魔法戦国群星伝



< 番外  群星伝公式年表 >





盟約歴前 ・大破壊戦争時代到来――世界規模での無差別戦略魔術使用が開始
・魔界からの侵攻が多発し始める
・《烈火四王の侵略》――暴竜姫リュクセンティナ・ファーフニル以下四人の魔王が同盟を組み、此方の世界に侵攻
・《アブシンベル大殲滅》――烈火四王を撃退した数名の魔術師たちが魔界にて烈火四王の支配領域を破壊し尽くした事件。特に被害の大きかったアブシンベルの名を取り、こう呼ばれている
・《永遠の盟約》――大魔法使いマーリンと十二使徒により世界と交された盟約。これにより事実上、魔術による大量殺戮は禁忌となる
盟約歴元年 ・《大盟約世界》――大盟約成立により改められた暦。実際認知されるのは数十年の時を経なければならないが、歴史的には盟約成立年を盟約歴元年とし、以後この世界を大盟約世界と呼称する
盟約歴5年 ・グエンディーナ大陸に十二使徒の一人、第四使徒アトワリアが移住
盟約歴48年 ・大魔法使いマーリン、大盟約世界から忽然と姿を消す
盟約歴108年 ・《魔王の消滅》――エウロパ領域圏ディアラント(現グラクティカ連合帝国ザールヴェヒト公国)に魔界より魔王ネクロフォロスが侵攻。ネクロフォロスの絶対魔術使用により『永遠の盟約』発動、ネクロフォロス消滅
盟約歴243年 ・アトワリア四世がグエンディーナ大陸を統一
盟約歴244年 ・魔法王国グエンディーナ誕生
盟約歴466年 ・地方豪族の独立が相次ぎ、魔法王国崩壊。分裂時代到来
盟約歴589年 ・グエンディーナ大陸東部 降山の地に『鬼』と呼ばれる集団が居着く
盟約歴870年 ・グエンディーナ大陸南西部に御音王国誕生
盟約歴877年 ・グエンディーナ大陸東部に東鳩帝国誕生
盟約歴881年 ・《第一次ものみヶ原会戦》――カノン皇国建国を決定付けた戦い。この戦いで後のカノン皇国初代皇王 美坂衛慎は敵対勢力を壊滅させた
・グエンディーナ大陸北西部にカノン皇国誕生
盟約歴978年 ・零細宗教組織『光翼会』が『FARGO』と改名
盟約歴979年 ・御音王国と東鳩帝国による小規模国境紛争勃発。先立っての貿易抗争と相まって三華の関係は緊張化
盟約歴981年 ・『FARGO』教団員3万人を突破。三華三国の公安組織による監視対象に認定
盟約歴983年 ・《FARGO争乱》――『FARGO』教団採血部隊活動開始。これにより事実上、『FARGO争乱』と呼ばれる一連の混乱が始まったとされる
・『FARGO』採血部隊による各地の村落襲撃が発生、激化
・採血部隊跳梁跋扈により、三華合同出資による傭兵部隊『アベンジャーズ』設立…隊長にグエン・ラン・フー就任
盟約歴984年 ・御音王国内の小規模な村落が『FARGO』採血部隊により壊滅……生存者無し
・《アヴェンジャーズ壊滅》――十数の採血部隊や『FARGO』支部を破壊した傭兵部隊が採血部隊『ブラッディ・ムーン』の奇襲を受け、壊滅。傭兵隊隊長グエン・ラン・フー戦死
盟約歴985年 ・《FARGO殺し》――『スレイヤー』と呼ばれる者により『FARGO』支部・採血部隊が多数壊滅。三華は公式にそのような人物を確認できず
・御音王国・東鳩帝国・カノン皇国による『FARGO』連合討伐軍結成
・《FARGO消滅》――総本山に攻め入った連合討伐軍八万に対し、FARGO教主が絶対魔術を使用。連合軍八万は全滅し、同時にFARGO教団は永遠の盟約の発動により消滅。『FARGO争乱』終結
・FARGO最強にして最悪と云われた採血部隊『ブラッディ・ムーン』が全滅

盟約歴1078年 春 ・魔狼王ヴォルフ・デラ・フェンリル、一体の有魂型魔造生命体を創造
盟約歴1084年 冬 ・折原みさお、病死
・才媛として知られていた小坂由起子が甥、折原浩平を連れて失踪
盟約歴1085年 夏 ・カノン皇国水瀬領避暑地にて、美坂香里、一人の魔族の少年と出会う
盟約歴1086年 冬 ・水瀬純一郎、病死。水瀬秋子公爵夫人が水瀬家公爵を継ぐ
盟約歴1088年 冬 ・月ノ宮美由、娘である月ノ宮あゆを大盟約世界に逃がす。本人は贄としてガディムに捧げられる
・相沢祐一、月宮あゆという翼を持つ少女と出逢う
・月宮あゆ、翼人により連れ戻される。この時に祐一はあゆとの記憶を封じられる
・相沢祐一、上泉伊世に弟子入り
盟約歴1090年 ・上泉伊世、魔界に現れ、魔狼王ヴォルフ・デラ・フェンリルの客分となる
・《第二一次魔界大戦勃発》――魔界二十二魔王の内、六人が滅び、新たに二人が魔王となり、魔界十八魔王体制に
・ジューン・ライツ・フェンリル、上泉伊世に弟子入りし、深陰流を学ぶ
盟約歴1091年  ・倉田佐祐理・一弥、川澄舞という少女と出逢う。以後、川澄舞は倉田家に客人として逗留
・御音王国で長年の圧政による不満が遂に暴動という形で露呈。
・北川潤という少年が皇城に現れ、いつの間にか居着いてしまう
・カノン皇国第10代皇王 美坂衛悟病死。長女 美坂香里がカノン皇国初めての女王として第11代皇王に即位
盟約歴1092年 初頭 ・《魔王大乱》――東鳩帝国宮廷魔術師団による召喚実験が失敗。魔王ガディムが出現し、配下の軍勢を喚び出した事で帝国全土が大混乱に
・《月城会戦》――東鳩帝国軍主力とガディム軍が激突。戦闘には勝利したものの、奇襲により本陣を攻撃され東鳩帝国皇帝戦死
・東鳩帝国皇帝戦死により後継者争いが激化。帝位継承者が軒並み不審死
・帝国貴族連合府創設――大貴族により迷走する帝国中枢が掌握されるも、すぐさま権力闘争の庭と化す
・宮廷内の大混乱に帝国軍の士気は地に落ち、各地で敗戦を繰り返し、事実上崩壊
・《義勇軍》――帝族の遥か末籍に属する藤田浩之が義勇軍創設。魔王軍を次々と撃破
・帝国貴族連合府、義勇軍に対し帝国軍への合流、連合府指揮下に入る事を命令。義勇軍、それを無視
・《星野峡谷会戦》――義勇軍が魔王軍三万を完全撃破し壊走させる
・帝国貴族連合府、義勇軍に対し解散命令。これに対し、各地で民衆暴動発生(公式には認められていないが、ここに長岡志保の暗躍の痕跡が見られる)
・来栖川大公爵、藤田浩之支持を表明。公爵軍三万と共に愛娘芹香・綾香の二人を義勇軍に合流させる
・帝国貴族連合府、義勇軍解散命令を撤回
・《風見ヶ原会戦》――帝国北部の魔王軍勢力を義勇軍が駆逐に成功
・《帝都包囲戦》――帝都を奇襲包囲した魔王軍を義勇軍が撃滅。藤田浩之、義勇軍と共に帝都入城
・帝国貴族連合府、二度目の義勇軍解散命令。義勇軍が命令を無視すると同時に、義勇軍を反乱軍と断定。帝国軍帝都守備隊に対し義勇軍首脳部の逮捕令が下される
・帝国軍帝都守備隊長、守備隊副隊長矢島忠広により拘束。帝都守備隊、義勇軍首脳部の逮捕を拒否
・義勇軍逮捕命令を知った帝都住人による暴動発生。帝城、暴徒と帝都守備隊により包囲
・《新皇帝即位》――藤田浩之、神岸あかり率いる部隊を帝城に突入させ、内部を制圧。宮廷貴族勢力を排除し、新皇帝として即位する事を発表
・《魔王討伐令》――皇帝の勅令により帝国全土の帝国軍に集結命令が発せられ、各地より帝国軍集結。義勇軍を中核とする新帝国軍結成
・《御影会戦》――帝国軍、ラルヴァグループを完全撃滅
・《魔王大乱終結》――藤田浩之、自らを含む少数精鋭によりガディムを襲撃。ガディムを魔界に追い返す事に成功する

盟約歴1092年 夏〜 ・御音王国での暴動、武力闘争に激化し、最終的に革命へと発展。
・各地革命勢力、御音王国軍の討伐により劣勢に
・小坂由起子を首魁とした統一革命軍が蜂起。御音各地の反政府組織が続々と彼女の元に集結し始める
・城島司率いる御音反政府組織『アンブレラ』、革命軍に合流
・小坂由起子、旧友の水瀬秋子を通じてカノンとの極秘援助協定を成立させる
・美坂香里即位一周年の記念式典に諸侯の約三分の一が参加せず。父の路線を踏襲した美坂香里の絶対皇政主義への明確な叛旗であり、叛乱の噂がこれ以上なく現実味を帯びた事件
盟約歴1093年 ・《此花会戦》――革命軍主力が一部勢力の裏切りにより王国軍の奇襲を受け、壊走。この戦いで、革命軍指揮官の一人、城島司が行方不明に
・カノンの守旧派諸侯の武闘派筆頭久瀬隆平侯爵が息子俊平により拘束され、強制的に隠居させられる。以後、久瀬侯爵家は守旧派から距離を起き、中立に位置する
・《橘の乱》――カノン皇国にて、橘公爵を首魁とする守旧派が叛乱を起こす
・相沢祐馬、一勢を率いて叛乱軍を撹乱
・久瀬俊平、近衛叛乱の意図有りの情報を倉田家にリーク。同時に、美坂香里が敗北する可能性を鑑み、皇妹美坂栞の確保を目論む(守旧派が勝利した場合は栞を女王に擁して政権を握る腹だったと目される)
・川澄舞率いる倉田佐祐理の私兵集団が皇城を急襲。直前に叛乱を起こしかけていた近衛騎士団の中枢を制圧
・近衛騎士団による女王抹殺失敗に、守旧派主力がものみヶ原に集結。皇都侵攻を図る
・《第二次ものみヶ原会戦》――ものみヶ原に集結した叛乱軍五万に水瀬秋子率いる一万が強襲。これを完全撃滅する。これにより事実上、叛乱は鎮圧された
・カノン叛乱に参加した諸侯は軒並み断絶。叛乱軍主将 橘敬介公爵、行方不明に
・カノン近衛騎士団廃絶。近衛警備隊に改変、隊長に素性の知れない人間である北川潤が就任する事で伝統ある近衛の権威完全失墜
・相沢祐馬子爵、嫡男祐一に爵位を譲り、自身は通商派遣官として夫人 相沢奈津子とともに海外に
・相沢祐一、領地統治を水瀬秋子に委託。自身も水瀬城に居を移す
・倉田佐祐理公爵令嬢、カノン皇国軍務宰相に就任
・久瀬俊平侯爵、カノン皇国防諜局長官に就任
・カノン皇国に近衛騎士団に変わって新たに皇王直属軍団 打撃騎士団(ストライク・ナイツ)を創設。団長に川澄舞就任
・東鳩帝国軍部にて、皇帝勅令による大陸西部侵攻計画の立案開始
・来栖川大公爵引退、長女来栖川芹香は後継を固持し、臨時に来栖川綾香が公爵位を継ぐ
・革命軍に秘密特務機関『タクティクス』が誕生。総帥にはTと呼ばれる人物が就任。以後、T機関という呼称で噂される
盟約歴1094年 ・《完全復興宣言》――東鳩帝国皇帝藤田浩之、内外に対し『魔王大乱』による荒廃から帝国が完全に復活した事を宣言。後に事実上の大陸統一宣言とも云われる
・《演劇作戦》――深山・川名の両軍師により『プロジェクト・シアター』立案決行。御音王国軍は革命軍に完全包囲撃滅され、御音王国は崩壊
・御音王国首都『中崎』革命軍により陥落。王制は廃止され、御音共和国誕生。初代大統領に小坂由起子が就任
・御音共和国大統領府特別調査局設立。局長に里村茜が就任
盟約歴1095年 ・翼人の住まう地『天翼界』にて争乱が勃発。この争乱の中で、あゆの父 天城葛はあゆを大盟約世界に逃がし、死亡
・カノン皇国外交団と藤田浩之が会見。藤田浩之、戦争の可能性について否定せず
・《帝国政情不安化》――帝国国内にて旧貴族勢力による叛乱が噂されだす。一部地方にて実際に小規模叛乱が発生
・相沢祐一、盗賊団討伐に訪れた街で、記憶喪失たいやき食い逃げ少女 月宮あゆと出逢う
・政情の不安化により帝国の対外侵攻が見送られたとの情報が飛び交う(後に一連の政情不安は長岡志保による情報操作と判明)
・カノン皇国、第一級戦時体制を第二級戦時体制に下げる。皇都に集結していた緊急展開軍を一時解体
・《三華大戦勃発》――矢島将軍率いる帝国先遣部隊がカノン皇国国境を突破。三華大戦勃発
・《皇都陥落》――矢島忠広、カノン国境部隊を一撃で粉砕。皇国軍の体勢が整う前に皇都『雪門』を包囲し皇城『スノーゲート』陥落
・《百花ヶ原会戦》――皇都から脱出した美坂香里たちを追撃する矢島機動騎士団三千と水瀬公爵軍一千が激突。矢島機動騎士団壊滅
・《皇軍集結令》――美坂香里以下皇国首脳部は水瀬城へと入場。皇国全土に向けて帝国軍への徹底反抗と全軍の集結命令を発令
・《近衛騎士団》――北川潤率いるカノン皇国近衛警備隊が近衛騎士団に昇格
・《全面攻勢宣言》――来栖川・坂下両軍を残し、帝国正規軍総出陣決定。柳川・雛山両軍はカノン北部へと侵攻開始。佐藤雅史の近衛兵団、皇都に先行進出
・《符法院壊滅》――カノン皇国の魔術集団『陰陽符法院』が姫川琴音の襲撃を受け、壊滅
・《水瀬城強襲》――長岡志保の密命を受けた柏木耕一、梓、柳川裕也が水瀬城を襲撃。美坂香里の拉致を目論むも、帰還した相沢祐一と川澄舞に阻まれる
・柳川軍団、斉藤啓伯爵率いるカノン北部連合を撃破。水瀬領に向けて順調に進撃
・藤田浩之率いる帝国主力の皇都集結完了
・斉藤伯爵の篭もる斉藤城を柳川軍団が包囲
・水瀬秋子を通じて、御音共和国の対帝国参戦がカノン皇国に伝えられる
・《反攻宣言》――美坂香里、対帝国反攻作戦の発動を宣言。水瀬秋子率いる水瀬公爵軍、斉藤軍援護のため北上
・美坂香里を総大将とする皇国軍主力が水瀬城を出立。香里拉致を再び目論んだ耕一、梓を北川が撃退
・《霞》――水瀬秋子の来援を好機として、斉藤勢は柳川軍団の包囲を脱出し、後方にて補給線の破壊を開始
・《赤種会戦》――水瀬公爵軍一万二〇〇〇と柳川伯爵軍二万四〇〇〇が激突。戦線は水瀬公爵軍の守勢により膠着化。三日後の状況変化までこの状態は続く
・《混沌の魔王》――魔王ガディムによる大盟約世界と魔界を繋ぐ『門』が開き始める。同時にラルヴァの大量召喚開始
・《第三次ものみヶ原会戦》――『三華大戦』最大の戦いと呼ばれる大激戦。皇国軍七万三〇〇〇と帝国軍八万六〇〇〇が激突。帝国軍優勢に戦局は進むものの、御音参戦の報に帝国軍撤退
・《御音共和国軍参戦》――稲木佐織率いる御音第二軍団が帝国国境を突破し、帝国領内に侵攻開始
・《篠街道撤退戦》――撤退する帝国軍を追撃するカノン軍を保科智子率いる二万五〇〇が食い止めた戦い。後世にも撤退戦の誉れとして知られる壮烈な戦いとなった
・《西園寺会戦》――御音第二軍団と帝国本土防衛部隊との戦い。
・《戦略奇襲》――折原浩平率いる御音第一軍団、軍勢通過が不可能といわれた難所―巳間峠を突破し、東鳩帝国に侵攻。がら空きの帝都に向けて進撃開始
・来栖川綾香、軍勢を坂下好恵に預け、少数の兵を率いて第一軍団を追撃開始
・柳川軍団、御音参戦と主力軍撤退の報告に撤退開始。殿を請け負った松原勢、水瀬勢の包囲を受け壊滅
・斉藤勢、雛山勢の奇襲を受け、かなりの損害を受け、柳川勢の追撃を断念
・藤田浩之、皇都にて御音第一軍団の帝都進撃の報を聞き、近衛兵団を帝都に緊急派遣
・来栖川綾香、御音第一軍団への奇襲を仕掛ける前に、折原・長森勢の逆奇襲を受け壊滅
・《魔王召喚》帝国魔導院院長 来栖川芹香、魔狼王ヴォルフ・デラ・フェンリルを召喚。魔狼王と帝国守護の契約を交す
・魔狼王の働きで魔獣の大群が御音第一軍団の進軍路を塞ぎ、御音第一軍団進撃停止
・この時代の常識を上回る行軍速度で佐藤雅史率いる近衛兵団が帝都入城。
・御音第一軍・第二軍、帝都急襲作戦を中止し、御音国境まで後退
・藤田浩之率いる主力軍、並びに柳川・雛山両軍、帝都領内に撤退。
・カノン皇国軍、皇都奪還。帝国国境に進軍
・《戦線膠着》――戦闘は国境付近での小競り合いに終始し出し、以後三ヶ月に渡って戦線は膠着する
盟約歴1096年 ・《ラルヴァ始動》――大陸全土に潜伏していたラルヴァの活動が活発化。三華にガディム再臨の激震が走る。ラルヴァの拡散は大陸全土に広がっており、ガディムの侵攻が前回のように帝国に留まらない事が明らかになった
・大陸の竜脈溜――御音の山葉と東鳩の降山盆地――に『灰燼の卵』が設置させる
・カノン・御音と東鳩帝国の極秘停戦交渉決裂
・《折戸会談》御音共和国折戸で行なわれたカノン皇国・御音共和国両国首脳による直接会談。ここで対ガディム戦の共闘と、対帝国戦争の終結に向けた話し合いが行なわれた
・《来栖川別邸戦》――美坂香里直卒の御音・カノン混成精鋭部隊が藤田浩之の滞在する来栖川家別邸を急襲
・《来栖川別邸会談》――カノン皇国皇王美坂香里と東鳩帝国皇帝藤田浩之による直接会談。二人は停戦に合意。事実上、この瞬間『三華大戦』は終結した
・《第二次魔王大乱》――世界に穿たれた『門』を通り、完全に力を維持したガディムが大盟約世界に降臨。ラルヴァの活動が本格化。各地の都市・集落への襲撃を開始
・《三華同盟》――カノン皇国岡崎にて、三華の首脳が集い、会談が開かれた。『三華大戦』の戦後補償などが話し合われ、最終的に三国共同での魔王討伐に同意。同時に対外敵同盟『三華同盟』を締結
・《戦女神の庭》――岡崎会談にて、三華共同の戦争指導機関設置が決定。三華連合参謀本部『大本営』設立
・大陸各地でラルヴァとの戦闘激化
・《演劇作戦第二幕》――『大本営』により、ラルヴァ撃滅作戦『輝く季節(ストラーレン・ヤーレスツァイト)』立案
・《輝く季節》――作戦『輝く季節』発動。符法院戦闘部隊『鈴音』と水瀬公爵軍による別働部隊による攻撃と、《猪名川会戦》と呼ばれる三日に及ぶ三華全軍の総力を挙げた激戦で、初期に召喚されたラルヴァ約30万鬼全滅
・三華の情報部が『灰燼の卵』の存在を察知
・ラルヴァの大量召喚が再開される
・魔王討伐作戦『三華作戦(ドライエック・ブルーメ)』が『大本営』にて実施決定
・水瀬秋子、ぴろしきが大陸妖族の長 玉藻前と会談。対ガディム戦への協力の約束を取り付ける
・水瀬城がガディムの配下の魔族により襲撃。月宮あゆが拉致される
・相沢祐馬・奈津子夫妻帰国。相沢祐馬、子爵位復活。相沢奈津子、上泉伊世を伴い姿を消す
・《三華作戦開始》――魔王討伐・二箇所の『灰燼の卵』破壊という三箇所同時攻撃作戦開始
・妖族八万鬼が参戦。各地の対ラルヴァ戦線に援軍として来援
・《煉獄会戦》――《山葉・降山の戦い》勃発






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