グエンディーナ、と呼ばれる島がある。
 大盟約世界に超然と横たわる大ユーリカ大陸の東の果てに浮かぶ小大陸。
 遥か盟約歴が刻まれる以前より高度な文明と文化が栄えた豊饒なる緑多き祝福の地。
 此れは、此処グエンディーナ大陸にて繰り広げられる三華と呼ばれた国々の将星たちの物語である。







魔法戦国群星伝





< 序章 英雄帝の誕生 >




 すべての発端にして歴史の転換点。
 グエンディーナ大陸の200余年の長きに渡って続いた平穏――その何処か停滞を感じさせる時間の流れが、はたしてどの時点を境として激動の時代へと疾走しはじめたのか。
 それに関する諸説は多々ある。それこそ、歴史を振り返り、考察する者たちの数と同じだけ存在していると云っても過言ではないのかもしれない。

 だが、それを論ずる前にそこに至るまでの長き歴史を先に提示しなければならないだろう。
 混沌と栄光に満ちたグエンディーナと呼ばれる地の歴史を、だ。

 この世界の歴史は、今より1093年前のある冬の日に始まった。
 否、正しくは再開されたと云うべきであろう。それ以前の歴史はもはや神話・伝説と呼ぶに相応しいまでに正確性を失っている。 全ては彼の大破壊戦争時代が、人類にそれまで積み重ねてきた時間を放棄させるほどの悪夢と地獄を強いたが故の結末であった。
 その悪夢の時代も≪大盟約≫の成立により終結を迎え、世界は≪盟約歴≫という新たなる暦を手に、再び歴史を刻み始める事となった。

 そして、グエンディーナの歴史もまた再開される。
 とはいえ、かの大陸が馴染み深いその名称――≪麗しき女神の楽土≫を意味する≪グエンディーナ≫の名を冠するにはまだ数百年の時を待たなければならない。
 紀元前には≪鳳来≫≪扶桑≫≪洋明≫などの名で呼ばれたこの地は、大破壊戦争時代に統一国家≪奏天儀≫が崩壊消滅し、大盟約成立を挟んだ約300年もの期間、小国が乱立する戦国時代が続いた。
 この混迷の時代が終結するのが盟約歴242年。一人の英傑の誕生が一つの時代に終止符を打つ。
 彼女の名は江藤結城。伝説の盟約者【十二使徒(マジェスティック・トゥエルブ)】が第四の大魔術師――【魔星桃姫】S・リム・アトワリアが末裔アトワリアW世にして、【雀蜂(ホーネット)】の二つ名を持つ梟雄であった。
 彼女の手により長く続いた戦国乱世は統一され、大盟約成立以降初めての統一国家である≪魔法王国グエンディーナ≫が此処に誕生した。
 それは同時に、この小大陸にグエンディーナという永久なる刻銘が為されたということも意味するのである。


 グエンディーナ王国は、その後約200年に渡って大陸を治め続ける。その統治が終わりを迎えたのは盟約歴466年。ある地方豪族の叛乱を機に各地で王国から離反するものが相次ぎ、悠久の千年王国(ミレニアム)と謳われた魔法王国はあっけなく崩壊。以後、数百年に渡って多数の豪族が入り乱れた分裂時代が到来した。
 安定期と戦乱期を交錯させながら続く分裂の時代は、盟約歴870年に大陸南西部に御音王国が誕生した事により一気に集束へと進路を変える。そして盟約歴877年に大陸東部地域に東鳩帝国、盟約歴881年に大陸西北部にてカノン皇国が相次いで成立するに至り、大陸の支配はこの三国が担う形で確立されたのであった。

 世に言う三華時代の到来である。


 この大陸の転換は常に凡そ200年のサイクルを以って訪れるようになっているのかもしれない。
 幾度かの小規模な衝突や国境紛争を経ながらも平和と云えるときを過ごしていた三国の安寧が激流に飲まれ、怒涛の如く押し流され始めたのもまた、三華成立より200年余の時間が流れた頃合であった。


 此処で、漸くはじめに記した歴史の転換点への問いに向き直る事ができる。

 『ターニングポイント』――大盟約世界の進むべき航路は、遥か極東の島グエンディーナにて舵をきられた。
 この時代、グエンディーナは後の世において世界帝国の座に座るべく、面舵を取り始めたといわれる。その航跡はやがて大盟約世界全体を、そして挙句の果ては魔界すらをも巻き込んで、新たなる世界の絵を描き出していく。
 その始まりの瞬間を僅か一事象を以って論ずるは愚問だ。歴史は一を以ってすべてを語れるものではなく、因果は無限のごとく複雑に絡み合っている。
 だが、それでも―――人々は新たなる世界への第一歩が何処にて踏み出されたかを知りたがる。

 カノン皇国初の女王の誕生。
 御音王国における民衆革命による共和制の成立。

 この二つの歴史的事件は彼らの論ずる有力な説。
 だが、やはり最も有力な候補とされているのは東鳩帝国において勃発した、後に≪魔王大乱≫と呼ばれた戦乱であった。

 盟約歴以後、通算三度目となる大盟約世界に対する魔界からの侵攻事変。
 その原因となったのは、時に盟約歴1092年に東鳩帝国宮廷魔導師団が決行した上級魔族の召喚実験だった。
 大乱終結後の調査で使用された召喚法の欠陥が指摘される事となるこの実験は、ものの見事に完全なる失敗へと帰結する。
 召喚により出現した魔物の名はガディム。当時、魔界全土を支配していた18名からなる魔王の一人にして【混沌の王】の二つ名を有する強大な魔族であった。
 ガディムは召喚法における召喚拘束と契約施行、強制帰還法を易々と無視すると―――まさにこの部分がまったく機能しなかった事が欠陥とされる―――配下の軍勢を魔界から召喚し、帝国全土を蹂躙し始める。
 突如として帝国内部に出現したこの異界の軍勢に対する帝国の混乱は、初期の大規模会戦で、総大将として戦場に出馬した当代皇帝が戦死した事により、致命的なまでに拡大してしまう。
 それは云ってしまえば、滑稽を通り越して醜悪なまでに身も蓋もないほどの状況であった。

 愚かしい事に、この帝国の存亡の危機を当時の帝国の屋台骨であった主要貴族たちは根本的に理解しておらず、それどころか彼らはあろう事か今回の混乱を恰好の政争の場と捉え、此処に帝国史上最悪最醜とされる一大権力闘争が勃発する。
 それは、将来に対するビジョンどころか、現状に対する対応すらもまったく鑑みられない、悪夢的な抗争となった。とにかく、自身の息の掛かった皇族を皇帝に仕立て上げようとあらゆる宮廷権力者たちが無秩序に暴れまわった結果、帝位継承権上位者たちが片っ端から暗殺されるという馬鹿げた状況が現出してしまったのだ。
 狂騒が過ぎ去った後、大貴族たちは茫然と辺りを見渡すしかなかった。気がつけば、彼らが擁するべき帝位継承者の悉くが、殺されるか暗殺を恐れて継承権を放棄し遁走してしまっていたのだ。それは即ち、この大陸最大の帝国を治めるべき人間が誰一人として存在しなくなってしまっていた事を意味する。

 慌てて彼らは臨時に帝国貴族連合府を創設し帝国中枢を掌握したものの、結局それは程度の低い政争しか知らない愚物たちの権力の綱引きの場でしかなく、もっか帝国全土を凄まじい勢いで荒廃させ続けている魔王軍の蹂躙に対しては全く何の役に立たない状態であった。
 一方、魔王軍に対抗すべき帝国軍も、統率する存在を失い貴族たちの私欲の手駒とされた結果指揮権の混乱や士気の低下から魔王軍により脆くも撃破され、既にかつての威容はもはや残されてはいなかった。

 事態は最早どこをどう見たとしても、絶望と悪夢とが狂笑を撒き散らしながら輪舞を踊っているかの如き情景が残っているに過ぎなかった。
 一片の容赦も無い破壊と、一瞬の躊躇いすらもない殺戮が、絵の具をキャンバスに塗りたくるかのように帝国全土へと拡がりつつあった。

 だが、魔王ガディムによる破滅が避けられないと思われたその時、英雄は新星の如く出現した。


 英雄の名は藤田浩之という。


 帝都の城下町にてある一定の知名度――決して褒められた内容ではなかったが――をもって知られていたこのチンピラじみた目つきの悪さが特徴の当時若干16歳の少年が、いかにして英雄への道を歩き始めたかについては諸説入り乱れ、実情は定かではない。
 義勇軍設立以前よりの友人であり、後の帝国情報総監長岡志保などは著した書物でその頃の状況を――藤田には帝国の危機に対する義侠心どころか、そもそもまったくやる気も根気も持ち合わせておらず、偶々と偶然とにっちもさっちもいかない状況に巻き込まれた結果、仕方なく魔王軍への抵抗をはじめる事にした―――などと記しているが、彼女は特定の人物に対してかなり恣意的な表記を行うため、真実性についてはかなり疑わしいというのが一般的な見方である。
 ただ、当時の状況がどうあれ、彼が血統を辿れば東鳩帝家の血筋であった事は確かで、また彼が優れた軍事的センスと類稀なるカリスマを有していた事は後の展開を見ても明らかである。
 そして何より、彼が集った仲間たちと結成した義勇軍が帝国各地を転戦し、魔王軍に対して勝利を重ねていったのは間違えようの無い事実であった。

 ところが、彼の過大なる戦功は、宮廷を支配する貴族達に対しては、不快感と危機感しか与える事が叶わなかった。
 所詮、義勇軍は彼らの権力争いに何の益ももたらさぬ手綱に繋がれていない野良犬であり、またいつ噛み付かれるか解からない狂犬でしかなかったのだ。
 義勇軍は帝国政府から何度も露骨な嫌がらせや妨害工作を受け、最終的には正式な発行文書による解散命令すら発せられた。

 だが、恐怖と絶望に慄いていた民衆や地方諸侯が待ち望んでいたのは、自分達の庭で醜い権力闘争を繰り広げる高貴なる者たちではなく、現実の脅威である魔王の侵略を撃退してくれる英雄であった。
 各地で中央に対する非難の声が立ち上がり、加えて、帝国最大の版図を所有する来栖川大公爵が藤田浩之の支持を表明し、愛娘二人を自身の軍勢とともに義勇軍に合流させた事は宮廷貴族に大きな衝撃を与えた。
 さらに帝都を急襲包囲した魔王軍を義勇軍が見事に撃破してみせた事で宮廷勢力の危機感は頂点に達することとなる。
 民衆や地方諸侯の人気に、来栖川の強大な後ろ盾を得て、誰にも疑う事の出来ない現帝国内最強の軍勢を率いている。もはや彼らにとって最大の脅威は魔王ではなく藤田浩之だった。
 宮廷貴族らは無謀にも義勇軍を反乱勢力と断定し、帝国軍帝都守備隊に藤田浩之以下義勇軍首脳部の捕縛を命令する。
 此処に、彼ら宮廷貴族が持ち合わせていた視野や想像力がどれほど狭小であったかが知ることができるだろう。そのような命令が実行されたとして、その後の展望を彼らが有していたかは非常に疑わしい。
 未だ帝国を席捲し続ける魔王軍に如何にして対抗するのか。義勇軍首脳部に対する扱いに反発するであろう民衆や地方諸侯にどう対応するのか。そのビジョンはまったく窺えない。

 宮廷貴族たち以外のすべての人々にとって幸いだったのは、帝都守備隊が持ち合わせていた判断力と良識が、愚挙を許さないほどの高さを保っていた事であった。
 つまるところ、帝都守備隊は命令を敢然と無視してみせたのだ――実際は一悶着があり、命令を遂行しようとした守備隊長がある若い副隊長により排除されている――。
 魔王軍が跳梁跋扈するこの状況で現状で最大の戦果を誇り、実質最強の戦力である義勇軍を壊滅させることがどれほど危険で愚かしい事か、彼らにはよく分かっていたのだ。さらにこの事態を知った帝都の住人たちによる暴動が発生、帝国軍帝都守備隊はこれを鎮圧するどころか逆に暴動に参加、帝城は暴徒により包囲される。
 事ここに至り、藤田浩之は自分が至高の座に座ることを決断した……とされている。実際は異論も多々あり、例の長岡志保の著作物などにはこの定説に後ろ足で砂をかけるような話が記されているが、通説からは無視されている。

 ともかく現実に起こった事実だけを述べるならば、暴徒に包囲された帝城に神岸あかり率いる特務部隊が突入し、城内を制圧。宮廷貴族勢力は完膚なきまでに完全排除され、藤田浩之が新皇帝として即位する事が帝都内外に大々的に発表された、この一連の出来事は違う事なき真実である。
 新皇帝即位の発表が、それこそ事前に準備されていたかの如く凄まじいまでの迅速さをもって帝国全土に伝えられた。即日行われた即位の儀で当の藤田浩之の凶貌が失笑を禁じえないほど引き攣りまくっていた。など、色々と窺うに足る状況は残されているが、ともかく此処に後に大盟約世界史に名を残す皇帝が玉座についたのだった。

 藤田浩之は皇帝として早速帝国全土に魔王討伐令を発令、残存する帝国軍を集結させ魔王軍を撃滅、そして魔王ガディムの本拠を攻め、最終的に少数の精鋭を投入して魔王ガディムの魔界への追放に成功する。
 その後、藤田浩之はかつての仲間を国の中枢に据え、魔王大乱によって荒廃した東鳩帝国の復興に努めることとなる。


 盟約暦1094年、藤田浩之は完全復興宣言を発し、東鳩帝国が魔王大乱による荒廃から立ち直ったことを内外に敢然と知らしめた。
 これこそがグエンディーナ大陸全土への彼一流の宣戦布告だったと云われる。

 皇帝に即位するまでは兎も角、即位後の藤田浩之は積極的に自身の野心を膨らませていった。彼の視線は既にこの小さなグエンディーナ大陸に留まっておらず、遥か世界を見つめていた。
 この当時、大盟約世界に横たわる大ユーリカ大陸には、既に海外に対して好戦的なまでに進出を開始している『栴帝国』『グラクティカ連合帝国』などの大国が存在し、その侵略の腕はこのグエンディーナ大陸にも徐々にだが、及ぼうとしていた。
 そして、自身もこの広大な世界へと乗り出す野望を秘めていた藤田浩之は、自然対立が発生するであろうこれらの大国に対抗するために、まず足元を固めるべきだとの考えを持つに至る。

 ―――即ち、グエンディーナ大陸の統一である。

 完全復興宣言はまさに戦争へのカウントダウン開始の合図であり、後にグエンディーナ大陸史上最大の激戦と言われる三華大戦が避けられないものとなった瞬間であった。


 そして――――

 ―――歴史は加速しはじめる。
















盟約暦1095年  東鳩帝国/帝都



 戦争とは須らく奇襲によってはじまるものである、という説がある。極論ともいえるが、実際、戦争の多くが奇襲からはじまっている事実を鑑みるならば、正しい説なのかもしれない。
 つまるところ、先制奇襲はそれだけ魅力的かつ有効な戦術であると云えるのであろう。だが、戦史を洗っても、今回ほど悪辣なものはそうは無いだろう。
 バルコニーに手を添え、眼下に広がる兵練場を見下ろしながら、男は苦笑とも呼べる表情を浮かべた。

 現在、国外では帝国には他国へ侵略する意図も余裕も失われていると信じられている。旧宮廷貴族派による不穏な動きが活性化し、帝国政府は外征にかまけるよりも内政を安定させる方に全精力を向け始めた、と。
 たった今も、カノン皇国の外交団との面会を済ませたところだ。戦争は回避されたと安堵しきった彼らの表情を思い出し、男は苦笑を深くする。まったく、一体何時から自分はこんなに演技上手になってしまったのか。昔はもっと不器用な男であったはずなのに。

「さて、どちらにせよ賽はとっくの昔に振り終えている」

 全く想像だにせぬ奇襲を受けるであろう敵国の諸君はいったい何を思うのだろうか。我等を卑怯と罵るか、それとも自らを愚かと嘲るか。
 それにしても、これらの状況演出と情報操作の鮮やかさは如何なるものか。

「さすがは情報総監、といったところだよな」

 この壮大なる虚構の創作者にして演出者。ありとあらゆる手段手管を用いて、帝国のすべてを疑ってかかるはずである相手が信じざるを得ない真実性を帯びた情報の田園を造りあげた彼女の手腕には毎度の事ながら戦慄すら覚える。
 口煩い部下であり、掛け替えの無い親友である女性の得意げな顔を思い出しながら口ずさんだ男の眼下には、修錬に励む兵の雲霞が熱気とともに窺える。
 掲げる戦旗は『疾風一葉(シルフィン・リーフ)』――帝国軍最速を誇る戦略機動軍≪帝国近衛兵団≫だ。

「浩之ちゃん」

 誰よりも聞きなれた少女の声が聞こえた。男は振り返りもせず、背後から歩み寄る赤毛の少女に無言のまま続きを促す。
 男の斜め後ろに立った彼女はチラリと眼下の兵士たちを一瞥し、再び視線を男の横顔に戻すと、夕食の品目を告げるような口調で云った。

「国境にて矢島・橋本両勢の布陣完了したとの報告が来たよ」
「そうか」

 男は満足げにこの世のすべてを嘲るような笑みを浮かべた。
 すべての準備は整えられた。あと半刻以内に作戦中止の早馬を送らなければ、自動的に両勢は侵攻を開始する事となる。
 無論、止めるべき理由は何一つ存在しない。それこそ、何一つ、だ。

 英雄帝という大げさな――と本人は思っている――字名を持つ目つきの悪い男――藤田浩之は自らの内よりこみ上げる高揚を呟く事で表に出した。

「なんにせよ始まるわけだ。……戦争がな」












  旧あとがき(2001/01)

 はじめまして八岐と申します。
 これが初めて書くSSとなるのですが何分未熟なもので恐ろしく長くなってしまいそうです。(って初めて書くのに長編なんか書くなよ俺)
 しかもLeafの『To Heart』と『痕』、タクティクスの『ONE』、Keyの『Kanon』のメンバーをまとめて出してしまうという無茶苦茶な事をしております。
 う〜ん、書いてて不安になってきた。ちゃんと収拾できるのか?
 とにかく色々迷走すると思いますがお付き合いいただけると幸いです。よろしくお願いします。





  新あとがき(2002/11)

 あはは、そんなわけで改訂版です。といっても、以前にちょっと書いて見てそのままお蔵入りさせておくつもりだったのですが、今回HP開設一周年記念に何も用意していなかったので、これはイカンと思い急遽出展した次第。
 見ての通り、全面改稿の別物です。さすがにはじめての文章は見ていて頭が痛くなってきたので、弄りなおしてみたんですが……これもアレだなあ(汗)

 今のところ、此れ以降の改稿の予定はありません。他に連載抱えてますしね。
 まあ、気分転換に書き直すことはあるかもしれませんが、公開は……しないでしょうね。
 そんな訳で、一周年記念の特別公開でした。


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