のパラソル(上)』
 初めての上下巻仕様です。マリアが本格的な主人公になるのは初めてではないかと思うのですが。他の時はイマイチ主人公というには弱かったし。
個人的にはレサ嬢がお気に入り。土佐弁ですぜ、姐さん(笑)
それにしても、この樹川さんという人のテンポにはいつもはまります。それから何か変な地の文も(笑)
微妙に動き出している本筋(?)のお話も気になる次回が楽しみです。


『流血女王伝 砂の覇王6』
楽しみといえば、『流血女王伝』も楽しみ。猟師の娘から始まったカリエの遍歴も、王子の影武者・奴隷・小姓・正妃ときて今度は海賊ですか。どれ一つとして自分から望んだものでもないのに、頑張るねえ(笑)
バルアンが意外とこれまでと違って、得たいの知れなかった所が消え去ってとっつきやすいですね。イメージ変わったというとラクリゼもかなり変わりましたが。この人、この巻出るまではかなり怖い感じの人だったのになあ(笑)
続きも早くでそうなので、楽しみ楽しみ。





TOPへ戻ります


inserted by FC2 system