後書き
作者のエイトです。
拙い文を、どうもここまで読んで下さりありがとうございました。
以下かなり(独りよがりで)訳の分からない文章になってるかもしれませんので御注意を(汗)。
人ってあまり物事を客観的に見るということができませんよね。どんなものに対しても考えるのが自分である以上、なんらかの主観が入ってしまうのは仕方の無い事です。
ましてや(大きな理由はありますが)舞のように、あまり他のものに関心が無い人間ならなおさらです。
ですが、それだけではやっていくことはなかなか難しいものです。他人の目や評価に従って生きることは愚の骨頂ですが、時々は何らかの形で『今の自分』というものを見つめ直すこと、つまり『自省』することは必要になるでしょう。
これは反省するという意味ではありません。『自らを省みる』、そのままの言葉としてです。
ただ、最初にも書きましたようにそれほど簡単なことではありません。自分でできる人はたいしたものですが、大抵の場合は何らかのきっかけが必要となります。
舞の場合はかけがえの無い二人でしたが…他の場合はどういったものになるでしょうか? 家族? ペット? それとも思い出の品? もしかしたらニュートンがリンゴが落ちる事によって真理を発見したように、舞散る木の葉一枚がそれを気付かせるのかもしれません。
それが何であれ、『偉大な自省』ができる瞬間を逃さぬように祈りつつ…。
余談(笑)
実はこの話が生まれたのは色々事情がありまして…元々は某所での八岐さんと私の会話から端を発したものなんですね。
そのキーワードとは…ずばり舞のあの台詞です(笑)。勘のいい方、知っておられる方はお気づきかもしれませんが、ある有名小説の登場人物の台詞です。これを舞に言わせればどうなるか…ということになって私が書いたという訳です。
いや、世の中何がどうなるか分かりませんよね(爆)。
それでは(あれば)次回作でお目にかかりましょう。
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