深夜二時 第17号埠頭


 日が落ちて既に五時間余。あらゆる器物に生命の輝きを見る日の本の民ならば、草木も眠ると詠う時刻。
 されど、この場には草木の緑は無く、堤防に打ち寄せる波だけが唯一の自然物であった。
 街路に比べて明らかに広い間隔で据え付けられた街灯だけが、この人気のない波止場の闇を刳り貫いていた。

 だが、静寂と闇に横たわる時間は速やかに次の演目へと移行する。
 すなわち、戦争の時間だ。


「遠山、左から回り込め! 早くしろ、このままじゃここで―――」

 ポマードで髪をオールバックに決めた目つきの険しい男が張りあげた怒声は、彼の十メートル先に停車していた黒塗りの車が爆発炎上する轟音に掻き消された。
 吹き上がる焔が男の顔を照らし出す。見れば、車の陰に隠れていた数名の男たちが火達磨になってのたうっていた。

「ろ、ロケット弾? あ、RPG−7だと!? 奴ら、そんなものまで」

 無意識に視線が右手の中にある黒い金属塊に落ちる。
 手にしているマカロフ拳銃が一気に貧弱なものに見え、彼は低く唸った。

「わ、若頭!?」
「バカ野郎、ボケっとしてる暇があったら撃ちまくれ!」

 半泣きになっている若衆を怒鳴りつけ、広域指定暴力団鷹山会の若頭である山上健三は金ブチの伊達眼鏡をかなぐり捨て、身を隠していたクルマから身を乗り出し、闇の向こうに向かって銃を乱射した。
 同時に、呆然と爆発した車に視線を釘付けされていた組員たちも発砲を開始する。
 だが、闇の奥に放り込まれていく銃弾の効果は定かではない。すぐ傍らで焔が燃えさかっているために、此方の姿は向こうから丸見えであるのに対して、此方は相手をまったく視認できないのだ。

「くそっくそっ」

 山上は罵声に絶望を乗せた。分かっているのだ、此方が幾ら豆鉄砲を乱射しても効果がない事は。此方の武装は殆んどが『トカレフTT33』や『マカロフ』で知られるソ連製拳銃。さすがに中国製トカレフ『黒星』のような粗悪品ではないものの、威力に関しては程度が知れる。他は辛うじて突撃銃『AK47』が二挺あるものの、如何せん二挺程度では数が少なすぎた。
 オマケに認めるのは悔しいが、こっちは所詮銃撃訓練などろくにやった事のない素人集団。折角の突撃銃も効果的に使いこなせていないのは明白。対して、相手はどう見ても実戦経験が豊富な戦闘部隊だ。あっという間にここに釘付けにされ、着実に確実に此方の戦力を削ってくる。

「ぐぎゃぁぁぁ!!」

 隣でボンネット越しにトカレフを乱射していた若衆が、上半身を蜂の巣にされて絶命する。

「畜生、火力が違いすぎる」

 こっちが一発撃てば返ってくる銃弾は数十倍。向こうがサブマシンガンを装備しているのは間違いなかった。それも全員が、だ。
 引っ切り無しに車体に銃弾がめり込み、コンクリートが砕かれる気の狂いそうな音が纏わりついてくる。恐怖の余り逃げ出そうとするヤツもいたが、援護も無く車体から身体を出せばその瞬間に蜂の巣にされる。
 明らかに格が違いすぎた。所詮山上たちは日本のヤクザだ。武器にも戦場経験にも限界がある。彼らと真正面からやりあうには警察の特殊部隊か自衛隊を持ってくるなどしなければ、太刀打ちできるはずもなかった。
 そしてたかが暴力団の幹部でしか無い自分がそんなものを呼べるはずもなかった。例え罷り間違って呼べたとしても、もはや間に合うはずもない。

 突然、山上の視界が焔に包まれ、凄まじい衝撃が全身に襲い掛かる。クルマのガソリンが爆発したのだと頭のどこかが理解しつつ、山上は意識を失った。



 やがて銃声が途絶え、波止場を照らす火炎の滾りだけが夜の静寂への反抗者となった。
 ガソリンと車体と人体を燃料とした焚き火の光の中に、それを作り出した者たちがようやく姿を現す。その数二十名ほどのサブマシンガンを装備した都市迷彩服姿の男たち。その中にタダ一人、イタリア製のスーツを着こなした上品そうな男が混じっていた。
 一人だけ武器も持たないその男に、だが自然と周りの者たちから敬意と畏怖が向けられている。

「楊大人」

 詰まらなそうに兵隊たちが戦場跡を探索している様子を眺めていたスーツの男に、声が掛かる。

「一人、まだ息がありますが」

 楊と呼ばれた男は焔をあげるクルマから剃刀のような双眸を動かしもせず、何の感情も見せずに告げた。

「その程度の処理、一々問わなければ何も出来ないのかね?」

 声を掛けた兵士は怯えたように頷き、腰からスチェッキンAPbを抜き出し横たわる半死者に向けると、減音器越しにくぐもった銃声を響かせる。
 その無粋な音に楊は不敵に鼻を鳴らすと、懐から煙草を取り出し、足元でまだ燃えている黒焦げの死体で火を灯して、退屈そうに紫煙を燻らせた。

「大人、回収完了しました」
「分かった、撤収しろ」

 軍隊さながらの整った動作で撤収を開始する配下に、楊は初めて満足そうに微笑み、楽しげに口ずさんだ。

「日本か、なかなかいい所じゃないか。喰いでがありそうだ」

 赤々と照らし出される男の面は、恍惚とした笑みに彩られていた。






















 §  §  §  §  






















「レイ……なんですか?」
「雷公幇。香花幇の半独立的な対外組織といえば分かっていただけますか?」
「湖南の中華マフィアですか」
「ええ」

 家属公司(クラナド・カンパニー)日本支社ビルの27階応接室。
 革張りの椅子に深々と腰を沈め、ブランデーを舐めていた祐一の唇が感嘆の形を取る。
 ブラインドが開け放たれたミラーウィンドゥからは、夜の帳に包まれた街の火の煌めきが散乱している様がよく見えた。
 光の絞られた応接室は薄暗く、それだけに眼下の灯りが良く映える。

 しばらくぼやりと景色に双眸を注いでいた祐一は、流れるように窓際に麗と佇む女性を見やった。
 同じく夜の景色に目を傾ける女性の横顔は、彼が愛する女に驚くほど良く似ている。
 闇に溶けるかのような絹髪。かつて三つ編みして腰まで流していたその髪は、今や肩口で切り揃えられている。彼女がこの世界に戻った時、決別を示すように彼女は髪を刈った。
 それでも、自分たちに向けてくれる穏やかな瞳は変わる事がなく、それが想像以上にこの殺伐とした現状の中で自分たちに安らぎを与えてくれている事を、彼は自覚していた。

 クラナドカンパニー日本支社経営情報統合分析室長が彼女の現在の表向きの役職。
 その真の顔は【ガーディアン・ビースト】日本支部長。インド洋以東のGB勢力がほぼ日本一国に集約されている事実を鑑みれば、もはや極東支部長といっても過言ではないだろう。実際、日本支部を極東支部に格上げする動きがあるらしい。中国大陸への進出が遅々として進まない以上、そうした方が此処がアジアの拠点としての地位を明確化するためにもいいのだろう。
 そして、彼女はその立場をまっとうできる人物だ。

 水瀬秋子――相沢祐一の叔母であり、水瀬名雪の母にあたる人物。
 その血縁関係が真実であるかは、祐一本人にも確信を持てない。何しろ彼女に関しては過去の経歴がすべて『UNKNOWN』で埋め尽くされている。年齢ですら定かではない。多くの諜報関係者に【レディ・シークレット】と苦笑まじりに呼ばれているのは伊達ではない。
 だが、彼女が娘を娘として愛し、自分と名雪は彼女を母として愛している事実は違える事の無い真実だ。その真実があれば、他の事実などどうでもいい事なのだろう。

 しかし、と祐一は彼女の横顔を眺めながら思い巡らす。
 果たして、彼女は結果的にとはいえ名雪をこの世界に連れ戻した自分をどう思っているのだろう。水瀬家という平穏を皆して捨て去る事を決断させた自分の行動を、彼女は怨んではいないのだろうか。
 いかに幼い頃から幾多の戦闘術を学んでいた名雪とはいえ、本来は長閑に学生をやっているのが似合う少女である事は、祐一自身が何より知っている。その彼女を死と隣り合わせの血と硝煙の世界に引き摺り込んだ自分は、結局のところ疫病神なのではないだろうか。

「後悔するが人なれど、後悔によって足を止めるは人生における最大の愚である」
「……誰の言葉ですか?」

 我知らず思考の海へと意識を埋没させていたらしい。いつの間にか向かいの椅子に腰掛けていた秋子の言葉に、祐一は苦笑混じりに訊ねる。

「名も無き人殺しと名乗る人ですよ」
「……あいつですか」

 【キマイラ】の名を持つ戦闘マシーン。今は相方とともに考古学者の真似事をしている男を思い出し、祐一は苦味と甘味を同時に噛み締めたような顔をした。
 そんな甥の表情を伏目のまま見つめながら、秋子は静々と語る。

「私も幾多の後悔を抱えています。でも、その後悔で道に迷おうとは思いません。あの子はあの子の意思で今の場所にいるのですから。そして私もまた、私の意思で此処にいるのです」
「秋子さん」
「さあ、今はただ望むべき場所への道を歩きましょう。それがどれほど遥かな道程でも、その辿り着く先が私たちの望む場所なのかすら分からないのだとしても」

 今は歩を進めることしか出来ないのですから。そう云って、彼女は静かにグラスの中の酒を飲み干した。
 あの北国の時代、彼女が酒を嗜む場面を一度たりとも目撃したことはない。だが、あの事件以降こうやって時々彼女は酒に唇を浸す。それはただ、子供たちと共に盃を酌み交わせる時を待っていただけなのかもしれない。だが、心労を癒す薬として酒を手に取るのではないかという疑いを彼は禁じえなかった。
 例え、彼女が一切の酩酊を表に見せないのだとしても。

 望むべき場所。果たしてそれを自分は取り戻せるのだろうか。
 あの男との再会。それは望む場所へ辿り着くために絶対必要だった。だが、その再会こそが今、望むべき場所を遥かウテナへと押しやってしまった。皮肉か、それとも運命か。
 酒に煽られ血が疼く、殺意が踊る。決断の時は近いのかもしれない。そう胸中で冷たく述懐し、相沢祐一は瞑目した。
 内心の郷愁とは裏腹に、彼の唇は怜悧に今への問いかけを紡ぐ。

「それで、今日俺を呼んだのはその『雷公幇』ですか」

 秋子は表情の消えた面差しで頤を上下させると、瞑目したままの甥に冷え切った双眸を注ぎ、日本支部長としての無機質な口調で告げた。

「【フォックス】、GB有数のイレイザー・エージェントとしての貴方の手腕に期待します」




  to be next bullet.




目次





【RPG−7】
 1962年に旧ソ連で開発された対戦車ロケットランチャー。
 軽量小型で一人で運搬、発射可能であり、構造も単純、取り扱いも簡単で値段も安いため、東側を中心に発展途上国での軍隊、もしくはゲリラ、テロリストも多くがこれを保有している。
 ただ、その分『M1エイブラムス』などの第3世代戦車の正面装甲を突破するのは不可能。それでも装甲車やトーチカなどの堅固な構造物には有効である。
 一番使用頻度が高いロケット弾種は『PG−7』と呼ばれる『HEAT弾』。誘導は出来ず、目視による直接照準をしなければならない。
 また、発射時噴出する発射炎で位置を暴露し易い事。また、ロケット弾は安定翼の風見効果で横風に弱く、最大有効射程は静止目標で500m(必中を規するにはせいぜい300m)、移動目標なら200〜150mで射程が短い。
 先日、北朝鮮の工作船の乗員が巡視艇に向けてぶっ放したのがこの『RPG−7』である。

・RPG-7V発射機  /全長:0.95m /重量:6.3kg /口径:0.04m  
・PG-7 HEAT弾頭  /全長:0.93m /重量:2.25kg /弾体直径:0.08m
     /最大貫通力:320mm /初期速度:120m/秒 /最大速度:300m/秒 /最大有効射程:500m



【トカレフTT33】
 1933年にソ連軍に正式採用された中型拳銃。と、いっても生産が始まったのは36年。フィヨドル・バジレビッチ・トカレフ技師が設計を担当。設計には『コルトM1911ガバメント』が参考とされている。
 第二次世界大戦の東部戦線で使用され、ソ連そして捕獲する事で相当数をドイツ軍が使用した。銃弾にモーゼルミリタリー弾7.62mm×25を使用しているのだが、ドイツでは9mm×19弾を使用できるように改修されたという。銃弾の互換性によるものだろうか。だが、そのまま私物として所有する兵士も多数いたという。
 WW2後も東側諸国でそのまま使用され、今尚現役。ポーランドをはじめ、各国でライセンス・コピー生産されていた。  30口径(7.62mm)は口径は小さいが、モーゼルミリタリーは火薬は通常より多いため貫通力は優れている。が、それが同時にストッピングパワーが低いという事になり、人体を貫通してしまうため殺傷力は誉められない。その代わり、生半な防弾チョッキは突破してしまう。
 また、安全装置が存在しない拳銃でもある。グロックみたくトリガー部にあるのではなく完璧に存在しない。チャンバーに装填後は、とにかく引き金を引けば弾が出るのである意味ヤのつく職業の人にピッタリ。スターリン時代のソ連らしいと云ってはいけないのだろうか。
 日本に密輸品として流入し世間を騒がせたトカレフは中国製の粗悪コピー品である『54式拳銃』の方。此方は使用するに色々と覚悟を決めた方がいい。ある意味ロシアンルーレット。相手に当たらず自分に当たる(w 
 『ジオブリーダーズ』でトカレフの政が使用していた拳銃がこれである……当たり前か(汗)

 全長:194mm /重量:0.858kg /使用弾薬:7.62mm×25 /装弾数×8



【マカロフ】
 PM(ピストレット・マカロバ)とも呼ぶ(マカロフ拳銃という意味)。1951年に『トカレフ』の後継としてニコライ・フェイドロビッチ・マカロフ技師の設計により開発された小型拳銃。
 戦場での拳銃の重要性が薄れたためか、大型で威力の高いトカレフを反省し、携帯性に優れ、使用銃弾もトカレフより劣るもの(9mmマカロフ弾 ロシア製)を採用。評価はなかなか高い。
 形状は『ワルサーPP』に酷似。恐らくはこれがモデル。旧ソ連など東側諸国の軍・警察で採用。中国・ブルガリアなどでライセンス生産もされており、冷戦後は西側にも積極的に輸出される。今尚現役として使用中。
 1990年代後半からロシアンマフィアが『マカロフ』を大量生産して各国に密輸しており、ヤクザさんの装備は最近ではこちららしいとかなんとか。

 全長:161mm /重量:0.730kg /使用弾薬:9mmx18 /総弾数×8+1



【AK47 カラシニコフ】
 ミカイル・ティモフェイェビッチ・カラシニコフ氏製作により1947年に開発、49年に制式採用されたアサルト・ライフル。アメリカの『M16』、ドイツの『G3』と共に三大突撃銃の名を冠せられる。
 カラシニコフ氏は独ソ戦時に戦車兵軍曹であり、41年の独バルバロッサ作戦で負傷し、後方に配属され銃開発に携わるようになった。その際の彼の脳裏にあったのがドイツ軍の『MP40』などの突撃銃の凄まじい効力であり、同種の銃器の必要性を痛感した結果、新規開発に取り組むくととなる。
 彼が開発に加わる前の43年に既に使用銃弾である7.62mm×39弾(1943r7.62mm×39)は開発されており、45年にシモノフが試作した『SKSセミオートライフル』を経て、47年カラシニコフは試作ライフルを開発、49年に制式採用された。これが『AK47T型』。50〜51年にプラスチック製だったグリップを木製に変更、ストックの取り外し簡素化などの改良を施した『AK47U型』が誕生する。
 この後53年には排莢口前方の強化リブが削除され、ストックも取り外し不可能になった。これが『AK47V型』で、通常『カラシニコフ』と呼ばれるものはこれである。
 『AK47』の代名詞としては、一番に信頼性があげられるのではないだろうか。シンプルな構造で整備しなくても正常に作動し、泥水に浸けた直後でも弾詰まりを起こさず射撃可能という呆れたタフさは、密林・山岳・砂漠などの劣悪な環境においての信頼性で他の銃器の追随を許さない。さすがは銃までも凍りついたと云われるロシアで開発されただけある。
 戦場でなにより好まれるのがこの信頼性である以上、『AK47』は名銃の名を冠するに相応しいであろう。ベトナム戦争でベトコンが使用したのをはじめ、そのデタラメな安価さ、操作の簡単さから世界中の戦場で『AK47』の姿は見受けられる(ソ連が衛星国に大量にばら撒いた名残ともいえる)。
 欠点としては、ホールドオープン装置がない……つまり残弾数が分からない。マガジンが長く、伏せ撃ちがし辛いなど。また、ストック部分の構造が下方斜めになっているが、これがフルオートの射撃制度を低下させている。
 この形状はボルアクションライフルのストック形状で、発砲反動を上方に逃がすようになっている。一発ごとに構え直すボルトアクションライフルはこれが必要だが、弾をばら撒くフルオートだと一発目で銃口が跳ね上がり、他の弾が当たりにくい。
 改良型の『AKM』ではこの部分を改善している。

 全長:870mm /重量:4.3kg /使用弾薬:7.62mmx39 /総弾数×30



【スチェッキンAPS】
 1951年に前線下士官や特殊部隊向けに制式採用された大型自動拳銃。APSとはアブトマディック・ピストレット・スチェッキナ――スチェッキン突撃拳銃。
 当初からフルオート機能を持たせて設計されたある意味他に類を見ない銃で、毎分750発の連射速度を保有。またセレクタを切り換える事でセミ・オートでも撃てる。レート・リデューサーと云う独自の速度抑制装置、またスライドの後退量を大きく取ることで連射速度を落としており、連射時の制御は難しくない。
 とは云え、さすがに片手保持での連射は容易ではないらしく、命中精度を上げるためホルスター兼用のストックが付いている。
 本銃は上記の兵種の他にも、砲兵や工兵など小銃銃を装備できない部隊に配備されたが、戦場で9mm弾はあまりに非力なため、70年代に入ってからは第一線部隊から引き上げられ、 現在はロシア警察や内務省の治安維持部隊を現役で使用中。 また一部は特殊部隊用として改良が加えられ、減音器を装着可能にしたスチェッキンAPbが再配備されている。
 本編で『黄雷』兵士が使用してるのはこの『APb』の方。
 かの革命家チェ・ゲバラがボリビアで暗殺された際にこのスチェッキンを所有していたとも云われる。
 他には映画『フェイス・オフ』でも登場。また、ジョン・ウー(笑)

 全長:225mm/533mm /重量:1.4kg /使用弾薬:9mmx18 /総弾数×20

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