ご覧になる前に

このレポートは決行日の2ヵ月以上後に当時の記憶をもとに書かれたものです。よって記憶違いなどもかなりあると思います。ご了承ください。

また、このレポートは私が勢い(だけ)で書き上げたものです。

それでも宜しければどうぞご覧ください。


























第一回『オロチのまどろむ庭』オフ会in神戸レポート


作成者:五郎人道正宗











12:00

現地、神戸は三宮に到着。

ちなみに集合時間は14:00である。ずいぶん早く来てしまった。

まあ、飯を喰った後はゲーセンで時間を潰す事にする。

……せっかく神戸まで来たのだ、肉、肉、肉でがっつりと行きたかったが店を知らない以上どうしようもないので適当にファーストフードで済ます。

ちゃんと下調べしておけばよかった。反省。











14:10

……えー、遅刻しました(苦笑)。

これも『クイズマジックアカデミー』が悪いんだ、うん。


神楽さんからのメールに神楽さんとシフィルさんの外見の特徴が書いてあったのでそれを探す事にする。

……えー、『怪しいグラサン姿の二人組』は……。




いました。うん、確かに怪しい。

何かこう、声をかけるのが躊躇われるほどに(笑)。






とりあえず確認をしようと、事前のやり取りで教えてもらっていた神楽優人さんの携帯電話に電話をかける。

コール音を聞きながら『怪しいグラサン姿の二人組』の様子を伺う。

『怪しいグラサン(小)』が電話に出たところで確定の赤ランプ。










……違ってて欲しかったなぁ……なんてちょっぴり思ってしまったのは君と僕だけの秘密だ。







簡単に自己紹介をしたところで早速本日のメインイベント『KANON突貫作戦』に移る。


神楽さんの先導の下、ぞろぞろと歩いていく5人の男。

ビルに入ってからしばらくすると、明らかに空気が変わったがそれは全力で無視する事にする。

ビルの中を縫うように歩いていくと目的の『KANON』が見える。

えー、表に何人か人がいますね。

あー、空席待ちですか。

まさかいきなりこんな羞恥プレイをかまされるとは(泣)。



この時、頭痛と眩暈が襲ってきたのは睡眠不足のせいだ。そうに決まっている。



刻一刻とSAN(正気値)が削られていく中、遅刻の罰ゲームに話が及ぶ。

その中でウェイトレスのお姉さんを引き止めて10分間話をするなんてものが提案されたが、全力で拒否する。

純情シャイボゥイな私には無理です。



……ボゥイは冗談としても、シャイってのは本当ですからね。



既にSAN(正気値)が底をつき、虚空に向かって何事かぶつぶつと呟いているうちに順番が来たようで、ようやく店の中に入る事が出来た。

ふむ、此処がかの『KANON』か。

……思っていたよりはまともな店である。

ウェイトレスのおねーさんの服装と客層を除けば、の話であるが。



無難なところで済ませようかと渡されたメニューを見ていると誰かが何かに気づいたらしく、メニューの最初のページを見るように言われる。

そこに書いてある事を意訳すると





カメラ小僧に用は無ぇ






さすがは『KANON』初っ端から飛ばしてくれます。




さて、それぞれが頼むものを決めたようなのでウェイトレス(メイド)さんを呼ぶ事にする。

そこで私が栄えある(?)『メイドさんを呼ぶ係』に任命される。

そして目の前には小さなガラスのベル。どうやらこれを鳴らして呼ぶらしい。

……ふむ。こんな物で分かるのかねぇ……。

リリリン……リリリン……リリリン……









「「「「鳴らしすぎ」」」」



全員に突っ込まれましたとも、ええ。







注文の品が運ばれてくるのだが、その中でも一際目を引いたのが『ストロベリーマンマ』。

「『KANON』に来たならイチゴサンデーを頼まなきゃ」とそれらしい物を頼んだ勇者が約2名ばかり居たのである。

で、運ばれてきたものが









ガラスの器に敷き詰められた苺


その上にこれでもかとばかりに乗せられたホイップクリーム


そして仕上げに満遍なくかけられた苺のソース







……なんか見てるだけで血糖値上がりそうなんですけど(汗)。







まあ、そんなこんなで色々と楽しく会話をしたのですが、一番盛り上がった話題が












『イタイ話with自転車』








ってのはどうかと思う。




そして唐突に始まる






しふぃるせんせいとかぐらおにいさんの


『正しい官憲への勝負の挑み方』




「まあ、白バイはやめとけ」

「うん、そーやね。白バイはヤバイ。パトカーなら撒けるけどね」

「白バイに勝とうと思ったら高速で隼を用意して……」

「それでも替えのナンバー要るやろ」



……みんなはこんな大人になっちゃ駄目だよ。おじちゃんからのお願いだ

つーかそんな知識要りませんって(笑)。





飲食を終えたところで「これからどうするか」という話になったが、無難にカラオケというところで落ち着く。

そんな訳で『KANON』を後にしました。








15:40

『KANON』を後にして、皆で近くのカラオケボックスに行く。

ちょうど客引きの兄さんに割引券を貰うが、今日は使えないとの事。でもまあ、せっかくなのでその店に行く事にする。

店に入って部屋が空くのを待ってると(まあ、時期的に込んでるのでしょう)遠く蝦夷地から某氏が電話をかけてきました。

受付をしている間に皆でかわるがわる彼と話していたのだが……

えー、私何を話しましたっけ? なんか大したことは何も言わなかったような。



そうして案内された部屋に入る。まず気になったのがモニターの画像の乱れ。



「おい、これどうすんねん」

「やっぱアレやろ、壊れた家電にはチョップやろ」

つー訳で幸給氏が代表してチョップ。

……変化なし。

そこで周囲から角度は45度だ、と無責任なアドバイスがとぶ。

それを受けて再度チャレンジ。








神の手(ゴッド・ハンド)








いや、いい物を見せていただきました(笑)。


これで漸く落ち着いて選曲リストに目が通せるというものである。

暫くはページをめくる音だけが響く。

しっかし……どーも自分の好みの曲が無い。これはちょっと困った事になった。

まあ、最初はあまり奇を衒わずに行く事にする。

……それでどうして選ぶのが谷○新司なのか?なんて訊かないように。

私のレパートリーには最近のポップスは無いんですよ。他にはゴダ○ゴとかブルー○メッツとか……あ、かぐ○姫もいけますよ。

私は本当に20歳代か?



始めてからしばらくは普通に選曲し、歌い、楽しんでいた。そこにひとつの転機。


誰が入れたか、画面上部の予約欄に『仮面ライダー BRACK RX』の文字が。

仕掛けた。そう私は心の中でほくそえむ。

これで私も心置きなく私本来のカラオケを披露出来るというもの。私は何をぶつけるかを考えながらリストのページをめくる。


ところで『仮面ライダー』歌えないのって私だけですか(皆で歌ってるのにどうにかこうにか合わせながら)?


次に歌う曲を決めた私は、私の事が嫌いらしいリモコンに悪戦苦闘しながらナンバーを入力。

そして予約欄に現れる

『スーダラ節』の文字。





!?








メンバーに動揺が走る。石垣○うき氏ならここで「な、なんだってー!!」と驚くコマをふった事疑いない。

この瞬間、私は「勝った!」と心の中で叫ぶ。

ナニに? などとは訊かない事。

……まあ、本当ならクレイジー・キャッツでは『ハイ、それまでヨ』が好きなのだが、まあ周りが初心者のようなのでこっちに。



「この歌最後まで聞いたの初めてだなぁ」

そんな声が漏れる。



もうその後は皆やりたい放題。


流れるのは常にアニメソング。調子外れのシャウトが響く。

……私がトイレから帰ってきた時に野郎4人で『風のたどり着く場所』を歌ってた時はさすがにびびったが。



そんなこんなで地獄の饗宴も終わりの時間が近づき。最後に皆で何か歌おうか、という話になる。


……で、それでどうして『Tough Boys』(北斗の拳テーマソング)なんでしょうかね。ちょっと疑問なのだが。


でもどんな歌だったっけ。ちょっと忘れたなぁ……なんて思っていたのだが。

イントロが流れた瞬間、脳、いや全身の細胞がその眠っていた記憶を呼び覚ます。

結果…ノリノリ(笑)。

ところが大きな問題がひとつ。

声が出ません。

熱はあっという間に冷え、部屋の中にはオケと痛々しい叫びだけが響く。

ヴァー! 正直スマンかったぁ! だから早く終わってぇ!

そして演奏中止。完敗。





18:00

カラオケボックスを後にしたところで、私は今から帰宅することを告げ、皆と別れた。

よってその後の彼らの行動その他について、一切感知していません。

次回は名古屋で『山』なんて噂もあるが私は知らん、知らんぞぉ!







オシマイ
inserted by FC2 system